AI位置情報解析のレイ・フロンティア、コミケ102の人流分析結果を公開

AI位置情報解析のレイ・フロンティア、コミケ102の人流分析結果を公開

レイ・フロンティア株式会社は、アニメ愛好家やファンを一堂に集めた日本最大級のイベント「コミックマーケット102」において、人流を分析した結果を公開しました。


調査データについて

データ概要
弊社アプリ「SilentLog」から収集した滞在と徒歩のデータで、匿名化処理を施したデータです。
対象期間
2023年8月11日 00:00 - 13日 23:59
8月11日は比較対象データ、8月12日と13日はコミックマーケット開催期間のデータとなります。
対象エリア
お台場地区。下記住所の地域です。
東京都港区 台場
東京都品川区 東八潮
東京都江東区 青梅、有明、東雲

下の地図で、黒線で囲った地域が対象エリア、青色ピンが東京ビックサイトの場所となります。

調査対象者

対象期間、対象エリア内に、滞在と徒歩の行動履歴がある方

0時台〜初電が始まるまで(4時台)

まずは、0時台から初電が始まる前の4時台までを確認していきます。
【0時台】

【2時台】

【4時台】

徹夜で待っている方々と思われる人流がありますが、開催日の8月12日と13日でも、8月11日と変わらないヒートマップであることが確認できます。

初電(5時台)から開始時間前(9時台)

次に、初電の5時台からコミックマーケット開始前の9時台までを確認していきます。
【5時台】

【7時台】

【9時台】

開始時間が近づくにつれて、東京ビックサイト周辺に人が集まってくるのが確認できます。8月11日と比較しても、東京ビックサイト周辺の人数が、開催日の方が多くなっているのも確認できます。

開始時間(10時台)から終了時間(16時台)

次に、コミックマーケット開始時間の10時台から終了時間の16時台までを確認していきます。
【10時台】

【11時台】

【12時台】

【13時台】

【14時台】

【15時台】

【16時台】

東京ビックサイト周辺の人数が増加し続け、12時から13時台にピークとなり、終了時間の16時台から人数が減り始めている様子が確認できます。8月11日と比較してみても、東京ビックサイト周辺の人数が多く、コミックマーケット参加を目的とした人流がヒートマップに現れていることも確認できます。

終了時間後(17時台)から日付が変わる時間帯(23時台)

【17時台】

【18時台】

【20時台】

【22時台】

19時台までは、東京ビックサイト周辺の人数が若干多いものの、20時台以降は、8月11日と同様のヒートマップに戻る様子が確認できます。


結論として、初電から東京ビックサイト周辺に人が集まり始め、12時〜13時にかけて人数がピークとなり、イベントが終了すると徐々に会場から人が離れていく人流が確認できました。

出典元:レイ・フロンティア株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000159.000011357.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


6割以上が年末年始のマーケティング施策を行う!消費者の関心が高まる年末年始のアプローチに効果期待【NEXER調査】

6割以上が年末年始のマーケティング施策を行う!消費者の関心が高まる年末年始のアプローチに効果期待【NEXER調査】

株式会社NEXERは、マーケティング業務に携わった経験がある全国の男女を対象に、「年末年始のマーケティング施策」についてのアンケートを実施し、結果を公開しました。


インバウンドマーケティングで成功している企業が実施している施策ベスト3は「SNS」「自社サイト運営」「SEO」【PRIZMA調査】

インバウンドマーケティングで成功している企業が実施している施策ベスト3は「SNS」「自社サイト運営」「SEO」【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、四半期以上商談数が伸びている企業で、3年以上インバウンド施策に取り組むマーケターを対象に、「商談数が伸びている企業におけるインバウンドマーケティングの実態調査」を実施し、結果を公開しました。


ギブリー、次世代型の生成AI活用プラットフォーム「MANA Studio」をリリース

ギブリー、次世代型の生成AI活用プラットフォーム「MANA Studio」をリリース

株式会社ギブリーは、次世代型の生成AI活用プラットフォーム「MANA Studio(マナ スタジオ)」をリリースしたことを発表しました。


お店のデジタル化に賛成する人は約7割!効率化しても買い物中に店員との会話を楽しみたい人は6割に【Square調査】

お店のデジタル化に賛成する人は約7割!効率化しても買い物中に店員との会話を楽しみたい人は6割に【Square調査】

SquareはMMD研究所と共同で、18歳〜69歳の男女を対象に「実店舗のデジタル化に関する消費者の意識調査」を実施し、結果を公開しました。


20代の9割がアプリのプッシュ通知設定をオフにした経験あり!通知オフする理由は「配信内容」【アイリッジ調査】

20代の9割がアプリのプッシュ通知設定をオフにした経験あり!通知オフする理由は「配信内容」【アイリッジ調査】

株式会社アイリッジは、15歳から69歳の男女を対象に「スマートフォンアプリのプッシュ通知に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


コアウェブバイタル(core web vitals)とは?SEO評価への影響や改善方法を解説

コアウェブバイタル(core web vitals)とは?SEO評価への影響や改善方法を解説

ユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させるうえで重要な指標である「コアウェブバイタル(core web vitals)」。この記事では、コアウェブバイタルとはなにか、構成する3つの指標、コアウェブバイタルがSEOに与える影響、スコアの確認方法、改善方法などについて詳しく解説します。


6割以上が年末年始のマーケティング施策を行う!消費者の関心が高まる年末年始のアプローチに効果期待【NEXER調査】

6割以上が年末年始のマーケティング施策を行う!消費者の関心が高まる年末年始のアプローチに効果期待【NEXER調査】

株式会社NEXERは、マーケティング業務に携わった経験がある全国の男女を対象に、「年末年始のマーケティング施策」についてのアンケートを実施し、結果を公開しました。


インバウンドマーケティングで成功している企業が実施している施策ベスト3は「SNS」「自社サイト運営」「SEO」【PRIZMA調査】

インバウンドマーケティングで成功している企業が実施している施策ベスト3は「SNS」「自社サイト運営」「SEO」【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、四半期以上商談数が伸びている企業で、3年以上インバウンド施策に取り組むマーケターを対象に、「商談数が伸びている企業におけるインバウンドマーケティングの実態調査」を実施し、結果を公開しました。


canonical(カノニカル)タグとは?SEOへの影響や設定方法を解説

canonical(カノニカル)タグとは?SEOへの影響や設定方法を解説

重複コンテンツの問題を解消するための施策の一つとして、canonical(カノニカル)タグの設定があります。重複ページを放置していると、Googleからペナルティを受ける可能性や、被リンクの評価の分散が発生する恐れがあるため、canonical(カノニカル)タグの適切な実装はSEO対策の重要な手段といえます。 しかし、実際にサイト運営やSEO担当をしている方でも、canonical(カノニカル)タグについてよく理解できていないこともあるでしょう。本記事では、canonical(カノニカル)タグの設定方法や注意点、SEOへの影響などについて解説していきます。


2024年に英語圏で注目された流行語は?「ブレイン・ロット」「デミュア」「ロマンタジー」など | 海外トレンドに見るビジネスの種(2024年12月)

2024年に英語圏で注目された流行語は?「ブレイン・ロット」「デミュア」「ロマンタジー」など | 海外トレンドに見るビジネスの種(2024年12月)

海外からやってくるトレンドが多い中、現地メディアの記事に日々目を通すのはなかなか難しいもの。そこでマナミナでは、海外メディアの情報をもとに世界のトレンドをピックアップしてご紹介します。今回は、英語圏で2024年に話題になった、「ブレイン・ロット」「デミュア」「ロマンタジー」などの流行語やその背景にあった社会現象を取り上げます。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ