10代では「1日に、1時間以上」見ている割合が4割弱
平日・休日を合わせて、ふだんショート動画をどのくらい見ているか平均時間を聞いたところ、ショート動画を【ほぼ毎日見ている※】人の割合は、10代で7割超、20代で約6割、30~60代では3~4割台という結果に。若い年代ほど割合が高いということがわかりました。
※「1日に、1時間以上」「1日に、30分以上~1時間以上」「1日に、30分未満」の合計
1日あたりの見ている時間では、「1日に、1時間以上」が、10代で4割弱と最も高い割合となりました。年代が上がるほどその割合は低くなり、40~60代では1割未満になっています。
20~60代では「1日に、30分未満」の割合が最も高くなっており、いずれも2割台です。
そのほかにも、「週に1~3日くらい」見ているという割合は、年代が上がるほど高くなっています。
「ショート動画を見ていない」という人の割合は、30代以上で高くなっており、40代以上では2割超となりました。
ショート動画を見ている理由は「ひまつぶしになるから」が全体TOP
ふだんショート動画を見ている人に、その理由・目的を聞いたところ、全体TOPは「ひまつぶしになるから」が4割超でした。60代を除くすべての年代でも1位となり、若年層ほど割合は高くなりました。中でも10代女性では6割と高くなっていました。
全体2位以降は、「スキマ時間で見られるから」「気軽/手軽に見られるから」「おもしろい動画が見られるから」「気分転換になるから」が2~3割台で続きました。
年代別にみると、10代、中でも10代女性では、全体的にどの回答も高い割合となっています。「お気に入り/好きな人(推し)の動画・投稿を見るため」はほかの年代と比べて高く、10代で5位。特に10代女性では、3割台後半の高い割合に。フォローをして定期的にチェックしている人も多いのかもしれません。
また、10代では、「おもしろい動画が見られるから」も高い割合でランクイン。
20代では、「次から次へと自動的に動画が流れてくるから」が5位となり、若年層になるほど割合が高く女性10代~20代では3割超でした。
10代~30代では、「気軽/手軽に見られるから」が2位にランクインしました。
ランキング外ですが、10代では、「話題になっていること・もの・人など、トレンドをキャッチするため」「縦型の動画で見やすいから」「刺激(爆笑/驚きなど)がほしいから」といった回答も、ほかの年代と比べて高い割合となっていました。
ショート動画は、短時間で見られるという利点からスキマ時間に楽しむことができます。おすすめされるためつい見てしまう、記憶に残りやすいといった特徴もあるようです。特に若年層からの支持が厚く、トレンドなどの情報収集としても見られている傾向があるようです。
調査概要
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2024年3月4日~2024年3月6日
有効回収数:5257サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
出典元:LINEリサーチ
ショート動画を「ほぼ毎日見ている」割合は、若い年代ほど高い傾向 | LINEリサーチ調査レポート|リサーチノート powered by LINE
https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/44597269.html今回は10~60代の男女を対象に、ふだんショート動画をどのくらい見ているか調査をしました。また、ショート動画を見ている理由についても聞きました。※ショート動画:YouTubeのshorts(ショート)やTikTokなど、1分程度の縦型の動画。
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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