スマホゲームの「タイパ」事情。約6割がストーリーをスキップする本当の理由とは?【Lighthouse Studio調査】

スマホゲームの「タイパ」事情。約6割がストーリーをスキップする本当の理由とは?【Lighthouse Studio調査】

株式会社Lighthouse Studioは、全国のスマホゲームユーザーを対象に、ゲームにおけるタイパ(タイムパフォーマンス)に関する意識調査を実施し、結果を公開しました。


タイパを意識してゲームプレイしているユーザーは約57%

「タイムパフォーマンス(タイパ)」をゲームプレイ中に意識するかの調査では、「常に意識している(14.7%)」と「たまに意識する(42.0%)」を合わせると、56.7%がタイパを意識していることが明らかになりました。

一方で「全く意識しない」は19.0%にとどまり、多くのプレイヤーが時間効率を意識してプレイしている実態がわかりました。

ストーリーへの基本スタンスは「基本は読むが退屈な時はスキップ」が46.3%で最多

ストーリーに対する基本的なスタンスは、「基本は読むが、退屈な時はスキップする」が46.3%で最多となりました。

また、「すべてスキップせずに熟読する」は34.7%と、丁寧に読み込もうとするユーザーも一定数存在し、「初見でも基本的にはすべてスキップする」との回答は8.7%にとどまり、完全なスキップ派は少数派であることが示されました。

■スキップ理由は「退屈さ」と「効率優先」が上位

ストーリーをスキップする主な理由としては、「ストーリーの内容が退屈だと感じたから(30.7%)」が最多で、「とにかく効率を最優先したいから(30.0%)」も、僅差で続きました。

■ 熟読するのは「伏線回収・核心場面」が62%で最多

ストーリーを「スキップせずに熟読する」タイミングは、「ストーリーの核心や、伏線回収の場面」が62.0%と圧倒的な首位となりました。

続いて、「好きなキャラが活躍している場面(46.3%)」、「視覚的な演出が豪華な時(31.0%)」と、物語の盛り上がりやキャラクターへの愛着がスキップ抑止の主要因であることが示されました。

キャラクターのフルボイスがあれば「飛ばさずに読む」が45.7%

キャラクターのボイスの有無によるスキップ行動への影響は、「フルボイスなら、飛ばさずに読む」が45.7%と最多となりました。

また、「テキストを読み終えたらスキップする」は37.3%で、「ボイスの有無に関わらずスキップする」は17.0%にとどまりました。

スキップに「罪悪感・もったいない」を感じる層は約57%

ストーリーをスキップすることへの「罪悪感」や「もったいない」という気持ちについては、「たまにある(45.0%)」と「よくある(11.7%)」を合わせた56.7%が、何らかの後ろめたさを感じていることが明らかになりました。

スキップ後にSNSで後悔した経験は約45%

ストーリーをスキップした後にSNS(Xなど)で高評価を見て「やっぱり読んでおけばよかった」と後悔した経験については、「何度もある(11.3%)」と「1〜2回はある(33.3%)」を合わせた44.6%が、スキップを後悔した経験を持つことが明らかになりました。

外部サービス利用は約4割が「使わない」

ゲームのストーリーを把握するためのゲーム外サービスの活用実態は、「外部サービスは使わない」が39.0%と最多となりました。

また、利用するサービスとしては「プレイする前に攻略サイトで調べる」が38.3%、「ストーリーまとめ動画や考察動画を見る」が27.3%と続きました。

タイパを悪化させる要素の首位は「指定の場所まで歩くだけ」の移動パート

ゲームのストーリー展開やUIにおいてタイパを悪化させる要素は、「『指定の場所まで歩くだけ』の移動パート」が34.3%で最多となりました。

また、「キャラのモーションが終わるまで進めない仕様」が30.0%、「スキップや早送りができないシーン」が27.0%と続き、プレイヤーの操作を制約するUI設計がタイパ低下の主因として認識されていることが示されました。

求める機能は「アーカイブ機能」が最多

ストーリーをより快適に楽しむために求める機能は、「後からいつでも見直せる『アーカイブ機能』」が43.3%で最多となりました。また、「テキストの超高速表示・倍速オート再生機能(28.3%)」、「特に求めている機能はない(27.7%)」と続きました。

好ましいテキスト表示は「画面下部ウィンドウ」が最多

ストーリーテキストの見せ方として好ましい・読みやすいと感じる形式は、「画面下部のウィンドウで読ませる形式」が40.6%で最多となりました。また、「キャラクターの横に短いセリフが出る形式(29.7%)」、「画面全体を活用し、情景描写などが描かれる形式(19.0%)」と続きました。

理想のストーリー時間は「3〜5分」が最多

1話(1クエスト)あたりの理想的なストーリー読了時間は、「3分〜5分程度」が39.3%で最多となりました。

「1分〜3分程度」(28.7%)と合わせると、68.0%が5分以内を理想としており、短時間でテンポよく読み進められるストーリー設計へのニーズが高いことが示されました。

ストーリーが面白ければ57%がプレイ継続

スキップ機能がない場合のプレイヤー行動を想定した質問では、「ストーリーが面白ければ気にせずプレイする」が57.0%で最多となりました。

「最初はプレイするが、途中でやめる可能性が高い」は33.0%、「タイパが悪いので最初からプレイしない」は10.0%にとどまりました。

最終的な価値観は「ゲームシステム重視」が過半数

ゲームにおける「ストーリー」と「ゲームシステム(バトルや育成)」はどちらが重要かという問いに対しては、「どちらかといえばゲームシステムを重視(41.0%)」と「圧倒的にゲームシステムを重視(11.7%)」を合わせた52.7%が、ゲームシステム重視と回答しました。

一方で、「どちらかといえばストーリー重視(33.0%)」と「圧倒的にストーリー重視(14.3%)」を合わせた47.3%がストーリー重視と、両者は拮抗する結果となりました。

こうした結果から、ゲーム設計においてはストーリーとゲームシステムの双方をバランスよく設計することの重要性が示されました。

調査概要

調査日:2026年3月13日〜2026年3月19日
調査対象:全国のスマホゲームユーザー
調査方法:オンラインアンケート
回答者数:300名

出典元:株式会社Lighthouse Studio

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000141545.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

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