レイ・フロンティア、大阪・関西万博初日の来場者データをもとにした行動傾向調査結果を公開

レイ・フロンティア、大阪・関西万博初日の来場者データをもとにした行動傾向調査結果を公開

レイ・フロンティア株式会社は、2025年4月13日に開催された大阪・関西万博の初日における来場者の行動を、同社のAI位置情報解析技術「SilentLog Analytics」を用いて分析した結果を公開しました。


時間帯別の人流と行動傾向

6:00〜8:00
・東ゲート付近での滞在が確認されました。
・一部区間では徒歩による移動も発生しました。

ヒートマップ

滞在場所

徒歩移動

8:00〜10:00
・万博会場のゲート付近に滞在者が集中しました。
・西ゲートに向かう徒歩移動も増加傾向にありました。

ヒートマップ

滞在場所

徒歩移動

10:00〜12:00
・会場内の密度が最大に。
・パビリオン間の徒歩移動も活発でした。

ヒートマップ

滞在場所

徒歩移動

12:00〜14:00
・エンパワーリングゾーンへの移動が増加。
・他の時間帯と比べて平均歩行距離が短くなっていました。

ヒートマップ

滞在場所

徒歩移動

14:00〜16:00
・会場内の滞在が全体的に分散傾向となりました。
・大屋根リング部分では人流が見られませんでした。

ヒートマップ

滞在場所

徒歩移動

16:00〜18:00
・会場西側のターミナル周辺で人流が増加。
・出口方向への移動も多く見られました。

ヒートマップ

滞在場所

徒歩移動

18:00〜20:00
・徒歩移動の多くが会場外方向に向かっていました。

ヒートマップ

滞在場所

徒歩移動

20:00〜22:00
・全体的な滞在者数が大きく減少しました。
・東ゲートゾーンに向かう徒歩移動が中心となっていました。

ヒートマップ

滞在場所

徒歩移動

1日を通したAI推定による傾向

・会場オープン時間(9:00〜22:00)において、滞在密度が最も高かったのは10:00〜12:00および12:00〜14:00でした。
・18:00以降は、出口方向への移動や会場外での滞在が主流となりました。

来場者の属性傾向(性別・年齢・居住地)

レイ・フロンティアのAI推定によると、万博初日の来場者属性は以下の通りです。

・居住地:大阪府(51%)、兵庫県(12%)
・性別:男性(73%)、女性(11%) ※その他・不明を除く
・年齢層:50代(46%)、40代(29%)

都道府県

性別

年齢

調査概要

調査日:2025年4月13日(大阪・関西万博 初日)
対象エリア:夢洲およびその周辺
分析手法:スマートフォン位置情報を活用したAI解析(SilentLog Analytics)
分析時間帯:6:00〜22:00(2時間ごと)
分析指標:ヒートマップ(滞在密度)、滞在場所の変化、徒歩移動、年齢・性別・都道府県の推定

※データは、レイ・フロンティアが提供するスマートフォンアプリ「SilentLog」から取得した匿名化済みの位置情報をもとにしています。
※本分析結果は、レイ・フロンティアが取得したデータに基づくものであり、実際の来場者分布とは異なる可能性があります。

出典元:レイ・フロンティア株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000201.000011357.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング AI

関連する投稿


【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

Googleが2025年12月のコアアルゴリズムアップデート(December 2025 core update)をリリースしました。


オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~69歳の男女を対象に「オンラインギフト(eギフト)」を贈った経験について調査し、結果を公開しました。


電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループは、世界56市場から収集したデータに基づき、「世界の広告費成長率予測」の最新値を発表しました。


【無料レポート】デジタル・トレンド白書2025 – with AI編|ダウンロードページ

【無料レポート】デジタル・トレンド白書2025 – with AI編|ダウンロードページ

「デジタル・トレンド白書2025 – with AI編」は、急速に拡大し始めた「With AI」社会における消費者の行動変容を、国内最大規模の行動ログデータとアンケート調査に基づき分析したものです。各生成AIのユーザー推移やヘビーユーザーの属性分析、ChatGPT・Gemini等のサービス比較に加え、ビジネス・プライベートシーンでの活用実態、「AI彼女・彼氏」アプリの台頭など、AIトレンドに関する多角的な調査・コラムを収録しています。


ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

株式会社kazeniwaは、ファン施策の実施率およびファン育成施策の効果に関する調査を実施し、結果を公開しました。


ページトップへ