スマホ保有率は98.9%。70代の利用率も他の年代に追いつき、シニア女性のデジタル活用が当たり前の状態に
2024年のスマホの利用率は98.9%と、ほとんどのシニア女性がスマホを利用していることが分かりました。また、70代の利用率が、他の若い世代に追いつき始めている傾向が見えます。
タブレットの利用率が再度伸長。また、昨年までは停滞気味だったスマートウォッチの利用率も、今年は6.9%と昨年比で+2.9ポイントアップしました。
Instagram、Facebook、X(旧Twitter)の利用は伸びておりTikTok(閲覧のみ)も9.6%が利用中
いずれかのSNS(LINE除く)利用率はやや減ったが、Instagram、Facebook、X(旧Twitter)の利用率は伸びています。年代別では50代の利用率の伸びが顕著で、70代との差が大きい結果となりました。
TikTokの利用率は9.6%が利用しているが投稿を行っている人はゼロでした。
利用率が増えているのは、2段階認証、調べ物・Web検索、防災アプリ、オンライン決済、フリマアプリ、ポイ活、撮影、音楽、健康管理
2段階認証、調べ物・Web検索、防災アプリ、オンライン決済、フリマアプリ、ポイ活、撮影、音楽、健康管理の利用率が増えてきている。スマートウォッチの利用率も全年代で増えています。
※1 ~2022年”地図・ナビゲーション”
※2 2023年の詳細は別の質問で聴取、2022年までの結果はそちらに寄せている。
※3 2020~2021年”テレビ電話・ビデオ会議(zoom、skypeなど)”
※4 ~2022年”スマホ決済”としてスマホ保有者のみ聴取
※5 ~2022年"スマホアプリで物の売買"
※6 ~2022年"割引クーポンの入手"
※7 ~2021年"動画を見る(動画サイトの閲覧含む)”、2022年”無料の動画を見る(Youtube、TV見逃しなど)”
※8 2024年、無料動画と有料動画とを分けて聴取
※9 2020~2021年 別質問として聴取、2022年”有料・サブスクの動画を見る”
スマホに関する情報は「自分で探す」より「人に聞く・尋ねる」方が依然多いが、昨年比で、前者は4.3ポイント増、後者は3.6ポイント減と、「自分で探す」割合が増えている
スマホに関する情報を得るには、依然「人に聞く・尋ねる」が量としては多い傾向にありますが、昨年調査時と比べると減っており、「自分で探す」と回答した人が増えてきているようです。
調べ物・Web検索をしている割合は過去最高の89.2%。また、Web検索の方法も、文字検索だけでなく、音声、画像・動画での検索など、幅広い手法が受け入れられている。ChatGPTといったAI検索も、昨年比2.2ポイントの3.7%が利用経験ありと回答しています。
調査概要
調査方法:郵送での質問紙配布アンケート
調査対象・有効回答者数:55~74歳の全国ハルメク読者の女性 436名
調査実施日:2024年6月11日(火)~ 8月5日(月)
調査主体:株式会社ハルメク・エイジマーケティング ハルメク 生きかた上手研究所
※ 調査結果のパーセンテージは、小数点以下第2位を四捨五入したため、総数と内訳の合計が一致しないことがあります。
出典元:株式会社ハルメクホールディングス/ハルメク 生きかた上手研究所調べ
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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