エムシーデジタル、法人向け生成AIサービス「Tachyon 生成AI」に最新情報を用いて回答を生成するWeb検索機能を搭載

エムシーデジタル、法人向け生成AIサービス「Tachyon 生成AI」に最新情報を用いて回答を生成するWeb検索機能を搭載

エムシーデジタル株式会社は、同社が開発を進めるGPT/Gemini/Claudeの複数LLMが利用できる法人向け生成AIサービス「Tachyon 生成AI」に、Web検索機能を搭載したことを発表しました。本機能により、生成AIが最新のインターネット情報を参照し、より正確かつ最新の情報に基づいた回答を生成することが可能になるといいます。


最新情報への対応とエビデンス確認を両立

企業における生成AIの活用が進む中、最新の情報や特定の事実に基づいた正確な回答を得ることへのニーズが高まっています。しかし、従来の生成AIは学習データの制約により、最新情報や特定の事実関係を正確に把握することが困難でした。

今回発表の「Tachyon 生成AI」の新機能では、Web検索機能をオンにすることで、最新のインターネット情報を参照しながら回答を生成します。これにより、以下のような利点が生まれるとのことです。

最新情報の参照
Web検索機能をオンにすることで、インターネット上の最新情報を参照し、より正確で最新の回答を提供することが可能となります。

エビデンスの提示
生成された回答には、参照されたWebページのリンクが表示されるため、ユーザーは情報の出典を確認することができ、情報の信頼性を高めることが可能になります。

Web検索機能を用いて回答を生成した「Tachyon 生成AI」の操作画面

「Tachyon 生成AI」の概要

「Tachyon 生成AI」はエムシーデジタル株式会社が提供する月額550円(ユーザー一人当たりの金額。ご利用人数により変動)からご利用可能な法人向け生成AIサービスです。

入力されたデータは生成AIの学習に使用されないセキュアな環境下で生成AIを活用でき、個別の業務ユースケースに特化した機能を多数提供しています。

「Tachyon 生成AI」の機能一覧

<主要な機能>
・チャット機能:GPT/Gemini/Claudeの複数LLMから選択して生成AIとチャット形式での対話が可能。画像を入力としたマルチモーダルな会話や、文書ファイルを活用した要約やQA機能も搭載。

・カスタムアシスタント機能:複数の文書ファイルを一括アップロードすることで、バックオフィス業務における問い合わせ対応や、日常業務におけるドキュメント整理を効率的に実施することが可能。

・アノテーション機能:自由記述のアンケートデータ等をタグ付けして集計可能にすることで、テキストデータの定量化を推進し、集計作業の業務効率化や意思決定の高度化を支援する機能。

・議事録生成機能:音声や動画ファイルを登録することで、1時間のMTGに対し、15分程度で文字起こしと議事録を自動生成する機能。日常の議事録作成業務を大幅に効率化することが可能。

出典元:エムシーデジタル株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000135312.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング AI

関連する投稿


約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

株式会社iTANは、小売店経営者・店舗責任者・マーケティング担当者を対象に、「小売業界における再来店促進と顧客接点の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

株式会社イードは、スマートフォンやデジタルライフについてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、1円スマホに関心のあるユーザーを対象に「1円スマホ」に関する関心・意向についてアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

株式会社電通デジタルは、生活者のリテールメディアへの接触が購買行動およびブランド認知に与える影響を明らかにするため、「2025年 リテールメディア調査」を実施し、結果を公開しました。


若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~24歳を対象に「直近1か月で、ふだんより多くお金を使った項目」についての2025年9月期の調査を実施し、結果を公開しました。


AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、MITスローン・マネジメント・レビュー誌(MIT SMR)と共同で、AIによるビジネスへの影響に関するレポート「The Emerging Agentic Enterprise: How Leaders Must Navigate a New Age of AI」を発表しました。


ページトップへ