アドトラックは「見られる」だけじゃない? 認知者の半数以上が利用・購買を検討【ohpner調査】

アドトラックは「見られる」だけじゃない? 認知者の半数以上が利用・購買を検討【ohpner調査】

ohpner株式会社は、関東一都三県在住の20歳〜49歳男女を対象に、モビリティ広告(アドトラック)が認知・興味関心に与える影響についての調査を実施し、結果を公開しました。


半数以上がモビリティ広告を認知、街中で高い認知形成を実現

対象広告の認知率を聴取したところ、「確かに見た」「見た気がする」と回答した人は合計56.4%となり、半数以上が広告を認知していることが確認されました。

モビリティ広告は、街中を移動しながら接触を生み出す特性上、信号待ちや歩行中など、日常の移動時間の中で自然に視認されやすい特徴があります。

今回の調査結果からも、こうした継続的な接触の積み重ねによって、高い広告認知に繋がっていることがうかがえる結果となりました。

広告接触後の関心喚起にも効果。広告関心度61.8%、利用/購買検討度55.7%

対象広告の商品・サービスについて、「関心がある」「やや関心がある」と回答した人は61.8%、「利用/購買を検討したい」「やや検討したい」と回答した人は55.7%となりました。

半数以上が広告を認知しているという結果に加え、商品・サービスへの関心喚起や利用/購買検討においても高い数値が確認されました。

この結果から、モビリティ広告は単に認知を獲得するだけでなく、その後の興味関心や利用/購買検討にも繋がっていることがうかがえます。

また、街中で繰り返し接触が発生するモビリティ広告の特性が、商品・サービスの印象形成や記憶定着にも寄与していることが考えられます。

広告認知者は商品への興味関心・購買検討も大きく上昇

広告認知者と広告非認知者を比較し、広告接触が認知や興味関心に与える影響についても分析を行いました。

その結果、広告認知者は広告非認知者と比較して、
・商品認知:約4.7倍
・商品興味:約5.1倍
・購買検討:約8.1倍
という結果となりました。

認知だけでなく、興味関心や購買検討においても明確な差が見られたことから、モビリティ広告が態度変容に有効に機能していることがうかがえる結果となりました。

モビリティ広告に対する生活者の印象

数値データだけではなく、モビリティ広告に対して生活者がどのような印象を持っているのかについても、自由記述形式で調査を実施しました。

その結果、「自然と目に入る」「音によって印象に残る」「SNSや会話のきっかけになる」といったポジティブな声が多く見られました。

また、街中で繰り返し目にすることによって印象に残りやすいという声や、友人との会話・SNS投稿のきっかけになるといった声も見られ、モビリティ広告ならではの接触体験がうかがえる結果となりました。

実際に、以下のような声が寄せられています。

■「街中で自然と目に入る」という声

街中を移動しながら広告接触を生み出す特性上、「意識していなくても自然と目に入る」という声が多く見られました。

「信号待ちをしている時によく目に付くイメージがある」(30代・東京都)
「ぼーっとしている時に無意識に入ってくる」(30代・神奈川県)
「何気なく見た広告が記憶に残るケースが多い」(50代・神奈川県)

■「音とビジュアルによって印象に残る」という声

また、大型ポスターラッピングや音による演出によって、通常の屋外広告よりも記憶に残りやすいと感じる声も多く見られました。

「音と一緒にキャッチコピーやカラフルな広告が流れてくるので印象に残る」(30代・東京都)
「音楽を伴っていることが多いので、耳で聞いてからトラックを見る流れで印象に残る」(40代・神奈川県)
「大型トラックの側面を使っているので面積が大きいし、大音声も伴っているから印象に残る」(50代・東京都)

■「SNS・会話のきっかけになる」という声

「写真を撮る」「SNSで共有する」といった声も見られました。街中で見かけた広告を撮影・共有するなど、単なる視認に留まらない二次的な波及の可能性もうかがえる結果となりました。

「推しが載っていると写真を撮ってSNSでも見るから印象に残る」(20代・東京都)
「友達と出かけている時などに通り過ぎると話題になるので印象に残りやすい」(40代・東京都)

このように、モビリティ広告は単なる視認に留まらず、
・街中での偶発的な接触
・音とビジュアルによる記憶定着
・SNS上での拡散やコミュニケーションへの波及
などを通じて、生活者の印象形成に繋がっている可能性が示されました。

数値データだけでなく、実際の生活者の声からも、モビリティ広告ならではの特徴がうかがえる結果となりました。

調査概要

調査対象者:東京、神奈川、千葉、埼玉在住 20歳〜49歳男女
調査方法:インターネットリサーチ(スクリーニング+本調査一体型調査)
調査期間:2026年2月13日〜2月18日
回収数:3978サンプル
対象条件:
以下いずれかのエリアに週1回以上訪問する生活者
新宿・渋谷・池袋・秋葉原・丸の内・原宿・表参道・銀座・六本木・赤坂・新橋・横浜
対象広告:当該エリアを実際に走行したモビリティ広告5件
調査会社:株式会社クロス・マーケティング

出典元:ohpner株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000165081.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

\Googleでマナミナをフォロー!/

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


BtoBの見込み客対応、一斉配信が最多 関心度に基づく営業連携は12%【シャノン調査】

BtoBの見込み客対応、一斉配信が最多 関心度に基づく営業連携は12%【シャノン調査】

株式会社シャノンは、BtoB企業のマーケティング・営業部門を対象に実施した「BtoBマーケティングツール利用実態調査2026」の結果を一部公開しました。


LINE配信に生かしきれていない「興味・関心」 消費者の約7割が提供に前向き【ソーシャルデータバンク調査】

LINE配信に生かしきれていない「興味・関心」 消費者の約7割が提供に前向き【ソーシャルデータバンク調査】

ソーシャルデータバンク株式会社は、LINE公式アカウントの運用担当者500人と、友だち登録した経験がある消費者500人を対象に実施した2つの調査結果を比較しました。配信頻度・配信内容・パーソナライズ・顧客情報活用の4つのテーマを扱っています。


博報堂、生成AI画像と既存著作物の類似度を可視化 確認ツールを企業向けに提供

博報堂、生成AI画像と既存著作物の類似度を可視化 確認ツールを企業向けに提供

株式会社博報堂は、生成AI等で作成した画像と既存著作物との類似性を確認する「画像類似度チェッカー」のクライアント企業向け提供を開始しました。これまで博報堂DYグループ内で利用してきたツールを外部に提供し、生成AIを活用した広告クリエイティブ等の制作におけるリスク確認を効率化します。


マーケティング外注の調整負担、発注先6社以上では約8割が週3時間以上【アルテナ株式会社調べ】

マーケティング外注の調整負担、発注先6社以上では約8割が週3時間以上【アルテナ株式会社調べ】

アルテナ株式会社は、マーケティング実務または外部発注の窓口を担当する20〜59歳の会社員・経営者を対象に、「マーケティング業務を発注しているパートナーに関する実態調査」を実施しまし、結果を公開しました。


商品・サービス検討時、31.3%が情報収集の初手に生成AI【GMO NIKKO調査】

商品・サービス検討時、31.3%が情報収集の初手に生成AI【GMO NIKKO調査】

GMO NIKKO株式会社が運営する「GMO AI検索ラボ」は、Googleの「AIによる概要(AI Overviews)」を認知・利用している全国の15〜59歳1,667名を対象に、「生成AI時代における検索・購買行動」に関する実態を調査しました。商品・サービス検討時に最初に選ぶ情報収集手段や、生成AIをきっかけとした商品発見・購入経験などを明らかにしています。


ページトップへ