推し活層の誕生日消費、公式イベント無しでも平均1万円【Oshicoco調査】

推し活層の誕生日消費、公式イベント無しでも平均1万円【Oshicoco調査】

株式会社Oshicocoは、『推しの誕生日祝い』に関するアンケートを実施し、結果を公開しました。


推し活層の約8割が、推しの「誕生日祝い」を経験  

まず、推しの誕生日祝いをしたことがあるかを尋ねたところ、約8割(80.8%)が「ある」と回答しました。「推しの誕生日を祝う行為」が、推し活層にとってすでに一般的な文化として定着していることがうかがえます。

祝われる推しは「国内男性アイドル」がトップ。2次元・歌い手も上位に

誕生日祝いをしたことのある推しのジャンルを複数回答で聞いたところ、「3次元アイドル(国内男性)」が34.3%でトップとなりました。次いで「2次元キャラクター・作品(30.8%)」「歌い手(26.7%)」と続き、この3ジャンルだけで全体の約9割を占めました。

リアルな3次元アイドルだけでなく、アニメ・ゲームの2次元キャラクターや、YouTubeやSNSを主戦場とする歌い手・配信者といったデジタルネイティブなジャンルにも誕生日祝い文化が広く浸透していることが分かります。

公式イベントなしでも、1回の生誕祭に平均約1万円を消費

1人の推しの誕生日祝いに1回あたり平均いくら使うかを調査したところ、最多回答は「1,000〜4,999円(38.9%)」でしたが、各金額帯の中央値をもとに平均を算出すると1回あたり平均約1万円という結果になりました。

注目すべきは高額層の存在です。「50,000円以上」と回答した層が4.8%おり、公式のライブやイベントへの参加費ではなく、ファン自身が企画・準備する誕生日祝いにこれだけの金額を投じていることから、推し活消費の熱量の高さが伺えます。

※平均金額は、各回答選択肢の中央値(「50,000円以上」は50,000円として算出)をもとに加重平均を算出した推計値です。実際の平均額はこれを上回る可能性があります。

最もお金をかけるのは「公式グッズ」

誕生日祝いで最もお金をかけるものとして、「公式グッズ」が48.5%で、約2人に1人が回答する結果に。次いで「食べ物(ケーキ・カフェ代など)」が30.2%、「場所のレンタル代」が9.5%と続きました。

誕生日に合わせて発売される限定の生誕グッズは、ファンにとって「その日だけ手に入る特別なもの」。1年に1度という希少性が、グッズへの集中購買を後押ししているようです。

また、同じ絵柄の公式グッズを集めて、生誕祭の際に写真をとる「祭壇文化」なども存在することから、生誕グッズ以外の「公式グッズ」への購買が盛んに行われている可能性も見えてきました。

祭壇文化:アイドルやアニメキャラクターなどのグッズ(トレーディングカード・缶バッジ・アクスタなど)を部屋の一角に美しく飾り付け、聖域化した空間のこと。写真を撮ってSNSに投稿する推し活層が多い。

約7割が「自宅で一人」。生誕祭は実は"超個人的"なイベント

誰と過ごすかという問いに対しては「一人で祝う」が約66%でトップ、そして誕生日祝いを行う場所として最も多かったのは「自宅(75%)」という結果になりました。

"生誕祭"というと仲間と集まって盛大にお祝いするイメージを持たれがちですが、実態は約7割が自宅で一人でお祝いする、非常にパーソナルな行為であることが明らかになりました。それでも平均約1万円を消費しているという事実は、推し活層の消費へのこだわりの深さを物語っています。

なぜ一人・自宅でもお金をかける?

答えは"SNSを通じた推しへの想い"

最後に、「どうして生誕祭にお金をかけるのか」という質問を実施しました。

設問:「推しの誕生日祝いにお金をかける理由を、自由に教えてください。」

最も多く寄せられたのは、「生まれてきてくれてありがとう」という感謝や愛情を伝えたいという純粋な動機でした。推しの誕生日は「自分の誕生日より大切」「宇宙で1番大切な日」と表現する回答者もおり、ファンにとっていかに特別なイベントであるかが伝わってきます。

そしてもう一つ、複数の回答に共通して見られたのがSNSを通じて推しに届けたいという意識です。「SNSに載せたら推しが見てくれるかも」「インスタ映えする写真でどれだけ好きか伝えたい」という声が複数寄せられました。

<抜粋コメント>
・「インスタ映えするかわいい写真を載せるのがこんなに好きです!というアピールだと思っています。」
・「もしかしたら、インスタに載せたら推しが見てくれるかもと思うとお金かけたくなります。」
・ 「本人に届いて欲しいから頑張って準備をしています。」

一人でひっそり祝っていても、その写真はSNSを通じて推しに届く可能性がある。そんな意識が、支出の質とこだわりを高めているようです。お祝いがそのままSNS上での自己表現・推しへの愛の発信になるからこそ、「一人・自宅」でも手を抜かない消費スタイルが生まれています。

一方で、コミュニティ内での同調意識が消費を後押しするケースも見られました。推し活はSNSと切り離せない文化である分、周囲の投稿が自然と目に入り、「自分も同じくらい盛大に祝わなければ」という意識につながっているようです。

<抜粋コメント>
・「SNSをやっていると祝わないといけない使命感がある。気持ちでやりたいというよりもやらないといけないという感覚に近い」
・ 「同担と比べてしまうから毎年出来るだけ頑張りたいと思って散財してます」

「好きだから祝う」という純粋な動機と、SNSが生む可視化・比較の構造。

その両方が複雑に絡み合うことで、平均約1万円規模の消費が生まれていると言えそうです。

調査概要

集計期間:3/13~3/16
有効回答数:646件
調査媒体と対象者:Instagram「推し活応援メディアOshicoco」をフォローしている推し活層

出典元:株式会社Oshicoco

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000095735.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

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