化粧品のパケ買い経験者は約5割!手に取って使ってもらう機会を増やす方法の重要性【gracemode調査】

化粧品のパケ買い経験者は約5割!手に取って使ってもらう機会を増やす方法の重要性【gracemode調査】

美容コスメメディアEMMEなどを運営する株式会社gracemodeが化粧品のパケ買いに関する調査を実施し、その結果を公開しました。


化粧品をパケ買いしたことがある?

まずはどのくらいの人が化粧品をパケ買いしたことがあるのかを質問しました。
結果は約半数の人がパケ買いをしたことがあるということがわかりました。
その理由として「見た目がドツボで可愛かったから」「キラキラしてて可愛かったのと、残りわずかだったので人気なのかなと思って買っちゃった」とやはり共通して可愛かったからという声が大多数でした。

その他にも「メイクするときのモチベを上げるため」とパッケージが可愛いことがメイクをするときのワクワクするようなモチベーションを加速させる一つにもなり得ることが新たにわかりました。
このように商品購入の決め手の一つとして「パッケージ」は重大な役割を担っていると言えそうです。

パケ買いしたことがある商品は?

実際のパケ買いしたことがある人はどのような商品を購入しているのでしょうか。
最も多かった商品はアイシャドウ、次いでリップという結果になりました。
アイシャドウはパッケージが透明の商品が多く、実際の色も確認できる仕様の商品が多いことからアイシャドウ自体のキラキラ感も相まって、「見た目が可愛い!」と即買いしている人が多い印象でした。
また、ディズニーコラボやサンリオコラボに関しては全商品と回答している人も一定数おり、キャラクターとのコラボ商品の魅力の大きさを実感しました。
その他として、マスカラやオイル、ハンドクリームなど幅広い商品がありました。

パケ買いをする時はどんな時ですか?

続いて、パケ買いをする時はどんな時なのかを質問しました。
特に多かった回答として「店頭で見て、一番に目に留まった時」が【41.4%】、「好きなキャラとのコラボが発売した時」が【37.4%】でした。
特に小売店では商品別に各社の商品が店頭に並んでいることが多く、その中でも商品の詳細を見てもらうきっかけとしてパッケージがあることが伺えます。
同様に、好きなキャラクターとコラボをしていれば、真っ先に目に留まるということが「パケ買い」への態度変容に繋がっていると言えそうです。

その他にも「推しが商品のモデルをしている時はいつもより100倍よく見える」という声や「広告で流れてきたらついつい気になってしまう」などの声もありました。
有名人を起用するマーケティング戦略や広告配信を行うことはすぐに購買へと繋がらなくても商品の認知、興味のきっかけとなることがわかりました。

商品のパッケージに惹かれて、初めてその商品を知ったことがある?

続いてパッケージがきっかけで初めてその商品のことを知ったことがあるかについて質問しました。
結果として7割を超える人が「はい」と回答。
商品を認知してもらい、興味を持ってもらうにはパッケージのデザインが重要な鍵であることがわかりました。

パケ買いをきっかけに同じ商品、または通常商品(キャラコラボや限定版の場合)をリピートして購入したことがある?

最後にパケ買いをきっかけに同じ商品、または通常商品をリピートして購入したことがあるかについて質問しました。
「はい」と回答した人は【40.9%】という結果となり、一定数がパケ買いをきっかけに該当の商品をリピートしていることがわかりました。
理由として「使い心地が思った以上によかった」「使っていて自分に合っていたから」「思っていたよりいい色で汎用性があったから」と「意外と」や「思っていたより」というような感想が大多数でした。

まとめ

世の中には多数の商品で溢れているのにも関わらず、実際に使用できる商品はごくわずか。また、ほんとは自分自身に合う商品なのにそれに気づく機会も少ないです。
「実際に手に取って使ってもらう機会」を増やす方法としてパッケージに拘り、パケ買いしてもらうことが、実際に使用してもらった後に商品のファンになってもらうことにおいて重要な要素の1つであることが言えるでしょう。

出典元:株式会社gracemode

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000039874.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

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