■スピーカー紹介
■会社紹介
株式会社朝日広告社(以下、朝日広告社)は、マスメディア広告に加え、インターネット広告、統合マーケティングコミュニケーションによるソリューションを提供する総合広告会社です。
Dockpit導入経緯
株式会社朝日広告社 清家 大輝氏(以下、清家氏):以前はDockpitの前身であるeMark+を契約していました。eMark+の社内利用が少なくなってきたところにタイミングよくDockpitへ移行するご提案があり、導入することとなりました。
社内の活用状況・導入後の変化
Dockpitの活用シーンとして、大きく2つあります。
① 既存クライアントにおける競合比較や運用提案・レポーティング
Dockpitは、Web行動ログデータからユーザーの行動を可視化できるので、顧客理解を深めた提案に繋げることができます。
② 新規営業・競合コンペにおけるデスクトップリサーチ
Dockpitは、Google Analyticsなどのクライアントデータが無く課題が不明確な場合でも、競合分析からユーザー属性や検索キーワードなどを素早く確認できるので、デスクトップリサーチの工数が少なくなります。
導入から2年が経過し、今では社内の様々なセクションでDockpitの活用が進んでいます。Dockpitは視認性も高く誰にでも操作しやすいツールなので、マーケターが在籍しない部署においても活用が進んでいます。DockpitのWeb行動ログデータから、市場動向・サイトの課題を社内外へ共有できるのも魅力の一つです。
Dockpit活用事例
■事例① データに基づいた根拠ある施策提案が可能に
清家氏:新規営業では、Dockpitで他社サイトのユーザーボリュームやディスプレイ広告を比較し、クライアントの広告出稿配分の提案や、流入キーワードを競合サイトと比較し、認知施策・SEO施策の検討時に活用しています。
さらにDockpitで特徴的だったのは、対象サイトと他社サイトを併用するユーザーボリュームを把握できる点。競合サイトをクライアントに伺うのではなく、データに基づいた競合をこちらからご提示し、課題解決をスムーズに進めることができます。
■事例② ドメイン・ページ単位のユーザー属性を活用した施策検討
Dockpitではドメインやページ単位のユーザー属性を可視化できるので、検索ユーザーの属性と比較するなどして、ターゲット設計時などにも大いに利用しています。
■事例③ 新入社員研修の3C分析ツールとして
最後に、Dockpitを新入社員研修に取り入れた事例をご紹介します。
研修内容は、提示した想定クライアントの3C分析を行い、分析結果をもとにデジタル施策を提案してもらうというものでした。研修結果を見てみると、Dockpitの基本的な操作を教えるだけで複数の分析事項を掛け合わせて示唆を出す社員や、自主的に実施したアンケート調査と組み合わせて仮説を提示する社員もいたことから、Dockpitは誰にでも簡単に使えるよう工夫されていることが分かります。この研修は課題発見~解決提案のプロセスを体験する上で、非常に有効だったと感じています。
Dockpitは専門的なデータ分析の知見がない方でも簡単に利用でき、一方ではマーケターやアナリストによるデスクトップリサーチやデータ集計の工数も削減できます。
Dockpitは非常に視認性が高いビジュアライズなので、会議などでクライアント様へデータ共有がしやすく、円滑にコミュニケーションができる点も魅力の一つです。
誰でも使いやすくわかりやすいDockpitによる社員の成功体験は、今後も本質的なデータ利活用の推進、ひいては企業全体のDXを推進していくと考えています。
まとめ
今回ご紹介いただいたDockpit活用方法では、他社サイトの動向を可視化できる点やドメイン・ページ単位のユーザー属性や自社サイトとの併用状況を可視化できる点など、Dockpit独自の機能を活用メリットとして取り上げていただいたことが印象的でした。
Dockpitは、競合分析や市場調査、仮説検証などの情報収集時間を短縮できるほか、わかりやすくデータを可視化するので、クライアント様への共有も円滑に進めることができます。
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