経営者の67.1%は人材不足に課題、正社員採用の代替として31.1%がフリーランスのプロ人材を選択
フリーランスのプロ人材を活用したことのある経営者に活用理由を質問したところ、「社内に特定のスキルを持つ人材が不足していたため」が67.1%、「正社員をプロ人材で代替するため」が31.1%という回答となりました。
その他の回答としては、以下のとおりです。
・新規事業参入のため専門スキルを持つ人材を確保するため
・知人の紹介
・正社員採用に苦労しているため
■36.0%の経営者が既存社員の育成にも役立ったと回答
フリーランスのプロ人材を活用した経営者に効果を質問したところ、「プロジェクト/事業の推進スピードが向上した」が43.8%、「人材不足を解消できた」が36.3%、「既存社員の育成に役立った」が36.0%という回答となりました。
その他の回答としては、以下のとおりです。
・フリーランスのプロ人材の専門性が新規ビジネスの立ち上げに大きく貢献した
・プロジェクトを完遂できた
■マーケティング、新規事業開発、人事領域にまで広がるフリーランスプロ人材活用
現在活用しているフリーランスのプロ人材が持つスキル(得意領域)について質問したところ、「システム開発・WEBデザイン」が50.9%、「マーケティング」が28.9%、「情報セキュリティ」が27.6%という回答となりました。
また、「新規事業開発」は15.8%、「人事制度設計・人材育成・労務」は15.2%という結果になりました。
そのほかの回答としては、以下のとおりです。
・英語プレゼンテーションのコーチング
・現場技術者
・研究
・法務
・弁護士
・通訳
「フリーランスのプロ人材」を活用できていない経営者は57.9%
フリーランスのプロ人材の活用経験の有無について質問したところ、「はい」が32.1%、「いいえ」が57.9%という回答となりました。
■フリーランスのプロ人材を活用していない経営者の30.2%は「そもそも発想がなかった」と回答
フリーランスのプロ人材を活用していない経営者に理由を質問したところ、「社員のみで充足しているため」が34.1%、「フリーランスのプロ人材の活用という発想がそもそもなかった」が30.2%、「能力の見極めが難しく、スキルのミスマッチが懸念されるため」が20.0%という回答となりました。
■フリーランスのプロ人材を活用している経営者からは、能力の見極めが難しいという声も
フリーランスのプロ人材を活用したことのある経営者に、活用の懸念点を聞いたところ、「能力の見極めが難しく、スキルのミスマッチが懸念される」が22.6%、「契約や支払い手続きにリソースがかかる」が22.6%、「個性が強く社風に合うかどうかわからない」が20.8%という回答となりました。
そのほかの回答としては、以下のとおりです。
・費用面での負担が大きい
・導入にあたっての手間がかかる
調査概要
調査概要:フリーランスのプロ人材に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年11月1日〜同年11月13日
有効回答:従業員数300名以上の企業の経営者・役員1,002名
性別:男性 92.8%、女性 7.2%
年齢:20~29歳 2.0%、30~39歳 6.8%、40~49歳 14/2%、50~59歳 38.4%、60歳以上 38.7%
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
出典元:ITプロパートナーズ
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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