電通デジタル、対話型AI開発ソリューション「∞AI Chat」に高度な分析を実現する2つの新機能を搭載

電通デジタル、対話型AI開発ソリューション「∞AI Chat」に高度な分析を実現する2つの新機能を搭載

株式会社電通デジタルは、AI活用によって企業の次世代マーケティング活動支援を総合的に行うソリューションブランド「∞AI®」において、対話型AI開発ソリューションである「∞AI Chat」に、「ナレッジグラフ」および「顧客カルテ」の2つの分析機能を追加し、提供を開始しました。


「∞AI Chat」ロゴ

近年、企業と顧客とのコミュニケーションにおいて対話型AIの活用が急速に広がっています。しかし、蓄積された膨大な対話データから有益なインサイトを抽出し、効果的なマーケティング施策に活用するには、時間や費用がかかり、施策活用まで多くの障壁があることが課題となっています。

このような課題を解決するために、同社は「∞AI Chat」に、会話ログを視覚的に表現し分析する「ナレッジグラフ」と、対話データからプロファイルを生成する「顧客カルテ」といった分析の高度化をかなえる2つの新機能を実装。

これにより、企業は対話型AIで取得した顧客のリアルな声をもとにその人物像と関心のあるキーワードを分析することができ、この分析結果からスピーディーにデジタル広告のクリエイティブ制作や配信、新規事業や既存事業のDXなどデジタルマーケティング活動におけるさまざまな領域への活用が可能となるとのことです。

新機能の概要

ナレッジグラフ

対話型AIとの会話ログを視覚的に表現し分析を行う機能。顧客との複雑な対話データをグラフィカルに表現します。

<本機能により実現できること>
・顧客との会話トピックにおける傾向や重要なキーワードなどを直感的に把握
・重要なキーワード間で、どのような関連性があるのかを視覚的に表現
・気になるキーワードから、顧客との個別会話ログへのドリルダウンによる詳細分析を行い、マーケティング施策に活用できるインサイトなどのデータを抽出

ナレッジグラフ イメージ図

顧客カルテ

セキュアな環境下で顧客個人との対話内容から属性情報を自動抽出し、詳細なプロファイルを生成。

<本機能により実現できること>
・顧客の基本属性(年齢、性別、居住地等)の自動抽出
・興味・関心、行動パターンの可視化
・対話履歴の一元管理と容易な参照
・カスタマイズ可能な取得項目設定

顧客カルテ イメージ図

出典元:株式会社電通デジタル

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000121065.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング AI

関連する投稿


約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

株式会社iTANは、小売店経営者・店舗責任者・マーケティング担当者を対象に、「小売業界における再来店促進と顧客接点の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

株式会社イードは、スマートフォンやデジタルライフについてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、1円スマホに関心のあるユーザーを対象に「1円スマホ」に関する関心・意向についてアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

株式会社電通デジタルは、生活者のリテールメディアへの接触が購買行動およびブランド認知に与える影響を明らかにするため、「2025年 リテールメディア調査」を実施し、結果を公開しました。


若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~24歳を対象に「直近1か月で、ふだんより多くお金を使った項目」についての2025年9月期の調査を実施し、結果を公開しました。


AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、MITスローン・マネジメント・レビュー誌(MIT SMR)と共同で、AIによるビジネスへの影響に関するレポート「The Emerging Agentic Enterprise: How Leaders Must Navigate a New Age of AI」を発表しました。


ページトップへ