ギフト選びで生成AIを使った人は7%にとどまる
「頻繁に利用している」と回答した人は4%、「数回程度」が3%で、全体のわずか7%。一方、「名前は知っているが使ったことはない」26%、「ギフト選びでは利用したことがない」43%、「存在自体を知らなかった」24%と、9割以上が“未利用層”であることが分かりました。
生成AIの認知は広がっているものの、「ギフト選び」というパーソナルな領域では、まだ活用が進んでいない実態が浮き彫りになりました。
利用理由は「時短」や「的確さ」 "便利さ"を評価する声も
生成AIを利用・利用したい理由としては、「相手の年齢や性別に合った候補が出せる」(16%)、「予算に合わせて提案してくれる」(16%)、「自分で考える時間を省ける」(16%)など、効率性や精度の高さを評価する回答が多く見られました。
一方、「SNSや記事にない選択肢が見つかるから」(4%)など、創造的な使い方はまだ少なく、“便利な補助ツール”としての利用が中心であることが分かりました。
"ギフトは気持ちで選びたい" AI活用に抵抗を感じる人が6割超に
AI活用への心理的な抵抗について尋ねたところ、「抵抗はない(便利だと思う)」が35%だったのに対し、「やや抵抗がある」31%、「大きな抵抗がある」34%と回答した人は合計65%にのぼりました。
多くの人がAIの便利さを理解しながらも、ギフト選びにおいては"気持ちを込める行為"としての人間的な要素を重視していることがうかがえます。
AIが選んだギフトの“購入経験”はわずか1%
「生成AIが提案したギフトをそのまま購入したことがある」と回答した人はわずか1%。ただし「候補に入れたが購入していない」(4%)、「今後はあり得る」(36%)という回答もあり、現時点では参考ツールとして活用する傾向がうかがえます。
今後、AI提案の精度が上がれば、ギフト選びの“相談相手”としてAIを取り入れる人が増える可能性もあります。
調査概要
調査対象: 10代~60代の男女
調査期間: 2025年10月2日~2025年10月2日
調査機関: クラウドソーシングサイト
調査方法:各質問項目の回答割合を算出
有効回答数: 200名
出典元:株式会社システムリサーチ
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