ツール導入時に担当者が受けた現場の反応、「忙しくて操作を覚える時間がない」「説明会やマニュアルでも理解しきれない」が上位
「Q1. ツール導入時、現場の職員からどのような反応がありましたか。」と質問したところ、「『忙しくて操作を覚える時間がない』という反応」が38.3%、「『説明会やマニュアルがあっても内容を理解しきれない』という反応」が37.4%、「『画面が複雑で操作がわかりにくい』という反応」が36.5%という回答となりました。
このことから、現場にとっては「操作・習得の負荷」が共通の課題となっていることがわかります。
約8割の担当者が、ツール導入後に「以前のやり方への逆戻り」を経験、「完全にツールへ移行できた」は16.5%にとどまる
「Q2. ツール導入後、『以前のやり方(紙・メール・電話等)』への逆戻りは、どの程度発生しましたか。」と質問したところ、「大部分が定着せず、以前のやり方に戻った」が18.3%、「一部の業務や人が、以前のやり方に戻った」が60.0%という回答となりました。
■逆戻りの理由、「周囲が使っておらず自分だけでは完結しない」が47.8%でトップ。「操作に慣れず従来の方が早い」も44.4%
「Q3. Q2で『大部分が定着せず、以前のやり方に戻った』『一部の業務や人が、以前のやり方に戻った』と回答した方にお聞きします。以前のやり方に戻ってしまった理由を教えてください。」と質問したところ、「周囲の職員がツールを使っておらず、自分だけでは完結しなかったから」が47.8%、「ツールの操作に慣れず、従来の方法の方が早かったから」が44.4%、「ツールの機能が業務の実態に合っていなかったから」が36.7%という回答となりました。
周囲の利用状況や個人の習熟度といった「実用上のハードル」が、以前のやり方に戻る直接的な要因となっていることがわかります。
担当者の7割超が、定着支援に「時間を割いている」実態
「Q4. 庁内ツールの定着支援(説明会の実施やマニュアル作成等)に、どの程度の工数を割いていますか。」と質問したところ、「非常に多くの時間を割いており、本来の業務(企画・推進等)を圧迫している」が14.8%、「ある程度の時間を割いている」が60.0%という回答となりました。
■定着支援後も残る課題、「説明会に参加しても実務で活用できていない」が46.8%と最多
「Q5. Q4で『ほとんど時間を割いていない(定着支援を実施できていない)』と回答した方以外にお聞きします。定着支援の取り組み(説明会・マニュアル等)を行った上で、なお解決できていない課題を教えてください。」と質問したところ、「説明会に参加しても、実務で活用できていない」が46.8%、「マニュアルを読まず、電話や窓口で直接問い合わせてくる」が40.5%、「人事異動のたびに、新たな職員への教育が必要になる」が40.5%という回答となりました。
ツール運用の負担、37.4%が「多機能による敬遠」と回答。管理側のメンテナンス負担(35.7%)も上位に
「Q6. 現在のツール運用において、負担に感じている点を教えてください」と質問したところ、「機能が多すぎて、職員が『難しそう』と敬遠している」が37.4%、「設定やカスタマイズが複雑で、管理側のメンテナンス負担が重い」が35.7%、「利用している機能が一部に限られ、コストに見合っていない」が33.0%という回答となりました。
■担当者が今後のツール選定で重視したい点、「ITが苦手でも使えるシンプルさ」が46.1%で首位。「直感的に操作できるUI」も4割が選択
「Q7. ツールの選定時に『もっと重視すべきだった』と感じる点、または今後の選定で重視したい点を教えてください。」と質問したところ、「ITが苦手な職員でも抵抗なく使えるシンプルさ」が46.1%、「説明書がなくても直感的に操作できるUI・画面設計」が40.0%、「既存の紙・アナログ運用からスムーズに移行できる仕組み」が38.3%という回答となりました。
約7割の担当者が庁内ツールの選定で「UI・操作性」を重視
「Q8. 今後、庁内ツールのリプレイスや新規導入を検討する際、『UI・操作性』はどの程度重視しますか。」と質問したところ、「機能よりもUI・操作性を最も重視する」が17.4%、「機能と同じくらいUI・操作性を重視する」が52.2%という回答となりました。
合計で約7割がUI・操作性を重視しており、ツール選定において「使いやすさ」が不可欠な要素となっていることがわかります。
調査概要
調査名称:自治体DXにおける庁内ツールの活用・定着に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2026年4月2日〜同年4月3日
有効回答:庁内ツール(グループウェア・ワークフロー等)を導入済みの自治体において、DX推進や情報システム管理、ツールの導入・運用・活用に責任者または担当者として携わっている職員115名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
出典元:rakumo株式会社
Google Workspace / Microsoft 365 の拡張グループウェア「rakumo(ラクモ)」。企業の稟議(ワークフロー)、勤怠管理、カレンダー、経費精算などをクラウドで一元管理し、バックオフィスの業務効率化とDXを推進するBtoB向けSaaSシステムです。
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。






マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。
編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。