マーケティング責任者の6割以上が、生成AIを実務の作業量を減らす「救世主」と認識する一方、約3割は「脅威」とも回答
「Q1. あなたにとって、生成AI(例:ChatGPT、画像生成AIなど)はどのような存在か、当てはまるものをすべて教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「実務の作業量や時間を減らす「救世主」である」が62.2%、「新しいスキルを学ぶきっかけを与える存在である」が62.2%、「自らの専門性やキャリアを脅かす「脅威」である」が29.7%という回答となりました。
■生成AIを「脅威」と感じる理由、「定型作業を担う若手・外注先の存在意義が揺らぐ」が75.8%で最多
「Q2. Q1で「自らの専門性やキャリアを脅かす『脅威』である」と回答した方にお聞きします。そう感じる理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「定型作業を担う若手・外注先の存在意義が揺らぐから」が75.8%、「70点程度の成果物ならAIが即座に作成できるから」が66.7%、「効率化で上層部から求められる成果水準が上がったから」が33.3%という回答となりました。
生成AIへの移行が進む業務、「週次・月次のデータ集計やレポート作成」、「SEO記事・ホワイトペーパー等のテキスト生成」が上位
「Q3. あなたの組織において、実際に生成AIへの移行(実務での活用)が進んでいる業務を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「週次・月次のデータ集計やレポート作成」が62.2%、「SEO記事・ホワイトペーパー等のテキスト生成」が61.3%、「広告クリエイティブ(バナー・動画案)の量産」が49.5%という回答となりました。
■生成AIへの移行が進んだ業務では、半数以上が作業時間を「50%以上削減」できたと回答
「Q4. Q3で「いずれの業務も移行は進んでいない」「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。生成AIの導入によって、該当業務における現場の作業時間はどのように変化しましたか。最も当てはまる選択肢を教えてください。」と質問したところ、「50%~70%未満削減できた」が28.6%、「10%~30%未満削減できた」が24.8%という回答となりました。
外部パートナーとの発注構造に変化、約4割が「作業ベースの業務の内製化で外注費を削減」を経験
「Q5. 生成AIの浸透によって、広告代理店や制作会社など外部パートナーとの関係や発注構造はどのように変化しましたか。最も当てはまる選択肢を教えてください。」と質問したところ、「作業ベースの業務の内製化が進み、外注費を削減した」が39.6%、「上流工程を内製化し、外部には作業のみ発注している」が22.5%という回答となりました。
8割以上のマーケティング責任者が、生成AIによる効率化は「最終成果の増加に結びついている」と実感
「Q6. 生成AIによる実務の効率化や施策の量産は、本来のミッションである最終成果(リード獲得数・CV数)の増加に結びついていますか。最も当てはまる選択肢を教えてください。」と質問したところ、「十分に成果の増加に結びついている」が27.0%、「ある程度は成果の増加に結びついている」が55.0%という回答となりました。
マーケティング責任者の85.6%が、経営陣から求められる生成AI投資のROI説明にプレッシャーを感じている実態
「Q7. 経営陣や上層部から、生成AI投資に対する明確なROI(成果への直接的な貢献)を求められることについて、どのように感じていますか。最も当てはまる選択肢を教えてください。」と質問したところ、「非常に強いプレッシャーを感じている」が28.8%、「ある程度プレッシャーを感じている」が56.8%という回答となりました。
生成AIで時間や予算が浮いた担当者の再投資先、「デジタル広告・Webコンテンツのさらなる量産」が6割以上で首位に
「Q8. Q4で「10%未満(ほとんど変わらない)」「逆に作業時間が増えた」「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。生成AIによって浮いた時間や予算を、今後どの領域にシフトさせたいと考えていますか。(複数回答/上位3つまで回答可)」と質問したところ、「デジタル広告・Webコンテンツのさらなる量産」が60.2%、「ファンコミュニティ構築やリアル体験の価値向上」が49.5%、「ブランド思想(ナラティブ)の再構築・設計」が46.6%という回答となりました。
AI時代に必要な能力、第1位「プロンプトスキル・操作技術」、第2位「顧客インサイトを掴む力」と「構想力」
「Q9. AI時代において、マーケターとして生き残るために最も必要とされる能力は何だと思いますか。最も当てはまる選択肢を教えてください。」と質問したところ、「AIを高精度に動かすプロンプトスキル・操作技術」が30.6%、「顧客の本質的なインサイトを掴む力」が29.7%、「独自のストーリーを立ち上げる構想力」が29.7%という回答となりました。
約半数のマーケ責任者が「AIを使いこなせる技術層の採用拡大」を計画、約4人に1人はジュニア層の採用縮小を検討
「Q10. 生成AIの普及に伴い、今後の採用計画(求める人材像や人数)に影響はありそうですか。最も当てはまる選択肢を教えてください。」と質問したところ、「AIを使いこなせる技術層の採用を拡大する」が47.7%、「定型業務中心のジュニア層の採用を縮小・見直す」が25.2%という回答となりました。
調査概要
・調査名称:大企業マーケティング担当者の生成AI活用と成果に関する実態調査 2026
・調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
・調査期間:2026年7月2日〜同年7月3日
・有効回答:年商1,000億円もしくは従業員数1,000名以上の大企業に勤務し、自社のマーケティングに責任者として携わっている責任者・管理職111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
出典元:株式会社IDEATECH|リサピー®︎
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【関連レポート】デジタル・トレンド白書2025 – with AI編|ダウンロードページ
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