Apple Intelligenceの機能が日本語で利用可能に

Apple Intelligenceの機能が日本語で利用可能に

Appleは、iOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4のリリースにより、Apple Intelligenceを日本語をはじめ、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、韓国語、中国語(簡体字)、英語(シンガポール)、英語(インド)の8つの新たな言語に対応したことを発表しました。


ユーザーは作文ツールで書き直し、校正、要約をしたり、スマートリプライを使って1回のタップで返信したりできるようになり、Apple Intelligenceが対応する複数の言語でコミュニケーションをとるユーザーの場合、これらの機能はユーザーが書いている言語に適応します。

また、クリーンアップを使って画像から不要な対象物を削除したり、Image Playgroundで自分らしさをビジュアル表現するクリエイティブな新しい方法を探ったり、ジェン文字でどのような瞬間にもぴったりの絵文字を作ったりすることも可能になります。

Apple Intelligenceを基盤とするビジュアルインテリジェンスを活用して、iPhoneのユーザーは周囲の状況について学ぶことができます1。また、Siriと作文ツールにChatGPTが統合されたため、ユーザーがアプリを切り替えなくてもChatGPTの専門知識を活用でき、作業をこれまで以上にすばやく、簡単にこなせます。

作文ツールでテキストの校正、書き直し、要約を実行

「書き直し」を使うと、Apple Intelligenceによってユーザーは自分が書いた文章の様々なバージョンから選ぶことができ、読者や作業中のタスクに合わせて、プロフェッショナル、簡潔、フレンドリーになるように表現方法を調整できます。

「校正」は、文法、言葉の選択、文の構造をチェックするほか、編集候補をその説明とともに提案するので、ユーザーは確認したり、すばやく受け入れたりすることができます。また、テキストを選択して、それを読みやすい段落、箇条書き、表、リストなどの形で要約できます。

作文ツールでは、テキストの書き直し、校正、要約のオプションに加えて、「変更を説明」オプションを使って、加えたい変更を指定することができます。「変更を説明」により、履歴書によりダイナミックな動詞を追加したり、ディナーパーティの招待状を詩の形式にしたりするなど、ユーザーが文章をもっと表現力豊かにしたい場合に、さらに柔軟に、自在に文章を作成できるようになります。

さらに賢くなった写真アプリで、写真のクリーンアップや思い出の追体験が可能に

写真アプリは新機能を備え、さらに賢くなりました。自然な言葉づかいで検索ができ、ユーザーは「赤いドレスを着て踊っているマヤ」など、探しているものを説明するだけで、ほぼどのようなものでも検索できます。ビデオでも検索ができるので、ユーザーはビデオの特定の部分で起きたことを検索して、すぐにそのシーンを表示できます。検索では、ユーザーがすばやく検索を完了できるように、賢い入力補助の候補も提供されます。

不要な対象物や人物が写真のフレームの中に写り込んでしまった場合は、クリーンアップツールを使って、撮影の瞬間の意図を忠実に保ちながら、不要な要素を消すことができます。

メモリー機能により、ユーザーは説明を入力するだけで、見たいムービーを作成できるようになりました。言語と画像を理解する能力を活用して、Apple Intelligenceは、ユーザーの説明にもとづいて写真とビデオを選び、写真から特定されたテーマにもとづいてチャプターに分かれたストーリーラインを作成し、独自の流れのある物語のムービーに仕上げます。

Image Playgroundで楽しいオリジナル画像をデザイン

Image Playgroundの体験では、ユーザーはテーマ、コスチューム、アクセサリ、場所などのコンセプトを選択して、楽しくユニークな画像を簡単に作成することができます。独自のテキストによる説明を追加できるほか、写真ライブラリの写真を使って家族や友人に似た画像を作成することもできます。Image Playgroundでは、以下の独自のスタイルで画像が生成されます。

アニメーション:現代的な3Dのアニメーション画像。
イラスト:シンプルな形状や明確な線、カラーブロックの画像。
スケッチ:あざやかなカラーパレットと技巧的な線を組み合わせて、アカデミックで極めて細かい描写の写実的な絵を生成。

この体験はメッセージに直接統合されているため、会話で使う画像の作成がこれまで以上に簡単になるほか、フリーボード、Keynoteなど多くのアプリにも統合されています。また、Image Playgroundは専用アプリとしても利用できます。

あらゆる瞬間にぴったりなジェン文字を作成

Apple Intelligenceのパワーを活用して、ジェン文字によって絵文字が次のレベルへと引き上げられ、家族や友人との会話がより楽しく遊び心あふれるものとなり、まったく新しいコミュニケーション方法が切り開かれます。

絵文字キーボードに説明を入力するだけで、複数のバージョンと一緒にジェン文字が表示されます。写真ライブラリの画像を使って、友人や家族からインスピレーションを得たジェン文字を作成することで、ジェン文字をさらに楽しいものにすることができます。

パーソナライズされたジェン文字は、帽子やサングラスなどのアクセサリでカスタマイズしたり、テーマやアクティビティを反映して、より一層パーソナルでユニークなものにしたりすることができます。

絵文字と同様に、ジェン文字をメッセージの文中に追加したり、Tapbackでステッカーやリアクションとして共有したりすることができます。

画像マジックワンドでメモの作成が新しい次元に

メモアプリに新しいツールが導入され、メモの作成がより視覚的で、ダイナミックになります。ツールパレットにある画像マジックワンドによって、ユーザーはすでにメモに入力している文章またはビジュアルコンテクストに合わせて、メモの中に画像をすばやく作成できます。

画像マジックワンドは、ラフなスケッチを円で囲むだけで洗練された画像に作り変えます。ユーザーが、メモ内の何もない空白部分に円を描くと画像マジックワンドがデバイス上の生成モデルを使って、手書きまたはタイプ入力したテキストを分析し、周囲のコンテクストを収集して、メモを補足してより視覚的にする関連画像を作成します。ユーザーは、アニメーション、イラスト、スケッチのスタイルで画像を作成できます。

優先順位を付けて集中する

優先メッセージにより、メールアプリの受信ボックスの先頭に表示されるこの新しいセクションは、当日のランチの招待や搭乗券など、最も緊急性の高いEメールを表示します。

ユーザーの受信ボックス全体で、メッセージを開くことなく要約を確認でき、長いスレッドの場合は、「要約」をタップまたはクリックするだけで関連する詳細を表示できます。さらに、スマートリプライは、すばやく返信するための提案を提供するほか、Eメール内の質問を特定して、すべてに確実に回答できるようにします。

さらに、Apple Intelligenceは、通知の要約によって、ユーザーが優先順位を付けて集中できるよう手助けします。通知の要約で、長い通知や積み重なった通知をすばやく確認でき、グループチャットでのやり取りが特に頻繁になった時などに、ロック画面に重要な詳細情報が表示されます。

優先通知では、真っ先に目を向けるべき通知が優先されるので、ユーザーは急ぎのやり取りを常に把握することができます。新しい集中モード「さまたげ低減」は、すぐに確認する必要がある通知のみを表示します。

メモアプリと電話アプリでは、ユーザーは音声の録音、文字起こし、要約ができるようになります。

電話アプリで通話中に録音が開始されると、参加者に自動的に通知が届き、通話が終了すると、重要なポイントを思い出せるようにApple Intelligenceが要約を生成します。

さらに多くのことができる、より自然で会話能力が向上したSiri

Apple Intelligenceのパワーにより、Siriはより自然で、文脈に則し、システム体験に緊密に統合されています。

iPhone、iPad、CarPlayで作動している時は、画面の縁を囲うようにエレガントに光り輝く、新しいデザインを採用しています。Macでは、デスクトップの好きな場所にSiriを置いて、作業中に簡単にアクセスできるようになっています。iPhone、iPad、Macでは、Siriにいつでもタイプ入力でき、Siriを使いながらテキストと声をスムーズに切り替えて、日々のタスクをよりすばやくこなせるようになります。

より豊かな言語理解の能力を備えたSiriは、ユーザーが言葉につまづいても話についていきながら、1つのリクエストから次のリクエストへと文脈を保てます。

ビジュアルインテリジェンスを活用してワンクリックで周囲を詳しく知る

新しいビジュアルインテリジェンス体験は、Apple Intelligenceを基盤とし、ユーザーが周囲の状況について学ぶのに役立ちます。

ビジュアルインテリジェンスにより、テキストを要約してコピーしたり、テキストを別の言語に翻訳したり、電話番号やメールアドレスを検出して連絡先に追加したりすることができます。

また、ユーザーはビジュアルインテリジェンスを活用して、ある商品を買える場所を探すためにGoogleで検索したり、クラスのノートなどにある複雑な図について説明してもらうためにChatGPTの問題解決スキルの恩恵を受けたりすることができます。いつ他社製ツールを使用するかや、どの情報が共有されるかは、ユーザー自身が管理できます。

Siriと作文ツールでChatGPTを利用する

Appleは、iOS、iPadOS、macOSのSiriと作文ツールの体験でChatGPTにアクセスできるようにして、ユーザーがアプリケーション間を行ったり来たりしなくても、ChatGPTの専門知識や画像と文書を理解する機能を使えるようになります。

ChatGPTの統合により、Siriは特定のリクエストについてChatGPTにアクセスするようユーザーに提案し、Siriが直接回答することができます。

「作文」では、ユーザーはシステム全体で使える作文ツールから、自分が書いているあらゆる内容のためのコンテンツをChatGPTに生成してもらうことができます。また、ChatGPTの画像生成機能を使って、書いた内容に画像を追加することもできます。

ユーザーは、ChatGPTの統合を有効にするかどうかを選択でき、ChatGPTを使用するタイミングやどの情報が共有されるかを完全に管理できます。デフォルトでは、この統合を使用するのにChatGPTアカウントは不要です。

アカウントなしでChatGPTを使用する場合、OpenAIはリクエストを保存せず、データをモデルのトレーニングに使用しません。さらに、ユーザーのIPアドレスは匿名化され、セッションを互いに関連付けることができないようになっています。自分のアカウントとの連携を選択したユーザーには、OpenAIのデータ利用に関するポリシーが適用されます。

AIにおけるプライバシー革命

あらゆる段階でユーザーのプライバシーを保護するように設計されたApple Intelligenceは、デバイス上の処理を基盤とし、Apple Intelligenceを動かす生成モデルの多くは、すべてデバイス上で実行されています。

より大きなモデルを必要とするリクエストの場合は、プライベートクラウドコンピューティングにより、Apple Intelligenceは演算能力を柔軟に調整して拡張し、より複雑なリクエストにはユーザーのプライバシーを常に保護しながら、より大規模なサーバベースモデルを利用できるようにします。これらのモデルはAppleシリコンを搭載したサーバ上で実行され、基盤を作ることで、Appleはデータが保持されたり、露呈されないようにします。

出典元:Apple Japan

引用:https://www.apple.com/jp/newsroom/2025/03/apple-intelligence-features-are-now-available-in-more-languages/

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

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