顔認証への抵抗感は約6割がないものの、お店の撮影画像使用には「不安を感じる」【アイブリッジ調査】

顔認証への抵抗感は約6割がないものの、お店の撮影画像使用には「不安を感じる」【アイブリッジ調査】

アイブリッジ株式会社は、2023年で86億円の市場規模へ成長すると予測されている顔認証について、生活者の顔認証システムの利用状況と今後の期待や商品レコメンドの受容性を探るため「顔認証に関する調査」を実施し、その調査結果を公開しました。


顔認証の認知率8割!一方、利用経験なしが半数以上

顔認証のことを知っているか聞いたところ、認知率(81.1%)は8割と高い結果でした。

また、顔認証を利用したことがあるか聞いたところ、「使ったことはない」が55.5%で最も高く、現在利用している人(31.7%)は3割強で、過去利用したことがある人(12.8%)は1割強にとどまりました。

認知者8割の内、抵抗を感じていない人は6割弱

顔認証を認知している人に、顔認証に対して抵抗を感じているか聞いたところ、「全く抵抗はない」(19.7%)は2割弱で、「あまり抵抗はない」(37.1%)の4割弱を合算した「抵抗はない」(56.8%)は6割弱と、半数を超える回答でした。

お店の撮影画像使用に「不安を感じる」が4割強

お店に設置されたカメラで撮影された映像・画像が、商品のお薦めなどで使われることについて、どう感じるか聞いたところ、「全く不安は感じない」 (8.0%)は1割に満たず、「あまり不安は感じない」(15.6%)を合算した「不安は感じない」(23.6%)は2割強にとどまる回答でした。

「少し不安を感じる」(25.1%)、「とても不安を感じる」(18.3%)を合算した「不安を感じる」 (43.4%)は4割強で、不安を感じない人の2割を上回る結果でした。

出典元:アイブリッジ株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000064613.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


メールDMを確認する日は"月曜日"が6割!「新商品・サービス発表」「業界トレンド等の調査結果や最新ニュース」「商品の割引」が開封されやすい傾向あり【PRIZMA調査】

メールDMを確認する日は"月曜日"が6割!「新商品・サービス発表」「業界トレンド等の調査結果や最新ニュース」「商品の割引」が開封されやすい傾向あり【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、メールDM経由で商談を受けた経験のあるBtoB企業の社員を対象に、「メールDMに関する調査」を実施し、結果を公開しました。


電通デジタルと電通、Amazon Ads動画広告のリーチ・購買効果を把握・検証できる統合動画マーケティングソリューションを開発

電通デジタルと電通、Amazon Ads動画広告のリーチ・購買効果を把握・検証できる統合動画マーケティングソリューションを開発

株式会社電通デジタルと株式会社電通は、Amazon Adsの動画広告のリーチ指標や、実店舗での「オフライン購買」およびECサイトなどでの「オンライン購買」に与える影響を把握し、プランニングおよび効果検証に活用することができる統合動画マーケティングソリューションを開発したことを発表しました。


2024年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆2,038億円、前年比113%の見通し。2029年には2024年比約1.8倍、2兆1,313億円に【サイバー・バズ調査】

2024年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆2,038億円、前年比113%の見通し。2029年には2024年比約1.8倍、2兆1,313億円に【サイバー・バズ調査】

株式会社サイバー・バズは、株式会社デジタルインファクトと共同で、2024年国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査を実施し、結果を公開しました。


シニア女性のスマホ保有率は98.9%!シニア女性のデジタル活用は"当たり前"に【ハルメク 生きかた上手研究所調査】

シニア女性のスマホ保有率は98.9%!シニア女性のデジタル活用は"当たり前"に【ハルメク 生きかた上手研究所調査】

ハルメク 生きかた上手研究所は、55~74歳のハルメク読者を対象に「デジタルデバイスに関する意識と実態調査」を実施し、結果を公開しました。


BtoBマーケティング担当者の約8割が予算配分の見直しが必要と実感!理由の上位に"見込顧客のニーズの変化"や"リード獲得数が頭打ち"【IDEATECH調査】

BtoBマーケティング担当者の約8割が予算配分の見直しが必要と実感!理由の上位に"見込顧客のニーズの変化"や"リード獲得数が頭打ち"【IDEATECH調査】

株式会社IDEATECHは、BtoB企業のマーケティング担当者への調査を対象に、マーケティング担当者の有効リード獲得に関する実態調査を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


メールDMを確認する日は"月曜日"が6割!「新商品・サービス発表」「業界トレンド等の調査結果や最新ニュース」「商品の割引」が開封されやすい傾向あり【PRIZMA調査】

メールDMを確認する日は"月曜日"が6割!「新商品・サービス発表」「業界トレンド等の調査結果や最新ニュース」「商品の割引」が開封されやすい傾向あり【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、メールDM経由で商談を受けた経験のあるBtoB企業の社員を対象に、「メールDMに関する調査」を実施し、結果を公開しました。


電通デジタルと電通、Amazon Ads動画広告のリーチ・購買効果を把握・検証できる統合動画マーケティングソリューションを開発

電通デジタルと電通、Amazon Ads動画広告のリーチ・購買効果を把握・検証できる統合動画マーケティングソリューションを開発

株式会社電通デジタルと株式会社電通は、Amazon Adsの動画広告のリーチ指標や、実店舗での「オフライン購買」およびECサイトなどでの「オンライン購買」に与える影響を把握し、プランニングおよび効果検証に活用することができる統合動画マーケティングソリューションを開発したことを発表しました。


食料危機 ~ 天災か人災か

食料危機 ~ 天災か人災か

食料・食糧の危機が迫っています。地球上では、気候問題や行政の責任下で今なお続く飢饉もあります。私たちの未来を豊かにするために欠かせない食料・食糧。それを恒常的に守っていくためには、今この時にどのような行動が必要なのでしょうか。基本的な言葉の意味の説明や、それぞれに対する詳細な対策案を交え、広告・マーケティング業界に40年近く従事し、現在は株式会社創造開発研究所所長、一般社団法人マーケティング共創協会理事・研究フェローを務めている渡部数俊氏が解説します。


“第2次”アサイーブームは続くのか? 検索者属性や検索ニーズからカテゴリ浸透の未来を考察

“第2次”アサイーブームは続くのか? 検索者属性や検索ニーズからカテゴリ浸透の未来を考察

近年再び話題になっている「アサイー」。若い女性を中心に人気を集めているようです。他にはどのような特徴を持つ人がアサイーに関心を持っているのか、アサイー検索者がアサイーのどんなことに興味を持っているのかについて、Web行動ログデータから分析・考察します。そして、アサイーブームのこれからを考えます。


2024年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆2,038億円、前年比113%の見通し。2029年には2024年比約1.8倍、2兆1,313億円に【サイバー・バズ調査】

2024年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆2,038億円、前年比113%の見通し。2029年には2024年比約1.8倍、2兆1,313億円に【サイバー・バズ調査】

株式会社サイバー・バズは、株式会社デジタルインファクトと共同で、2024年国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査を実施し、結果を公開しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

ページトップへ