イード、中国SNS「RED(小紅書)」を活用した訪日中国人向けインバウンドマーケティング支援サービスを提供開始

イード、中国SNS「RED(小紅書)」を活用した訪日中国人向けインバウンドマーケティング支援サービスを提供開始

株式会社イードは、急増する訪日中国人旅行者の消費行動に対応するため、中国SNS「RED(小紅書)」および「抖音(中国版TikTok)」を活用した訪日中国人向けインバウンドマーケティング支援サービスを開始したことを発表しました。


サービス開始の背景

訪日市場の急拡大

日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2024年の訪日外国人旅行者数は36,869,900人で前年比47.1%増と過去最高を記録、中国からの渡航需要も急速に回復しています。

出典:https://www.jnto.go.jp/news/_files/20250115_1615.pdf

日本企業の課題

言語・規制・文化の違いから、中国SNSのアカウント運用やインフルエンサー施策を内製化することは難しく、専門的なノウハウを持つパートナーが求められています。

こうした市場環境を踏まえ、イードは自社のデジタルマーケティングの知見と中国SNS専門チームが培った運用ノウハウを融合し、ワンストップで施策を支援する新サービスを立ち上げました。

サービス概要

メニュー・主な内容・特長

【アカウント運用代行】
 RED/抖音公式アカウントの開設・投稿企画・撮影/編集・コメント管理
 禁止表現・規約違反を避ける安全運用体制

【KOC/KOL(※)キャスティング】
 在日・中国本土のインフルエンサーを目的別に選定し投稿を実行
 月初一括募集方式

【広告・ライブコマース運用】
 RED広告配信、抖音ライブ配信の企画・実装
 即時CV獲得とファン化を同時に実現

【データ分析レポート】
 再生数・保存数・来店/購買データを可視化

(※)KOL/KOCとはインフルエンサーの敬称で、KOLはフォロワー10,000人以上の大型インフルエンサーのこと、KOCはフォロワー1,000人~9,999人のマイクロインフルエンサーのことです。

今後は以下プラン・メニューの拡充などを予定しているとのことです。

・2025年夏:飲食・小売・宿泊業向けテンプレートプランの公開
・2025年秋:「618」「ダブル11」に向けたキャンペーンメニューの拡充
・2026年以降:越境EC支援、インバウンド決済ソリューションとの連携

出典元:株式会社イード

引用:https://www.iid.co.jp/news/press/2025/073001html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

Googleが2025年12月のコアアルゴリズムアップデート(December 2025 core update)をリリースしました。


オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~69歳の男女を対象に「オンラインギフト(eギフト)」を贈った経験について調査し、結果を公開しました。


電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループは、世界56市場から収集したデータに基づき、「世界の広告費成長率予測」の最新値を発表しました。


ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

株式会社kazeniwaは、ファン施策の実施率およびファン育成施策の効果に関する調査を実施し、結果を公開しました。


若年層の生成AI利用実態「ふと気になったことを調べる」が3割半ばで最多【LINEリサーチ調査】

若年層の生成AI利用実態「ふと気になったことを調べる」が3割半ばで最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、、全国の15~24歳の男女を対象にした「生成AIサービスの利用とその内容」の継続調査として2025年9月期の結果を公開しました。


ページトップへ