クレジットカードは作成前と利用後で評価が変化?カード選定基準と後悔から見えた利用実態【フォーイット調査】

クレジットカードは作成前と利用後で評価が変化?カード選定基準と後悔から見えた利用実態【フォーイット調査】

株式会社フォーイットは、同社が運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」にて、全国18歳以上の男女を対象に『クレジットカードに関するアンケート』を実施し、結果を公開しました


クレジットカード保有率は約7割

全国18歳以上の男女500名に対して、クレジットカード保有率を聞いたところ、全体の約7割(67.6%)が保有していることがわかりました。

男女別では男性が女性を上回る7割強の保有率となり、年代別では50代・60代が9割前後と最も高く、世帯年収別では500万円~1,000万円層の約8割が保有している結果になりました。

クレジットカードを作ったはきっかけ「進学や就職を機に」が最多

全国18歳以上の男女500名のうち、クレジットカードを持っていると回答した67.6%(338名)に対して、初めてクレジットカードを作ったきっかけを聞いたところ、最も多かったのは、「進学や就職を機に」(24.9%)に。次いで、2位には「オンライン決済に必要だから」(19.2%)、3位に「入会特典・キャンペーン」(16.6%)がランクインしました。

男女別に見ると、初めてクレジットカードを作ったきっかけには、ジェンダー差が見られました。

男性は、「オンライン決済に必要だから」(24.4%)と「進学や就職を機に」(23.9%)が僅差で上位となった一方、女性は、「進学や就職を機に」(26.0%)が最多で、次に「入会特典・キャンペーン」(17.7%)が続きます。

また、「海外旅行や留学の準備のため」は女性が男性の約2倍となっていることから、女性の方が長期的視点でクレジットカードを作成する傾向があることがうかがえます。

年代別に見ると、初めてクレジットカードを作ったきっかけには、年代差が見られました。

30代を除く全年代で「進学や就職を機に」が首位となっており、30代は「入会特典・キャンペーン」(28.6%)が主流となっていることから、コストパフォーマンス(コスパ)を意識している姿勢が垣間見えます。

また、50代・60代では、「現金を持ち歩かなくていいから」の比率が比較的高く、利便性や防犯性も考慮していることが考えられます。

世帯年収別に見ると、初めてクレジットカードを作ったきっかけには、年収による違いが見られました。

世帯年収が高い層ほど、「進学や就職を機に」や「海外旅行や留学の準備のため」と回答する割合が高くなっていることから、環境変化をきっかけとする傾向が見てとれます。

反対に、世帯年収300万円以下の層では「オンライン決済に必要だから」が最多となっており、実用性を重視していることがわかります。

また、世帯年収700万円~1,000万円の層では、「入会特典・キャンペーン」の割合が最も高く、カード選びにおいてお得感にも着目する堅実な層であることが示唆されます。

クレジットカード選びで重視したことは「年会費が永年無料かどうか」が約8割

全国18歳以上の男女500名のうち、クレジットカードを持っていると回答した67.6%(338名)に対して、カード選びの際に重視したことを聞いたところ、約8割が「年会費が永年無料かどうか」に集中していました。

なお、続いて多かったのは、「ポイントやマイルの貯まりやすさ」(64.2%)、「普段使う経済圏との相性(楽天・PayPayなど)」(38.5%)、「申し込みのしやすさ・発行の速さ」(34.0%)、「カード会社やブランドの知名度や安心感(VISA・Mastercard・AMEX・JCBなど)」(30.5%)となりました。

男女別に見ると、カード選びの際に重視したことには、大きなジェンダー差は見られませんでした。

男女とも約8割が「年会費が永年無料かどうか」、6割強が「ポイントやマイルの貯まりやすさ」を重視していることがわかります。

男性は「カード会社やブランドの知名度や安心感(VISA・Mastercard・AMEX・JCBなど)」の割合が高く、信頼性を求めるのに対し、女性は「カードごとの付帯サービス」や「申し込みのしやすさ・発行の速さ」の割合が高く、利便性を優先する傾向にあると言えます。

年代別に見ると、カード選びの際に重視したことには、年代差が見られました。

全世代における共通点として、「年会費が永年無料かどうか」と「ポイントやマイルの貯まりやすさ」は圧倒的に多く、コストパフォーマンスを意識していることが垣間見えます。

年代ごとの特徴としては、10代は「普段使う経済圏との相性」や「メイン銀行との相性」が高いことからデジタルサービスとの親和性、20代は「申し込みのしやすさ・発行の速さ」が高いことから利便性、40代以降は「カード会社やブランドの知名度や安心感」が上昇傾向にあることから信頼性をそれぞれ重視していることが推察されます。

世帯年収別に見ると、カード選びの際に重視したことには、年収による違いが見られました。

いずれの年収層でも「年会費が永年無料かどうか」と「ポイントやマイルの貯まりやすさ」は最重要項目となっていますが、年収が上がるにつれて「カードごとの付帯サービス」や「スマホ決済やタッチ決済への対応」といった付加価値にも目を向ける割合が高まっており、世帯年収1,000万円以上の層では約4割(38.1%)に達していました。

また、世帯年収500万円~700万円の層では、8割近くが「ポイントやマイルの貯まりやすさ」を挙げ、4割以上が「普段使う経済圏との相性」を選択していることから、効率的かつ戦略的に活用しようとする姿勢が見受けられます。

手持ちのクレジットカードで後悔している点は特になしー現在のカードに概ね満足している層が多数

全国18歳以上の男女500名のうち、クレジットカードを持っていると回答した67.6%(338名)に対し、今のカードで後悔している点を聞いたところ、6割以上が「特に後悔はない」としており、現在のカードに概ね満足している層が多数を占めているという結果が出ました。

かたや、後悔していることとして最も多かったのは、「ポイント還元率をもっと計算すればよかった」(15.7%)、その次に「付帯サービスを比較すればよかった」(13.9%)、「自身の経済圏に合ったものにすべきだった」「ブランド選びを考えればよかった」(いずれも12.7%)が挙がっていました。

男女別に見ると、今のクレジットカードで後悔している点には、ジェンダー差が見られました。

男女ともに「特に後悔はない」が最多であるものの、男性65.6%、女性58.2%と男性の方が満足度がやや高いことがわかります。

その反面、後悔している点には違いが見られ、女性は「ポイントの還元率をもっと計算すればよかった」(17.7%)、「自身の経済圏に合ったものにすべきだった」(12.2%)、「ブランド選びを考えればよかった」(16.5%)、「サブカードとのを意識すべきだった」(7.6%)が男性より高くなっており、カード選びの条件面に対する見直し意識が強い傾向が推測できます。

対して男性は、「有料会費のカードも検討すべきだった」(7.2%)が、女性(3.2%)の2倍以上となっており、カードのグレードや機能面への関心が相対的に高いことがうかがえます。

年代別に見ると、今のクレジットカードで後悔している点には、年代差が見られました。

年代が上がるほど「特に後悔はない」の割合が増加し、10代の45.0%から60代では76.9%と約8割に達しており、年齢を重ねるほど自身に合ったカード選びができていることがわかります。

10代・20代では、「ブランド選びを考えればよかった」「自身の経済圏に合ったものにすべきだった」「付帯サービスを比較すればよかった」が相対的に高く、カード選択の経験不足によるミスマッチが目立ちました。

30代・40代では、「ポイント還元率をもっと計算すればよかった」が最多となり、家計管理を意識した視点の強まりが表れています。

一方、満足度が最も高い60代においては、「有料会費のカードも検討すべきだった」が最も高く(10.3%)、より上位カードへの関心の高さが確認されました。

世帯年収別に見ると、今のクレジットカードで後悔している点には、年収差が見られました。

「特に後悔はない」の割合が最も高かったのは世帯年収500万円~700万円の層(70.8%)であり、最も低かったのは世帯年収1,000万円以上の層(45.2%)であることから、高所得層ほどカード選びに対する要求水準の高さを示唆しています。

とりわけ「ブランド選びを考えればよかった」(26.2%)、「ポイント還元率をもっと計算すればよかった」(23.8%)、「付帯サービスを比較すればよかった」(21.4%)、「自身の経済圏に合ったものにすべきだった」(19.0%)がいずれも高く、複数の観点で十分に比較できていなかった点を後悔する傾向がうかがえます。

調査概要

【対象者】18歳以上の男女
【サンプル数】500人
【居住地】全国
【調査方法】ネットリサーチ
【調査実施日】2026年1月27日
【調査メディア】Mediverse

出典元:株式会社フォーイット

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000478.000018246.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

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