【2025年】ドンキの注目商品ランキングTOP5!ヒットの裏側をデータで分析

【2025年】ドンキの注目商品ランキングTOP5!ヒットの裏側をデータで分析

「驚安」でおなじみのドン・キホーテ。なかでもプライベートブランド「情熱価格」は、コスパ重視のユーザーから高い支持を集めています。そんな情熱価格の商品の中で、特に注目を集めているのはどの商品なのでしょうか。本記事では、サイトの訪問者数から、よく見られた商品上位5つを取り上げ、ヒットの背景を読み解きます。


ドンキのプライベートブランド「情熱価格」とは?

ドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」は、「お客さまの声をカタチに」をブランドメッセージに、価格・品質・独自性を追求した商品を展開しています。

そんな情熱価格の中で注目を集めているのはどの商品なのでしょうか。本記事では、商品詳細ページの訪問者数が多い上位5商品を紹介し、ヒットの要因を探ります。

なお分析には、株式会社ヴァリューズのWeb行動ログ分析ツール「Dockpit(ドックピット)」を用います。

情熱価格の注目商品ランキング

早速、商品詳細ページの訪問者数ランキングを見ていきましょう。

情熱価格商品詳細ページの訪問者数

情熱価格商品詳細ページの訪問者数
集計期間:2024年6月~2025年5月
デバイス:PC、スマートフォン

テレビやエアコンなどの家電から、ツナ缶といった食品まで、幅広いジャンルの商品がランクインしています。

1位と2位の商品ページはすでに削除または移動されており閲覧できないため、3位~7位にランクインした以下の5商品について紹介します。

・DO-LENS(ド・レンズ)
・ラクノリ
・EVA PLUS CROSS
・スニーカー心地のラクすぎビジネスシューズ
・スマホ連動イヤークリーナー

■ド・レンズ

「ド・レンズ」は、1DAYタイプの使い捨てコンタクトレンズです。

ド・レンズ

低含水ながら適度な水分量を保つことで、ドライ感の少ない快適なつけ心地を実現しています。

また、流通工程を工夫することで、品質を維持しながらコストを削減しています。そのため、消耗品のコンタクトレンズを手頃な価格で購入できる点も魅力です。

■ラクノリ

「ラクノリ」は、子どもの成長に合わせて長く使える設計の自転車です。

ラクノリ

身長135cm~180cmの幅広い体格に対応しており、成長期の子どもでも買い替えの必要がなく、長く使える点が特徴です。

また、シンプルなデザインとなっており、年齢や性別が異なる家族間での共用にも向いています。

■EVA PLUS CROSS

「EVA PLUS CROSS」は、スタイリッシュな見た目が魅力の電動アシスト自転車です。

EVA PLUS CROSS

バッテリーをフレーム内に収めた設計により、電動アシスト自転車とは思えないスタイリッシュな見た目を実現しています。

また約19.8kgと軽量で、1回の充電で最大約60km走行可能と機能面も優れています。

■スニーカー心地のラクすぎビジネスシューズ

「スニーカー心地のラクすぎビジネスシューズ(以下、ラクすぎビジネスシューズ)」は、スニーカーのような履き心地を実現したビジネスシューズです。

スニーカー心地のラクすぎビジネスシューズ

約261gと通常のビジネスシューズの約半分の重さに加え、クッションソールとストレッチ素材を採用し、長時間でも快適に履ける設計になっています。

2023年11月に発売されると、年間4.2万足を売り上げる大ヒット商品となりました。さらに、ユーザーの声を取り入れ改良された新作が2024年12月に登場しています(※)。

※参考:ITmedia「ドンキの大ヒット「年間4.2万足」の靴 お客の“ダメ出し”から新作が登場」

■スマホ連動イヤークリーナー

「スマホ連動イヤークリーナー」は、スマホ画面で確認しながら耳掃除ができる耳かきです。

スマホ連動イヤークリーナー

先端に内蔵された小型カメラがスマホアプリと連動することで、スマホ画面で耳の中を確認しながら耳掃除ができる画期的な耳かきとなっています。

ネジ式で簡単に交換できる4種類のイヤースプーンが付属しており、使い勝手にもこだわった便利アイテムです。

なぜ売れた?5商品のヒット要因を探る

5つの商品がヒットした背景には、どのような要因があるのでしょうか?SNSでの動向や商品ページへの流入経路から分析していきます。

■SNSでバズったのは?500万回再生を超える商品も!

近年のトレンドはSNSから生まれることが多いため、まずは各商品のSNSでの動向を確認していきましょう。

以下の表は、2025年7月時点のドン・キホーテ公式TikTokにおける商品紹介動画の再生数です。

商品

再生数(M:100万回)

ド・レンズ

5.3M
ラクノリ0.5M
EVA PLUS CROSS3.2M
スニーカー心地のラクすぎビジネスシューズ動画なし
スマホ連動イヤークリーナー4.9M

ドンキ公式TikTokの動画再生数(2025年7月9日時点)

動画を確認できた4商品については、どれも50万回再生を超えており、最も再生数が多かったド・レンズは500万回再生を超えていました。

ド・レンズ、EVA PLUS CROSS、スマホ連動イヤークリーナーは「50万回以上再生された商品(2024)」にも選ばれており、TikTokでバズった商品といえるでしょう。

こうしたSNSで多くの人の目に留まったことが、ヒットの一因と考えられます。

■商品ページへは検索から訪問する人がほとんど

以下の図は、商品紹介ページの流入経路を示しています。

情熱価格商品ページへの流入経路

商品紹介ページの集客構造
集計期間:2024年6月~2025年5月
デバイス:PC、スマートフォン

どの商品も、主な流入経路は自然検索でした。

ラクすぎビジネスシューズは外部サイトから、スマホ連動イヤークリーナーはソーシャルからの流入が、他の商品に比べ若干多くなっていますが、いずれも検索経由の訪問が大半を占めています。

■商品名で検索される商品とカテゴリーから探される商品の違いとは?

では、どのような検索ワードから各ページに流入したのでしょうか。以下の表は、各ページで最も流入の多かった検索ワードを示しています。

商品検索ワード
ド・レンズドンキ コンタクト
ラクノリドンキ 自転車
EVA PLUS CROSSドン・キホーテ 自転車
スニーカー心地のラクすぎビジネスシューズスニーカー心地のラクすぎビジネスシューズ
スマホ連動イヤークリーナースマホ連動イヤークリーナー

商品紹介ページへの流入キーワード1位

集計期間:2024年6月~2025年5月

デバイス:PC、スマートフォン

ラクすぎビジネスシューズとスマホ連動イヤークリーナーは、商品名をそのまま検索して訪問したケースが最多でした。これらの商品は、商品名自体が特徴を説明しており、名前のインパクトが検索につながったと考えられます。

一方、ド・レンズ、ラクノリ、EVA PLUS CROSSは「コンタクト」や「自転車」という商品カテゴリーの検索から流入していました。今回ランクインした商品だけでなく、カテゴリー商品全体への人気がドンキで高いことがうかがえます。

ドンキといえば「自転車」?ドンキにおける自転車人気

実際、「自転車」は「ドンキ/ドン・キホーテ/ドンキホーテ」と一緒に検索されたワードの中で12番目に多く検索されていました。

「ドンキ/ドン・キホーテ/ドンキホーテ」との掛け合わせワード

「ドンキ/ドン・キホーテ/ドンキホーテ」との掛け合わせワード
集計期間:2024年6月~2025年5月
デバイス:PC、スマートフォン

通年で販売されているアイテムに絞ると検索数が最も多く、自転車はドンキでも人気商品であることがわかります。

カラコン人気がド・レンズのヒットを後押し?

また、コンタクトに関してはカラーコンタクトの人気が影響している可能性があります。以下に示すように、「カラコン」と一緒に検索されたワードを見ると、「ドンキ」が4位に入っています。

「カラコン」との掛け合わせワード

「カラコン」との掛け合わせワード
集計期間:2024年6月~2025年5月
デバイス:PC、スマートフォン

「カラコンといえばドンキ」というイメージが品質への信頼感につながり、ド・レンズの人気を後押ししている可能性があります。

まとめ

今回はドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」のヒット商品について分析しました。

これまで培ってきた信頼や、品質を維持しながら価格を抑える企業努力、ユーザーのニーズをとらえたユニークな商品設計、SNSでの反響などが、これらの商品のヒットにつながったと考えられます。

情熱価格は他ブランドにはないユニークな商品を多く発売しています。今後どのような商品を展開し、ヒットさせていくのか注目です。

▼今回の分析にはWeb行動ログ調査ツール『Dockpit』を使用しています。『Dockpit』では毎月更新される行動データを用いて、手元のブラウザでキーワード分析やトレンド調査を行えます。無料版もありますので、興味のある方は下記よりぜひご登録ください。

dockpit 無料版の登録はこちら

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この記事のライター

2026年4月に入社予定の大学院修士課程1年生です。大学では分子生物学系の研究に取り組んでいます。

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