企業・店舗LINE公式アカウントと公式アプリ、消費者はどう使い分けている?【DearOne調査】

企業・店舗LINE公式アカウントと公式アプリ、消費者はどう使い分けている?【DearOne調査】

株式会社DearOneは一般消費者に対して、店舗やブランドを運営する企業が提供しているLINE公式アカウントと、自社公式アプリの使い分けに関する調査を実施し、結果を公開しました。


プッシュ配信をよく見るのはLINE公式アカウント

企業・店舗のLINE公式アカウントと公式アプリのプッシュ配信はどちらをよく見ますか?」という質問に対しては全体ではLINEの方が多いという結果になりました。

全体ではLINE公式アカウントの方が良く見るという方が35%と優勢であったのに対して、その店舗に週一回以上来店する、比較的ロイヤリティの高い方については企業公式アプリが28%と若干LINEを上回る結果になっています。

また、それ以上に店舗に週一回以上来店層では「同じくらい」という回答が45%と約半数近くを占め、店舗を日常的に利用する方はLINE公式アカウントと、企業公式アプリの両方のお知らせをよく見ていることが分かります。

お店でよく利用されるのは企業公式アプリ

次に、「実際にお店に行った時に利用するのはLINE公式アカウントと公式アプリのどちらが多いですか?」という質問をしました。結果、こちらは公式アプリの方が優勢になっています。

全体、週一回以上来店、週一回未満来店のどの層でもLINE公式アカウントより店舗の公式アプリをよく使うという回答になっています。注目すべきは週一回未満来店ではアプリという回答が46%とかなり多いのに対して、週一回以上来店ではアプリは34%と割合を下げ、同じくらいが33%と多くなっています。

このことから、店舗で使うにはLINEよりも公式アプリの方が便利、という基本認識が消費者にありつつも、週一回以上来店する比較的ロイヤリティの高い層は公式アプリだけでなくLINEも店舗で利用するようになっているということが分かります。

どちらか1つを残すなら企業公式アプリ

最後に「LINE公式アカウントと企業公式アプリのどちらかが無くなるとしたら、どちらを残して欲しいですか?」という質問をしたところ、企業公式アプリという回答が約半数を占める結果になりました。

全体的に公式アプリを残してほしいという回答が多かったのですが、特に週一回以上来店する層では52%がアプリを選択しており、要望の高さが見て取れます。

それぞれを選択した理由についても以下の通り回答を得ました。

公式LINEアカウントを残してほしい理由

・LINEだとつい見てしまうがアプリだと面倒だからいいや、になってしまう
・LINEは毎日使うから統一してくれたら嬉しい
・LINEは繋がってる人が多いから
・アプリだとアンインストールしたり、インストールしたりするのが手間だから
・アプリをあまり増やしたくないから

公式アプリを残してほしい理由

・アプリは特典が多い
・アプリの方が使い勝手が良く、親しみやすくて安心感もあるからです
・アプリの方が細かい情報がある
・アプリであればスマートフォンのトップ画面からすぐにアクセスできる
・LINEの情報は大して有益ではないものが多いから
・LINEは見落としがちだから
・LINEは他のグループでも使っているので独立していた方が見やすい
・LINEの通知がうっとうしい

LINEは毎日使うのでお知らせなどが見やすく、一方でアプリはせっかくスマートフォンにダウンロードしているので、使いやすい便利な機能が多いという前提が消費者の意識に根付いていると捉えられます。

調査概要

1.調査目的 
飲食店・小売店などの店舗が会員とのコミュニケーションを行うためのLINE公式アカウントと企業公式アプリを消費者がどのように使い分けているかを可視化し、店舗側の顧客コミュニケーション、CRM戦略に役立てる。
2.調査対象 同一店舗・ブランドのLINE公式アカウントと企業公式アプリの両方を利用している男女
有効回答数 240件
調査期間  2023年11月20日~11月22日
調査方法  Webアンケート調査
※データは小数点第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります
調査企画・実施 株式会社DearOne

出典元:DearOne

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000214.000002473.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


広報・マーケティング担当者の約9割がPR施策に悩み・失敗を実感【リンクアンドパートナーズ調査】

広報・マーケティング担当者の約9割がPR施策に悩み・失敗を実感【リンクアンドパートナーズ調査】

株式会社リンクアンドパートナーズは、上場企業に勤めており、PR施策を行っている広報担当者・マーケ担当者を対象に、「上場企業のPR施策の実態に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


推し活は生活の一部?時間もお金も、約4割を「推し活」に費やしている【博報堂・SIGNING調査】

推し活は生活の一部?時間もお金も、約4割を「推し活」に費やしている【博報堂・SIGNING調査】

株式会社博報堂、博報堂DYグループの株式会社 SIGNING は、生活者発想で経営を考える研究開発・社会実装プロジェクト「HAKUHODO HUMANOMICS STUDIO」の活動の第二弾として「オシノミクス プロジェクト」を発足、「オシノミクス レポート」を発表しました。


サイバーエージェント、Amazon Ads運用最適化ツール「PARADE」を開発 リアルタイムな情報管理が可能に

サイバーエージェント、Amazon Ads運用最適化ツール「PARADE」を開発 リアルタイムな情報管理が可能に

株式会社サイバーエージェントはインターネット広告事業において、Amazon Adsにおける運用最適化ツール「PARADE(パレード)」を開発したことを発表しました。


LINEヤフー、2023年下期におけるインターネットの利用環境 定点調査結果を発表

LINEヤフー、2023年下期におけるインターネットの利用環境 定点調査結果を発表

LINEヤフー株式会社は、同社が半期に一度実施しているのインターネット利用環境に関する調査について、2023年下期(10月)の結果を公開しました。


DAC、生成AIを活用しワンストップでインフルエンサー施策を支援するサービスを提供

DAC、生成AIを活用しワンストップでインフルエンサー施策を支援するサービスを提供

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社は、生成AI機能を活用し、インフルエンサーの選定からデータクリーンルーム分析による広告効果の可視化までをワンストップで支援する「インフルエンサーAIナビ」の提供を開始することを発表しました。


最新の投稿


広報・マーケティング担当者の約9割がPR施策に悩み・失敗を実感【リンクアンドパートナーズ調査】

広報・マーケティング担当者の約9割がPR施策に悩み・失敗を実感【リンクアンドパートナーズ調査】

株式会社リンクアンドパートナーズは、上場企業に勤めており、PR施策を行っている広報担当者・マーケ担当者を対象に、「上場企業のPR施策の実態に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


推し活は生活の一部?時間もお金も、約4割を「推し活」に費やしている【博報堂・SIGNING調査】

推し活は生活の一部?時間もお金も、約4割を「推し活」に費やしている【博報堂・SIGNING調査】

株式会社博報堂、博報堂DYグループの株式会社 SIGNING は、生活者発想で経営を考える研究開発・社会実装プロジェクト「HAKUHODO HUMANOMICS STUDIO」の活動の第二弾として「オシノミクス プロジェクト」を発足、「オシノミクス レポート」を発表しました。


企業イメージ経営 ~ キャラクターの威力

企業イメージ経営 ~ キャラクターの威力

企業イメージと聞き、最初に思いつくのはロゴでしょうか、色でしょうか、それともキャラクター?昨今では、キャラクターを用いての広告戦略は企業だけでなく、地域おこしなど、あらゆるところで目にするようになりました。誰も彼もが深い意味もなく「かわいい」と愛着を感じてしまう「ゆるキャラ」や企業のイメージキャラクター。実はそこに認知心理学が深く関わっているようです。本稿では人心を捉えるために計算尽くされたキャラクターの威力について、株式会社創造開発研究所所長を務める渡部数俊氏が解説します。


現役Z世代が検索ワードからトレンドを考察!「バレンタイン」×「推し活」、大学受験の「応援・ご自愛ニーズ」とは?(2024年1月)【現役Z世代が読み解くZ世代の行動データ】

現役Z世代が検索ワードからトレンドを考察!「バレンタイン」×「推し活」、大学受験の「応援・ご自愛ニーズ」とは?(2024年1月)【現役Z世代が読み解くZ世代の行動データ】

Z世代のデータアナリストが、自らZ世代の行動データを分析する本連載。第15弾となる今回は、Z世代とミレニアル世代の検索キーワードランキングから、「バレンタイン」「大学受験」の2テーマを取り上げてZ世代のトレンドをお送りします。 お菓子の手作り・購入のみならず、推し活やファッションにも広がるバレンタイン市場の様子や、大学受験にまつわるマーケティング・消費行動など、データとリアルな声を掛け合わせ、Z世代のニーズを読み解きます。


みんなの注目キーワードは?週間検索トレンドランキング(2024/02/05〜2024/02/11)

みんなの注目キーワードは?週間検索トレンドランキング(2024/02/05〜2024/02/11)

ヴァリューズのWeb行動ログ分析ツール「Dockpit(ドックピット)」をもとに、週次の検索急上昇ワードランキングを作成し、トレンドになっているキーワードを取り上げます。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ