BtoB企業のマーケティングにおける考え方・取り組みとして、「顧客課題の解決方法を提案する」が過半数で最多
「Q1.あなたの会社では、マーケティングにおいて、どのような考え方や取り組みを重視していますか。」と質問したところ、「顧客課題の解決方法を提案する」が54.4%、「費用対効果や投資対効果(ROI)を示す」が39.1%、「競合他社との差別化ポイントを強調する」が38.8%という回答となりました。
「ソートリーダーシップ」の認知度は62.7%、約4割は十分に理解していない実態
「Q2.あなたは、「ソートリーダーシップ(Thought Leadership)」という概念をご存知ですか。」と質問したところ、「名前も内容も詳しく知っている」が29.7%、「名前は知っており、ある程度内容も理解している」が33.0%という回答となりました。
74.1%が「ソートリーダーシップ」確立に前向き
「Q3.あなたは、自社が成長する上で「ソートリーダーシップ」を確立することに興味がありますか。」と質問したところ、「非常に興味がある」が29.1%、「やや興味がある」が45.0%という回答となりました。
■ソートリーダーシップに興味がある理由、第1位「顧客からの信頼獲得に効果的だから」、第2位「長期的な顧客関係の構築に役立つから」
Q3で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q4.ソートリーダーシップに興味がある理由を教えてください。」と質問したところ、「顧客からの信頼獲得に効果的だから」が58.7%、「長期的な顧客関係の構築に役立つから」が42.6%、「競合他社との差別化につながるから」が40.5%という回答となりました。
■ソートリーダーシップに興味がある具体的な声、「顧客との信頼関係の構築」「差別化」に期待
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、ソートリーダーシップに興味がある理由があれば、自由に教えてください。」では、「顧客との信頼関係を構築するのに役立つから」「差別化のために様々な手法を検討している」などの回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・飛躍のきっかけにしたい。
・新しい顧客に訴求したい。
・「ソートリーダーシップ」との概念は知らなかった。だが、自社のイデオロギーとそもそも合致しているので、既に手掛けていたし、それを概念化して強化したい。
・顧客との信頼関係を構築するのに役立つから。
・パイオニアになりたい。
・差別化のために様々な手法を検討している。
・新しい知識や視点を共有することで、業界全体の成長やイノベーションが促進されると思うので。
ソートリーダーシップを確立する上での課題、約半数が「十分な予算が確保できていない」、「人的リソースが不足している」と回答
Q3で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q6.「ソートリーダーシップ」のような取り組みを強化・確立する上で、社内外で感じている課題や障壁があれば教えてください。」と質問したところ、「十分な予算が確保できていない」が52.1%、「人的リソースが不足している」が47.1%、「発信する独自の知見や事例が不足している」が35.1%という回答となりました。
■外部パートナーに期待する支援、「ホワイトペーパーや調査レポートの企画・制作」が50.9%で最多
Q6で「特に課題はない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.今後、ソートリーダーシップをさらに強化するにあたり、自社だけでは難しい場合に外部パートナーに期待する支援や検討したい施策があれば教えてください。」と質問したところ、「ホワイトペーパーや調査レポートの企画・制作」が50.9%、「コンテンツマーケティング戦略の立案サポート」が43.0%、「専門性の高いコンテンツライティング・編集サポート」が36.5%という回答となりました。
■外部パートナーへの具体的なニーズ、「コスト効率の良い支援」「継続的なサポート」
Q7で「わからない/答えられない」「外部パートナーの支援は特に必要ない」「今のところ強化施策は検討していない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、ソートリーダーシップのような活動を強化していく上で外部パートナーに期待する支援や検討したい施策があれば、自由に教えてください。」では、「安価で成功体験の紹介を期待します」「持続性が必要。限られたメンバーだけではアイデアが枯渇する」などの回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・安価で成功体験の紹介を期待します。
・顧客への訴求を強く進めたい 。
・やはり持続性だ。限られたメンバーだけではアイデアが枯渇する。そのときに外部の新鮮な発想が必要となる。
・業界情報発信プラットフォームでの継続露出サポート。
・社内人材の育成。
・費用対効果やコスト回収の考え方等を新しく考えるべき時点に来ていると思うので、そのような部分で外部の広い経験を活かしたい。
調査概要
調査名称:ソートリーダーシップ関心企業の実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年4月14日〜同年4月15日
有効回答:BtoB・BtoBtoC・BtoBとBtoCの両方を展開している企業のマーケティング担当者327名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
出典元:株式会社IDEATECH/リサピー®︎

リサーチデータマーケティング リサピー®︎|IDEATECH
https://ideatech.jp/service/research-prリサピーは、マーケティング支援のリサーチサービスです。調査企画、調査〜ホワイトペーパー作成までコンテンツマーケティングの領域を包括的に支援し、リード獲得や受注を生み出すサービスで、過去400社以上を支援しています。
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。
編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。