トレンド・プロ、ビジネスマンの生成AIマンガに対する印象調査の結果を公開

トレンド・プロ、ビジネスマンの生成AIマンガに対する印象調査の結果を公開

株式会社トレンド・プロは、生成AIによるマンガとプロ漫画家によるマンガに関する意識調査を実施し、結果を公開しました。


AIマンガとプロ漫画家の比較

対象者にそれぞれ、「AI生成マンガを見たときの第一印象に一番近いものをお選びください。」と、「プロの漫画家が描いたマンガを見たときの第一印象に一番近いものをお選びください。」の質問をしました。

AI生成マンガについては、まだ半数近くがAIで生成したマンガに触れていない一方で、「絵に違和感がある」など、ネガティブな反応(合計27%)がポジティブな反応(合計17%)を上回っていることがわかりました。

AI生成マンガに「違和感がある」と回答した人の理由

前述の質問で、AI生成マンガに「違和感がある」と答えた人に理由を尋ねたところ、「会話のテンポが人間の会話として不自然」と「キャラクターの感情と表情が合っていない」の二つの回答が共に56票と最も多い結果となりました。

また、「セリフが“誰の言葉でもない”」(22票)「人間らしい迷い・ズレがない」(28票)と、言葉の軽さを違和感として捉える人が一定数おり、AI生成による平均化された言葉は、企業が発信するメッセージの伝達力を弱めてしまうリスクがあります。

自社でマンガを活用する場合、AIマンガとプロの漫画家どちらを使いたいか?

「自社のマーケティングや社内教育でマンガを活用する場合、AIマンガとプロの漫画家どちらを使いたいですか?」という質問に対し、マーケティングについてはプロの漫画家が442票と多数を占めました。

一方で、社内教育については画像生成AIが350票と半数以上となりました。

画像生成AIを選んだ理由としては、「安価(計173票)」「短時間(計165票)」「人的コスト(計189票)」の三つに回答が集中。ビジネスマンにとってAIの最大の価値は、クリエイティブの質よりもリソースの最適化にあることが明確に出ています。

一方で、「クオリティ」「不信感」については低い数値となっており、AIを選んだ層であっても、「AIの方がプロより良いものを作れる」と考える人は少ないことがわかりました。

プロの漫画家を選んだ理由としては、「クオリティが高いものを作りたいから」の回答がマーケティング、人事・総務・広報、経営企画の3部門全てで最多となりました。バックオフィス層もクオリティを重視しており、AIによる平均的な出来栄えよりも、ターゲットの心に響くコンテンツを期待していることがわかります。

また、「著作権・契約が明確だから」の回答も合計で149票となっており、AI生成物に対する権利関係に敏感なビジネスマンも多くいることが伺えます。

調査概要

調査名:AI漫画意識調査
調査方法:オンライン調査
調査期間:2026年春季
調査地域:47都道府県
調査対象:20代~50代の男女600人

出典元:株式会社トレンド・プロ

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000039939.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

【関連レポート】デジタル・トレンド白書2025 – with AI編|ダウンロードページ

https://manamina.valuesccg.com/articles/4703

「デジタル・トレンド白書2025 – with AI編」は、急速に拡大し始めた「With AI」社会における消費者の行動変容を、国内最大規模の行動ログデータとアンケート調査に基づき分析したものです。各生成AIのユーザー推移やヘビーユーザーの属性分析、ChatGPT・Gemini等のサービス比較に加え、ビジネス・プライベートシーンでの活用実態、「AI彼女・彼氏」アプリの台頭など、AIトレンドに関する多角的な調査・コラムを収録しています。

\Googleでマナミナをフォロー!/

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


EC利用者の66.8%が『ついで買い』、商品の見つけやすさが後押し【DGBT調査】

EC利用者の66.8%が『ついで買い』、商品の見つけやすさが後押し【DGBT調査】

株式会社DGビジネステクノロジーは、月に1回以上ECサイトで買い物をする20代~50代の男女を対象に「ECサイトにおける商品探索体験に関する実態調査」を実施し、結果を公開しました。


Z世代の推し活、73%が『日々の活力』・32%が収入の3割以上を支出【Z-SOZOKEN調査】

Z世代の推し活、73%が『日々の活力』・32%が収入の3割以上を支出【Z-SOZOKEN調査】

Fiom合同会社は、同社が運営する「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」にて、全国のZ世代(18歳〜24歳)を対象に実施した「Z世代の推し活依存についての実態調査」の結果を発表しました。


ドコモ・DAZN・CARTA ZERO、1億超のdポイント会員データを活用した広告配信を開始

ドコモ・DAZN・CARTA ZERO、1億超のdポイント会員データを活用した広告配信を開始

株式会社NTTドコモ、DAZN Japan Investment合同会社、株式会社CARTA ZEROは、ドコモが保有する1億超(2026年3月時点)のdポイントクラブ会員基盤データを連携させ、「DAZN」の番組視聴者に向けて高精度なターゲティング広告配信を可能にするマーケティングソリューションの提供を開始しました。


食品関連の公式Instagram閲覧者、91.6%が購買意欲向上・57.7%が購入【アイランド調査】

食品関連の公式Instagram閲覧者、91.6%が購買意欲向上・57.7%が購入【アイランド調査】

アイランド株式会社は、同社が運営する「フーディストサービス」にて、会員ユーザーおよび、運営メディア「フーディストノート」の各SNSフォロワーを対象に、「食品・飲料・キッチン家電/キッチンツールの公式SNS(Instagram・X・TikTok)」に関するアンケートを実施し、結果を公開しました。


店舗アプリ、全業種で7割以上が離脱経験 約3割は使わず放置【アスマーク調査】

店舗アプリ、全業種で7割以上が離脱経験 約3割は使わず放置【アスマーク調査】

株式会社アスマークは、全国の20~50代の男女を対象に、『店舗アプリに関するアンケート調査』を実施し、結果を公開しました。


ページトップへ