小売業が持つ購買データを活用したオンライン広告や店舗のサイネージ広告等、リテールメディアが国内外で注目を集め、市場は拡大している一方で、広告主であるメーカーにおいて、現時点でのリテールメディアは営業部による小売業への営業活動の一環として利用されることが多く、宣伝部・事業部ではマーケティング活動の投資対象とならなず、その活用率が3割未満に留まっています。
このような市場背景をうけ、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスと博報堂は、消費者、メーカー宣伝部・事業部、メーカー営業部、小売業が“四方よし”のリテールメディアの創造を目的に、新会社pHmedia の設立に至ったと発表しました。
”個客商売のプロ”であるPPIHと”マーケティングのプロ”である博報堂の両社の知見を掛け合わせることで、消費者が買い場で商品を購入するアクションを起点に、認知・興味関心まで遡った「消費者の行動喚起に直結する、最適化された統合型のマーケティングおよび販促活動」が可能に。
テレビ~デジタル~店頭まで一気通貫でコミュニケーション設計ができることに加え、PPIHが保有する幅広い商品の購買データから消費者像を読み解き、そこに博報堂のもつクリエイティブ力を掛け合わせることで、コミュニケーションの在り方を消費者が最も受け取りやすい形にアップデートし、広告主が伝えたい”商品の本当の魅力”が最短最速で消費者に伝わることを実現していくとのことです。
新会社概要
社名:株式会社pHmedia(ペーハーメディア)
事業開始:2023年12月22日
代表取締役: 奥田薫
取締役:小林真美、佐藤智施
所在地:東京都渋谷区道玄坂二丁目25番12号
事業内容
・リテール領域における統合メディアソリューションの企画、開発、販売、運営
・リテール領域におけるコンサルティング提供
出典元:株式会社博報堂
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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