観光地に行く際や食事、ショッピングの際に約9割の方がレビューを参考にしていることが判明
はじめに「海外旅行で観光地に行く際や食事・ショッピングの際に、レビューを見て参考にしますか?」と質問したところ、『非常に参考にする(39.6%)』『ある程度参考にする(47.8%)『あまり参考にしない(9.5%)』『全く参考にしない(3.1%)』という回答結果になり、約9割の方が、レビューを参考にしていることが明らかになりました。
次に、「海外旅行に行く前や旅行中にレビューを参考にしますか?(予約したOTAの口コミ、SNS、ブログなど)※OTA=Expedia(エクスペディア)、Booking.com(ブッキングドットコム)、Hotels.com(ホテルズドットコム)」と質問したところ、『見るようにはしている(46.1%)』『必ず見る(33.5%)』『ガイドブックや雑誌などを参考にする(14.7%)』『全く参考にしない(5.7%)』という回答結果になりました。
海外旅行に行く前や旅行中にも、レビューを参考にする方が多数いるようです。
XYZ世代それぞれが参考にしているレビュープラットフォームとは?
続いて、どのレビュープラットフォームを参考にしているのかをうかがいました。
「海外旅行で観光地や施設を訪れる際に参考にしているレビュープラットフォームは何ですか?」と質問したところ、『Googleマップ(63.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『SNS(Instagram)(42.4%)』『ガイドブック(37.5%)』と続きました。
GoogleマップやSNSなど、ネットのレビュー情報を参考にする方が多いようです。
「海外旅行で観光地や施設を訪れる際に参考にしているレビュープラットフォームは何ですか?」と質問したところ、各世代毎に以下のような回答結果になりました。
・X世代(44〜59歳)
『Googleマップ(70.1%)』
『ガイドブック(44.9%)』
『SNS(Instagram)(23.5%)」
・Y世代(29~43歳)
『Googleマップ(67.5%)』
『SNS(Instagram)(50.8%)』
『ガイドブック(40.6%)』
・Z世代(15~28歳)
『Googleマップ(54.1%)』
『SNS(Instagram)(53.2%)』
『SNS(X ※旧:Twitter)(28.8%)』
若い年代になるほど、SNSのレビューを参考にしている方の割合が多いことが明らかになりました。
次に、「海外旅行で食事の際に参考にしているレビュープラットフォームは何ですか?」と質問したところ、『Googleマップ(50.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『SNS(Instagram)(36.7%)』『ガイドブック(36.0%)』と続きました。
どこで食事をするかにおいても、レビューを参考にして決めている方が多いことがうかがえます。
続いて「海外旅行先での現地の人のレビューを参考にしたいですか?」と質問したところ、約6割の方が『参考にしたい(62.5%) 』と回答しました。
■海外旅行先で現地の人のレビューを参考にしたい理由とは?
・何度も訪れている可能性が高い現地の人のレビューの方が信用性が高いと思うから(20代/男性/茨城県)
・現地の人の口にあう本物の料理が食べたいから(20代/男性/千葉県)
・観光客向け以外の現地の方々が利用する店舗に関心があるから(50代/男性/神奈川県)
・現地の人にしかわからない情報が手に入るから(50代/男性/秋田県)
観光客向けのレストランや観光地ではなく、現地の人がよく訪れるお店や場所に行きたいと考える方が多いようです。
広告や協賛コンテンツに対する消費者の見方とは?
「"広告や協賛などによるコンテンツ表記"があるレビューは参考になりますか?」と質問したところ、約半数の方が『実際に体験をしたレビューであれば参考になる(46.9%)』と回答しました。
■レビューが参考になると回答した理由の一例
・プラス、マイナス含めて意見が反映されているから(40代/男性/愛知県)
・実体験による情報は説得力がある(50代/男性/秋田県)
・人の好みはそれぞれなので、スポンサーは関係ない(50代/男性/東京都)
・体験後のレビューは真実味があるから(40代/男性/神奈川県)
・体験談の方が信ぴょう性がある(50代/女性/兵庫県)
広告や協賛であるかどうかよりも、実際に体験したレビューであることを重視する方が多いことがうかがえます。
レビューの信頼性を判断する要素として重要なのは「実際の使用経験に基づく意見」「写真や動画の提供」
「行動の決め手となる"レビュー"において、必要な要素は何ですか?」と質問したところ、『写真や動画の提供(49.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『実際の使用経験に基づく意見(48.4%)』『客観的な情報の提供(43.1%)』と続きました。
「行動の決め手となる"レビュー"において、必要な要素は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、各世代毎に以下のような回答結果になりました。
・X世代(44〜59歳)
『実際の使用経験に基づく意見(51.9%)』
『写真や動画の提供(48.4%)』
『客観的な情報の提供(48.1%)』
・Y世代(29~43歳)
『写真や動画の提供(54.0%)』
『実際の使用経験に基づく意見(51.6%)』
『詳細な商品説明(45.7%)』
・Z世代(15~28歳)
『写真や動画の提供(47.4%)』
『実際の使用経験に基づく意見(41.8%)』
『客観的な情報の提供(36.8%)』
どの世代においても、実際の使用経験に基づく意見と写真や動画の提供、客観的な情報が重視されていることが明らかになりました。
各世代ごとの理由は以下の通りです。
X世代の理由
・写真や動画があれば、すごく参考になるから(40代/女性/愛媛県)
・生の声が重要(50代/男性/東京都)
・画像は信用してしまう(50代/男性/東京都)
・リアリティがあるから(50代/女性/大阪府)
Y世代の理由
・信憑性を感じられるから(30代/女性/東京都)
・実際に行った人の実体験が1番参考になると思っているため(30代/女性/愛知県)
・実際の写真があれば分かりやすいからです(30代/男性/兵庫県)
・主観はいらないから(40代/女性/東京都)
Z世代の理由
・写真、動画は必ず見たい(10代/女性/静岡県)
・写真や動画があると想像しやすいから(10代/女性/埼玉県)
・写真は客観的な指標だから(20代/女性/青森県)
・実際体験してる人の意見は重要(20代/女性/東京都)
調査概要
【調査期間】2024年3月22日(金) ~ 2024年3月25日(月)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
【調査対象】調査回答時に直近5年以内に海外旅行に行ったことがあると回答したモニター
【調査人数】男女1,016名
【調査元】株式会社グローバル・デイリー
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
出典元:株式会社グローバル・デイリー
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