普段AIを利用している半数以上が「プライベートの相談相手」として利用
AIを利用する目的をうかがったところ、51.3%と半数以上の方が「プライベートで使用している」と回答しています。さらに「学習や調査」が44.5%、「仕事」が43.7%と続きました。
8%が有料版のAIを「利用している」
続いて、有料版のAIを利用しているかうかがったところ、8%の方が、有料版のAIを「利用している」と回答しています。
有料版を使おうと思った理由について回答の一部を紹介します。
・有料AIのほうが、欲しい答えをちゃんと返してくれる気がします。(20代・女性)
・無料版だと制限がある。(20代・女性)
・最新の情報や処理ができるから。(30代・男性)
・やはり便利だし、使いやすいから。(40代・女性)
・機能が豊富だと思ったから。(40代・男性)
・会社で必要となった。(50代・女性)
有料AIを選んだ理由としては、「制限が少なく、欲しい答えが得られる」「最新情報に強い」「機能が豊富で使いやすい」といった声が多く、業務利用の必要性から導入するケースも見られました。
36.1%がAIを使う上で困ったこと、難しいと感じたことが「ある」
またAIを使う上で困ったこと、難しいと感じたことはあるか聞いてみました。
AIを使う上で困ったこと、難しいと感じたことはあるかうかがったところ、36.1%の方がAIを使う上で困ったこと、難しいと感じたことが「ある」と回答しています。
AIを使う上でどのようなことに困った・難しいと感じたことがあるかうかがったところ、60.5%の方が「回答の正確さに不安がある」、54.7%の方が「思っていた回答が得られない」と回答しています。
AIを使う上でどのようなことに困った・難しいと感じたことがあるかについての回答一部を紹介します。
・うまく言語化できない。(10代・女性)
・自分の思った通りの回答が得られなくて何度も質問しなくてはいけない。(20代・女性)
・全く知らないことについての回答は不安。(30代・男性)
・chatGPTで画像を作ってもらうとき、上手く伝わらなかった。(30代・女性)
・医療系の専門的なことで質問した所、全然違う回答がかえってきた。(30代・女性)
・本当に正確な情報なのか不明。(40代・女性)
・思った通りの結果にならない。(40代・男性)
・望む回答を得るための、質問の作り方に工夫が必要なこと。(50代・男性)
AIを使う上での困りごととして、「思った通りの回答が得られない」「質問の言い回しが難しい」「情報の正確性に不安がある」といった声が多く寄せられました。
さらに今後、AIをどのように活用していきたいと思うかうかがったところ、下記のような回答がありました。
・AIの特性を活かして、普段の生活を効率化したり新しいアイデアの種を生み出してもらう。(20代・女性)
・人生相談。(20代・女性)
・仕事の効率化。(30代・男性)
・一般的な悩み相談、用語の意味、世界情勢など難しいことを質問して理解を深めたい。(30代・女性)
・参考程度に利用する。 今の所、過度に期待はしていない。(40代・男性)
・調べものをしたいときに利用したりしたい。(40代・女性)
・旅行プランを立ててもらうことなどプライベート領域で利用したい。(50代・男性)
・自分で考えることをまず忘れずに、行き詰った時に適度に利用したい。(50代・女性)
今後のAI活用については、「生活や仕事の効率化」「悩み相談や調べもの」「新しいアイデアの創出」など多様な用途が挙がり、適度な距離感で活用したいという声も見られました。
調査概要
調査期間:2025年5月21日 ~ 2025年5月30日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
集計対象:事前調査で「普段AIを利用することがある」と回答した全国の男女
有効回答:238サンプル
調査方法:インターネット調査
出典元:株式会社NEXER・ポールトゥウィン株式会社
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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