約9割が、マーケティングで扱うコンテンツ制作の工程に「課題がある」と回答
「Q1.あなたの会社では、マーケティングで扱うコンテンツ制作の工程に課題があると思いますか。」と質問したところ、「非常にそう思う」が48.6%、「ややそう思う」が39.3%という回答となりました。
コンテンツの作成工程に課題があると思う理由、「コンテンツの品質の管理ができていないから」が63.8%で最多
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q2.コンテンツの作成工程に課題があると思う理由を教えてください。」と質問したところ、「コンテンツの品質の管理ができていないから」が63.8%、「コンテンツ制作の時間管理ができていないから」が50.0%、「コンテンツ制作のコストの管理ができていないから」が50.0%という回答となりました。
■コンテンツ制作のプロセスを分解できていない理由、「業務フローが複雑で全体像を把握しづらいから」や「コミュニケーション不足で役割が責任が曖昧だから」など
Q2で「コンテンツ制作のプロセスを分解できていないから」と回答した方に、「Q3.コンテンツ制作のプロセスを分解できていない理由について教えてください。」と質問したところ、「業務フローが複雑で全体像を把握しづらいから」が72.7%、「コミュニケーション不足で役割が責任が曖昧だから」が68.2%、「制作業務に追われていてプロセスの分解が後回しになっているから」が61.4%という回答となりました。
■コンテンツの品質の管理ができていない理由、第1位「制作スピードが優先で質の管理が後回しになっているから」
Q2で「コンテンツの品質の管理ができていないから」と回答した方に、「Q4.コンテンツの品質の管理ができていない理由について教えてください。」と質問したところ、「制作スピードが優先で質の管理が後回しになっているから」が68.3%、「品質に関する議論をしておらず共通認識がないから」が65.0%、「品質管理を専門とする人材を配置していないから」が53.3%という回答となりました。
■コンテンツ制作の時間管理ができていない理由、「能力や仕事の仕方に差があり制作時間を予測しづらいから」が76.6%で最多
Q2で「コンテンツ制作の時間管理ができていないから」と回答した方に、「Q5.コンテンツ制作の時間管理ができていない理由について教えてください。」と質問したところ、「能力や仕事の仕方に差があり制作時間を予測しづらいから」が76.6%、「タスクの負担に偏りがあり全体的な時間の管理がしづらいから」が61.7%、「全体的なスケジュールや時間管理をする人材がいないから」が59.6%という回答となりました。
約8割が、コンテンツマーケティングにおいてMAもしくはCRMツールを「活用している」と回答
「Q6.あなたの企業はコンテンツマーケティングをMAもしくはCRMツールを活用して実施していますか。」と質問したところ、「MAツールとCRMツールの両方を活用してコンテンツマーケティングを実施している」が33.6%、「MAツール活用してコンテンツマーケティングを実施している」が25.2%、「CRMツールを活用してコンテンツマーケティングを実施している」が21.5%という回答となりました。
■ツールを活用したコンテンツマーケティングの実施状況は、「全ての顧客に同様のコンテンツを提供し、ブランドの認知を高めている」が30.2%で最多の結果に
Q6で「MAツール活用してコンテンツマーケティングを実施している」「CRMツールを活用してコンテンツマーケティングを実施している」「MAツールとCRMツールの両方を活用してコンテンツマーケティングを実施している」と回答した方に、「Q7.ツールを活用したコンテンツマーケティングの実施状況についてレベル別で教えてください。」(n=86)と質問したところ、「レベル1|全ての顧客に同様のコンテンツを提供し、ブランドの認知を高めている。」が30.2%、「レベル2|顧客層ごとに異なるコンテンツを配信するが、パーソナライズはできていない。」が26.7%、「レベル3|パーソナライズされたコンテンツを配信し、顧客の購買プロセスにあわせたワークフローを設計できている。」が16.3%という回答となりました。
■ツールを活用してコンテンツマーケティングを行う上で抱えている課題、「利用している複数のシステムとのデータの連携や互換性の確保」などが上位に
Q6で「MAツール活用してコンテンツマーケティングを実施している」「CRMツールを活用してコンテンツマーケティングを実施している」「MAツールとCRMツールの両方を活用してコンテンツマーケティングを実施している」と回答した方に、「Q8.ツールを活用してコンテンツマーケティングを行う上で抱えている課題について教えてください。」と質問したところ、「利用している複数のシステムとのデータの連携や互換性の確保」が58.1%、「提供したコンテンツの効果の測定や分析の手法」が55.8%、「ツール上で集計したデータの活用方法」が50.0%という回答となりました。
■MAもしくはCRMツールを活用したコンテンツマーケティングについて、半数が「データに基づいたより精度の高いターゲティング」に期待
Q6で「その他のツールを活用してコンテンツマーケティングを実施している」「ツールは使わずコンテンツマーケティングを行なっている」と回答した方に、「Q9.MAもしくはCRMツールを活用したコンテンツマーケティングにどのようなことを期待しますか。」と質問したところ、「データに基づいたより精度の高いターゲティング」が50.0%、「データに基づいたコンテンツの効果の検証や測定」が33.3%、「ワークフロー設計によるコンテンツの配信の最適化」が33.3%という回答となりました。
■「フロー分解によりコンテンツ解析」や「効率化生産性の改善に期待したい」などの声も
Q10で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q11.Q10で回答した以外にMAもしくはCRMツールを活用したコンテンツマーケティングに期待することがあれば、自由に教えてください。」と質問したところ、「フロー分解によりコンテンツ解析」や「効率化生産性の改善に期待したい」などの回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
52歳:フロー分解によりコンテンツ解析。
42歳:効率化生産性の改善に期待したい。
調査概要
調査名称:コンテンツマーケティングにおける品質管理と活用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年6月12日〜 2024年6月17日
有効回答:コンテンツマーケティングを行っているBtoBおよびBtoBtoCマーケティング担当者107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
出典元:株式会社IDEATECH/リサピー®︎
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