Z世代の55%がAIに「人間関係」を相談!?AIだけで意思決定を行うことも?【僕と私と調査】

Z世代の55%がAIに「人間関係」を相談!?AIだけで意思決定を行うことも?【僕と私と調査】

僕と私と株式会社は、Z世代(22~29歳)・Y世代(30~49歳)を対象に、「AI活用」に関する実態調査を実施し、結果を公開しました。


Z世代は週1回以上AIを利用。約3割が「毎日・週4~5日」と日常的に活用

はじめに、Z世代、Y世代のそれぞれに対して「AI利用頻度」を聞いたところ、Z世代では過半数を超える53.5%が「週に1回以上利用している」と回答したのに対し、Y世代は44.3%という結果となりました。

特に差が大きかったのは、「毎日」または「週4~5日」と回答した高頻度利用層です。Z世代ではこの割合が合計29.0%だったのに対し、Y世代では20.1%となり、約9ポイントの差が見られました。

こうした結果から、Z世代のほうが仕事やプライベートを問わず、日常的にAIを活用している様子がうかがえます。

Z世代・Y世代ともに利用するAIは「ChatGPT」が最多。「Gemini」と「Claude」は世代差も

続いて、「AIを使用する」と回答した人に対して、普段どのAIツールを使用しているかを尋ねました。

その結果、世代を問わずもっとも多かったのは「ChatGPT」で、Z世代では81.9%、Y世代でも78.3%と、約8割が利用していることがわかりました。一方で、2位は両世代とも「Gemini」でしたが、Y世代では54.4%と過半数を超えているのに対し、Z世代は42.6%と半数以下にとどまっています。

その代わりに、Z世代では文章生成を得意とする「Claude」の利用がやや高く、Z世代は13.8%、Y世代は7.7%という結果となりました。

Z世代の55%が「人間関係の相談相手」としてAIを活用

では、各世代のユーザーはどのような場面でAIを活用しているのでしょうか。ここからは、「AIを使用する」と答えた人の中から、各世代300人ずつを対象に具体的な利用シーンについて聞きました。

Z世代で割合が高かったのは、「文章の作成・校正(72.7%)」「情報の要約・翻訳(70.7%)」「エンタメ・暇つぶし(67.7%)」。Y世代の傾向も近く、「情報の要約・翻訳(68.3%)」「エンタメ・暇つぶし(61.7%)」「文章の作成・校正(61.0%)」が上位となりました。

一方、世代間で違いが見られる分野もあります。「プログラミング・数式作成」「旅行・お出かけプランの作成」「学習・スキルの習得」では、AIを利用すると答えた割合がZ世代のほうがそれぞれ約18%高く、Y世代との差が見られました。

なかでも、もっとも差が大きかったのが「人間関係のアドバイス」です。AIを利用するZ世代の55.0%が「人間関係についてAIに相談している」と答えており、Y世代より21.3%高い結果となりました。今回の調査で、世代間の差が20%以上となったのはこの項目のみです。

また、「メンタルケア」でも、Z世代の利用割合がY世代より17.3%高い結果となりました。これまでは人に相談していたようなパーソナルな悩みを、AIに対して打ち明けているという実態が見えてきました。

■AIのアドバイスのみで意思決定するケースも。Z世代は「人間関係・悩み」「仕事・キャリア」が顕著

では、AIのアドバイスは実際の意思決定にどの程度影響しているのでしょうか。

「仕事・キャリア」「生活・趣味」「お金・資産運用」「健康・医療」「人間関係・悩み」といったさまざまな場面において、周囲の人に相談せず、AIのアドバイスのみを根拠に意思決定を行ったことがあるかを質問しました。

その結果、すべての項目において、「AIのアドバイスのみを参考に意思決定を行った経験がある」と答えた割合は、Y世代よりZ世代のほうが高い結果となりました。

特に世代間の差が大きかったのは「人間関係・悩み」で、Z世代の方がY世代よりも15.6%高い結果となり、次いで「仕事・キャリア」も、Z世代の方が13.3%高い結果
となっています。

人間関係など他者が関わる悩みは、相談相手を選ぶストレスや、秘密が漏れてしまうリスクなども伴います。そうした背景から、AIが相談相手として選ばれている可能性も考えられそうです。

調査概要

調査名:Z世代/Y世代に聞いた!AIの活用に関する実態調査
対象条件:Z世代(22~29歳)・Y世代(30~49歳)
調査期間:2026年2月12日~16日
調査方法:インターネットを利用したアンケート
調査有効回答数:2,000名(Z世代:1,000人、Y世代:1,000人)
調査を引用いただく際は、出典元が「僕と私と」であることを明記いただきますようお願いいたします。

出典元:僕と私と株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000229.000071963.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

\Googleでマナミナをフォロー!/

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


Gunosy、ニュースの「この先」を予想する新機能「グノシー予想」を提供開始

Gunosy、ニュースの「この先」を予想する新機能「グノシー予想」を提供開始

株式会社Gunosyは、同社が提供する情報キュレーションアプリ「グノシー」において、ニュースの先の展開を読者が予想し、結果とその背景を解説や関連記事で確かめられる機能「グノシー予想」の提供を開始しました。


ヴァリューズ 齋藤ロベルト義晃が 一般社団法人 日本エビデンスベーストマーケティング研究機構(EBMI)の「主任研究員」に就任 —「根拠のあるマーケティング」のさらなる発展と実務への応用を牽引

ヴァリューズ 齋藤ロベルト義晃が 一般社団法人 日本エビデンスベーストマーケティング研究機構(EBMI)の「主任研究員」に就任 —「根拠のあるマーケティング」のさらなる発展と実務への応用を牽引

インターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸、以下「ヴァリューズ」)と一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構(代表理事:木田浩理、以下「EBMI」)は、ヴァリューズの齋藤 ロベルト 義晃が、EBMIの「主任研究員」に就任したことをお知らせいたします。


年末商戦の買い物で52%が「AIを利用する可能性あり」【Shopify Japan調査】

年末商戦の買い物で52%が「AIを利用する可能性あり」【Shopify Japan調査】

Shopify Japan株式会社は、2026年のホリデーシーズンにおける消費者の購買行動および事業者の動向に関する調査のうち、日本市場の結果を発表しました。日本では消費者2,000人、事業者の経営者・意思決定者500人が回答。ブラックフライデー・サイバーマンデー(BFCM)、クリスマス、年末年始商戦に向けた買い物への姿勢やAI活用、商品情報の整備状況などを調べています。


博報堂とHakuhodo DY ONE、AIに推奨されやすい商品説明文を自動生成

博報堂とHakuhodo DY ONE、AIに推奨されやすい商品説明文を自動生成

博報堂とHakuhodo DY ONEは、AIエージェントが自律的に商品を理解・選択するための商品データを整備する「Data Enrichment for 商品インサイト」の提供を開始しました。次世代コマース統合ソリューション「Agentic Commerce ONE™」の新たなラインナップとして、商品スペックと体験価値の因果関係を言語化し、AIに推奨されやすい商品説明文を自動生成するといいます。


Z世代女性、コスメ・服選びでAIに「自分に合うか」を相談【MERY調査】

Z世代女性、コスメ・服選びでAIに「自分に合うか」を相談【MERY調査】

株式会社MERYは、全国の15歳~30歳の女性を対象に実施した「Z世代の購買に関するMERYアンケート」の結果を発表しました。


ページトップへ