Excelでのヘッダーと開始行の選択
以前、下記のマナミナ記事にて、CSV/テキストファイルのデータをTableau Prepで扱う際、ヘッダーとデータの開始行が指定可能となったことをご紹介をしました。
Tableau2023.3の注目新機能紹介(CSV/テキストファイルのヘッダーとデータ開始行の設定:Tableau Prep) | [マナミナ]まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン
https://manamina.valuesccg.com/articles/30382023年秋にリリースされたTableau2023.3の新機能のうち、特に注目の新機能を3回に分けてご紹介します。 今回は「CSV/テキストファイルのヘッダーとデータ開始行の設定(Tableau Prep)」です。
この時点ではExcelファイルは対象外でしたが、2024.1のリリースに伴ってExcelファイルも対象に含まれるようになりました。
早速確認してみます。
以下のように先頭数行にTableauには不要なデータが差し込まれているExcelファイルを用意しました。
1~5行目が、システムから出力した際の設定項目や空欄となっています。
ここでは6行目をヘッダー、7行目からをデータとして扱うよう、Tableau Prepに読み込ませます。
Tableau Prepにデータを読ませると、Excelファイルでも「ヘッダーを設定」のオプションが選択できるようになっています。
このオプションを選択し、ヘッダー行とデータの開始行を指定すると、先頭の数行を削除した状態でTableau Prepの処理を進める事ができます。
新卒でソフトウェアベンダーに入社しBIツールを使ったシステム構築やデータ分析の他、顧客向けのトレーニングやセミナー講師を担当。
その後、WEB系事業会社のWEBマーケティングの担当として新規顧客獲得や広告運用の業務を担当した後ヴァリューズに入社。
現在はお客様が持っているデータを活用してマーケティングの支援を行う他、WEBマーケティングデータとBIツール「Tableau」を組み合わせた新たなサービスの開発にも従事。