約8割が信頼性と独自性のあるコンテンツはSEO対策に有効と評価【リンクアンドパートナーズ調査】

約8割が信頼性と独自性のあるコンテンツはSEO対策に有効と評価【リンクアンドパートナーズ調査】

株式会社リンクアンドパートナーズは、企業でSEO対策に携わっている方を対象に、「SEO対策の課題に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


SEO施策で最も重要している要素、第1位「コンテンツの質」

「SEO対策で重視している要素は何ですか?」と質問したところ、上位から「コンテンツの質」が48.5%、次いで「キーワード選定」が42.4%、「デバイス別で正しく表示される」が28.6%という回答になりました。

約6割が、SEO対策を専門会社に外注していると回答

「現在、SEO対策をどのように実施していますか?」では、「専門家のアドバイスを受けつつ、社内でSEO対策を進めている」が51.5%、「全てのSEO対策を自社内で完結させている」が41.6%、「SEO対策を専門の代行サービスに全面的に委ねている」が6.9%という回答になりました。

SEO対策代行サービスにかける費用は、「月額30万円〜50万円未満」が最多の42.9%を占める結果に

「SEO対策代行サービスにかけている月額費用のレンジを教えてください」と質問したところ、全体の結果では、上位から「30万円~50万円未満」が42.9%、「10万円~30万円未満」が35.1%、「10万円未満」が12.8%、「50万円~100万円未満」が6.4%、「100万円以上」が2.7%という回答になりました。

また、グループ別でみると、「専門家のアドバイスを受けつつ、社内でSEO対策を進めている」と回答した方で、最も多い費用の範囲は「30万円~50万円未満」(45.2%)であり、次いで「10万円~30万円未満」(34.1%)です。この結果から、社内でSEO対策を進める企業は、やや高めの予算を設定して専門家のアドバイスを積極的に取り入れている傾向があることが示されます。社内資源を活用しつつ、外部の専門知識を組み合わせることで、より効果的なSEO対策を目指す傾向にあるといえるでしょう。

一方で、「SEO対策を専門の代行サービスに全面的に委ねている」と回答した方は、「10万円~30万円未満」が42.9%と最も高く、「30万円~50万円未満」が25.7%となっています。代行サービスに全面的に委ねている企業は、中間の費用帯(特に10万円〜30万円未満)に集中していることが分かります。これは、代行サービスの利用が、手間や専門知識の不足を補う手段として選ばれており、その範囲内でコストパフォーマンスを最大化しようとする企業の戦略が反映されているかもしれません。

約9割の方が、SEO対策の改善の必要性が「ある」と回答

「全てのSEO対策を自社内で完結させている」と回答した方では、「多数ある」が49.8%と非常に高く、SEO対策における改善の必要性を強く感じていることがわかります。これは、内部リソースの限界や専門知識の不足が原因かもしれません。

一方で、「専門家のアドバイスを受けつつ、社内でSEO対策を進めている」と回答した方では、「ややある」が74.7%と最も高く、改善の必要性を感じつつも専門家のアドバイスによってある程度の対策が行われていることが推測されます。

最後に、「SEO対策を専門の代行サービスに全面的に委ねている」と回答した方では、 「あまりない」が34.3%と他のグループに比べて高く、「全くない」も8.6%と最も高いです。これは、専門の代行サービスを利用することで、改善の必要性をあまり感じていない可能性があります。

8割以上が「信頼性と独自性のあるコンテンツ」はSEO対策に有効と評価

「信頼性と独自性のあるコンテンツは、SEO対策において有効だと思いますか?」では、「とても有効だと思う」が30.4%、「どちらかといえば有効だと思う」が56.2%、「あまり有効だと思わない」が12.0%、「まったく有効だと思わない」が1.4%という回答になりました。

出典元:株式会社リンクアンドパートナーズ

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000064362.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

株式会社iTANは、小売店経営者・店舗責任者・マーケティング担当者を対象に、「小売業界における再来店促進と顧客接点の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

株式会社イードは、スマートフォンやデジタルライフについてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、1円スマホに関心のあるユーザーを対象に「1円スマホ」に関する関心・意向についてアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

株式会社電通デジタルは、生活者のリテールメディアへの接触が購買行動およびブランド認知に与える影響を明らかにするため、「2025年 リテールメディア調査」を実施し、結果を公開しました。


若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~24歳を対象に「直近1か月で、ふだんより多くお金を使った項目」についての2025年9月期の調査を実施し、結果を公開しました。


AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、MITスローン・マネジメント・レビュー誌(MIT SMR)と共同で、AIによるビジネスへの影響に関するレポート「The Emerging Agentic Enterprise: How Leaders Must Navigate a New Age of AI」を発表しました。


ページトップへ