「大阪・関西万博に行った・行く予定がある」のは25.1%
50~70代はいずれも、過去の万博(※)来場経験者の方が参加意向が高く、年齢が下がるほどその傾向が顕著。
回答者全体で「大阪・関西万博に行った・行く予定がある」は25.1%に。
過去に万博や博覧会に行ったことがある人の参加意向は32.4%、行ったことがない人は12.3%。約3倍の差があり、50代~70代の各世代でも同じ傾向が見られます。
参考として、2025年5月に株式会社三菱総合研究所が行った調査では、50代男女は29.9%、60代男女は29.0%が来場・来場予定と報告されており、今回の調査結果よりやや高めの数値となっています。
※過去の万博や博覧会とは以下の5つを指します。
1970年:日本万国博覧会(大阪万博)大阪府/1975年:沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)沖縄県/1985年:国際科学技術博覧会(つくば万博)茨城県/1990年:国際花と緑の博覧会(花博)大阪府/2005年:2005年日本国際博覧会(愛・地球博)愛知県
大阪・関西万博が「盛り上がっている」と感じている人は65.1%
年代別でも、いずれの世代も過半数が「盛り上がり」を実感。
「盛り上がっている」「やや盛り上がっている」と感じている人は65.1%。年齢別でも、いずれの世代も6割以上が盛り上がりを実感している傾向がうかがえました。
大阪・関西万博に一緒に行く相手は「配偶者・パートナー」が60.3%で最多
次いで「実子・実子の配偶者・パートナー」が35.5%、「ひとり」は17.7%。
・配偶者・パートナーと行った人が60.3% で最多。次いで、実子・実子の配偶者・パートナーと一緒に行った人が35.5%と続く。
・ひとりで行った人も17.7%と、2割弱存在している。
チケットの入手方法はオンライン予約が53.2%で過半数
チケットをもらった人が22.7%と、いただき物での来場も多い。
来場・来場予定者の53.2%は、オンラインで予約してチケットを購入したと回答しました。
チケットをもらった人は22.7%、旅行代理店やコンビニなどのアナログな方法で購入した人は10%を下回る結果となりました。
過去の万博は月の石、太陽の塔の思い出(1970年の大阪万博)
今回の万博は未来への提案。大阪・関西万博に実際に行った方の感想。
■過去の万博の思い出(1970年の大阪万博)
・5歳だったので、パビリオンの思い出はないが、とても人が多くすごい盛り上がりだった 。太陽の塔が不思議で素敵に思えた。パイナップルが食べたことのない美味しさだった。(59歳)
・当時は中学生だったが、日本国中で盛り上がっていた印象がある。岡本太郎の「太陽の塔」、三波春夫の「世界の国からこんにちは」、アメリカ館の「月の石」、人間洗濯機、携帯電話、電気自動車などを思い出す。(68歳)
■大阪・関西万博との比較
・1回目は大屋根リングから会場を見渡しました。各国の予約抽選に外れ残念でしたが55年前に学校からの社会見学や両親達と行った大阪万博を思い出しました。(71歳)
・現在のも素晴らしいのですが、1970年の大阪万博はティーンエイジャーの身としては未来の輝かしい状態に胸が震えるものがありました。今のもそうですが、感性がやはり鈍ってしまったのかも。それでも大屋根リングは圧巻です。(70歳)
・1970年の大阪万博は発展する日本を感じた。というか子供だったのでワクワク感でいっぱいだった。 2025年の大阪・関西万博は、健康的に暮らせる未来を夢見る。(68歳)
■その他
・生きている最後の万博に行けるチャンスだと思い。(69歳)
・楽しい!4回行きました!(62歳)
・どうだった? 暑かったでしょ? 待ち時間は? 並んだ? と、内容より状況を聞かれることが多い。(69歳)
出典元:株式会社ハルメクホールディングス/ハルメク 生きかた上手研究所調べ
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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https://manamina.valuesccg.com/articles/41212025年4月13日、大阪・関西万博がいよいよ開幕しました。国内はもちろん、海外からも多くのパビリオンが出展され、最先端技術や文化が体感できます。そんなパビリオンのなかで、期待度が高いパビリオンは一体どれなのでしょうか。今回は大阪・関西万博公式サイト等の訪問者数から、注目されているパビリオンをランキング形式で紹介します





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