世代別SNS利用率 Z世代・上世代
Z世代・上世代のSNSの利用率はグラフの通りです。
Z世代が最も利用しているSNSは「YouTube」で利用率86.1%。2位「LINE」85.8 %、3位「Instagram」71.6%、4位「X」66.8%、5位「TikTok」52.8%でした。
1位の「YouTube(Z世代86.1%・上世代86.3%・差0.2pt)」、2位の「LINE(Z世代85.8%・上世代85.6%・差0.2pt)」は、世代間の差がなく、全世代に利用されている国民的SNSと言えます。
一方、3位の「Instagram(Z世代71.6%・上世代54.6%・差17.0pt)」、4位の「X(Z世代66.8%・上世代53.4%・差13.4pt)」、5位の「TikTok(Z世代52.8%・上世代30.9%・差21.9pt)」は、上世代に比べZ世代の利用率が高くなっています。特に5位の「TikTok」は大きな差がついています。また、6位の「BeReal.(Z世代22.8%・上世代0.8%・差22.0pt)はZ世代・上世代の利用率の差が最も大きい結果となりました。
なお、Z世代・上世代の利用率の差が大きかったSNSは、以下の通りです。
BeReal.:差22.0pt(Z世代22.8%・上世代0.8%)
TikTok:差21.9pt(Z世代52.8%・上世代30.9%)
Instagram:差17.0pt(Z世代71.6%・上世代54.6%)
Pinterest:差13.5pt(Z世代19.9%・上世代6.4%)
X:差13.4pt(Z世代66.8%・上世代53.4%)
※差は小数点第2位以下を四捨五入
上記5つのSNSがZ世代と、その上の世代とのジェネレーションギャップを生む一因となっていることが考えられます。
また、Z世代の利用率を上世代の利用率が大きく上回るのが「Facebook(Z世代9.0%・上世代19.6%・差10.6pt)」でした。
※差は小数点第2位以下を四捨五入
世代別SNS認知率 Z世代・上世代
Z世代・上世代のSNSの認知率はグラフの通りです。
上位5位のSNS(LINE・YouTube・Instagram・X・TikTok)に関しては、Z世代・上世代ともに認知率が9割を超えています。また、6位の「Facebook(Z世代83.4%・上世代88.5%・差5.1pt)」に関しては、唯一、Z世代の認知率を上世代が上回る結果となりました。
Z世代・上世代の認知率の差が大きかったのは以下の通りです。
BeReal.:差48.8pt(Z世代79.4%・上世代30.6%)
Discord:差32.9pt(Z世代62.4%・上世代29.5%)
Whoo:差30.3pt(Z世代39.9%・上世代9.6%)
Pinterest:差23.4pt(Z世代58.5%・上世代35.1%)
Twitch:差22.4pt(Z世代58.4%・上世代36.0%)
※差は小数点第2位以下を四捨五入
「BeReal.(Z世代79.4%・上世代30.6%・差48.8pt)」は、利用率と同じく、Z世代・上世代の認知率の差が最も大きいSNSであることが分かりました。
また、「BeReal.」を含め、アメリカ、中国・アジアといったグローバルで先行して流行したアプリはZ世代の認知率が高くなっています。
※アメリカを中心に西洋諸国で先行して流行したアプリは以下です。
BeReal.:差48.8pt(Z世代79.4%・上世代30.6%)
Discord:差32.9pt(Z世代62.4%・上世代29.5%)
Pinterest:差23.4pt(Z世代58.5%・上世代35.1%)
Twitch:差22.4pt(Z世代58.4%・上世代36.0%)
SnapChat:差19.0pt(Z世代46.9%・上世代27.9%)
※差は小数点第2位以下を四捨五入
※中国・アジアを中心に西洋諸国で先行して流行したアプリは以下です。
lemon8:差18.3pt(Z世代49.8%・上世代31.5%)
小紅書:差14.3pt(Z世代23.5%・上世代9.3%)
※差は小数点第2位以下を四捨五入
主要SNS 4つの過去3年間の世代別利用率推移 Z世代・上世代
※同社が昨年に実施した同調査「2024年Z世代のSNS利用率」の同形式の設問で取り上げた媒体のみを抜粋
2023年からの過去3年間のZ世代の SNS利用率の推移はグラフの通りです。
主要SNSの中でも、動画をメインに扱う「YouTube(2024年86.3%・2025年86.1%)」「TikTok(2023年51.9%・2024年54.8%・2025年:52.8%)」は概ね増減がありませんでした。
一方、利用率・認知率ともに、Z世代・上世代の差が最も大きいSNSである「BeReal.(2023年13.2%・2024年21.4%・2025年22.8%)」は、唯一、Z世代の利用が伸びているSNSであることが分かりました。
過去3年間の上世代の SNS利用率の推移はグラフの通りです。
上位のSNS「YouTube(2024年84.3%・2025年86.3%)」「Instagram(2023年51.3%・2024年53.1%・2025年54.6%)」「X(2023年52.3%・2024年54.2%・2025年53.4%)」の利用率はほぼ高止まり状態、比較的新しいSNSである「TikTok(2023年20.4%・2024年28.2%・2025年30.9%)」と「Threads(2023年5.9%・2024年9.5%・2025年15.2%)」は増加傾向にあります。
本調査リリースでは、各世代別のSNS利用率・認知率である1. 世代別SNS利用率 2. 世代別SNS認知率、3. 主要SNS4つの過去3年間の世代別利用率推移の調査結果を総括とともに掲載しています。
調査概要
回答者 :
全国男女 17歳~60歳: 2,884サンプル(年代・学年・性別毎に均等割付)
Z世代(17~28歳)の高校生・大学生・社会人:1,236サンプル
上世代(29~60歳):1,648サンプル
調査期間:2025年10月17日(金)~10月19日(日)
調査主体:サイバーエージェント次世代生活研究所
調査手法:インターネットリサーチ
出典元:株式会社サイバーエージェント
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。





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