マーケティング担当者の7割以上が、Web集客による新規顧客の獲得状況が理想に届いていないと感じている【レイクルー調査】

マーケティング担当者の7割以上が、Web集客による新規顧客の獲得状況が理想に届いていないと感じている【レイクルー調査】

株式会社レイクルーは、企業のマーケティング担当者を対象に「企業の新規顧客獲得状況の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


企業のマーケティング担当者の8割以上が、現在何らか新規顧客獲得施策に取り組んでいる

まず、「現在何らかの新規顧客獲得施策に取り組んでいるか」を尋ねる設問への回答では「はい」が82.5%、「いいえ」が17.5%という結果になりました。この結果から、企業のマーケティング担当者の8割以上が、現在何らか新規顧客獲得施策に取り組んでいることがわかりました。

企業が新規顧客獲得のために行っている集客施策のトップ3は、1位「Web広告」、2位「展示会・イベント等」、3位「PR」

次に、現在何らかの新規顧客獲得施策に取り組んでいると回答された方に「新規顧客を獲得するために行っている集客施策」を尋ねる設問の回答では、1位が「Web広告」で63.7%、2位が「展示会・イベント等」で49.7%、3位が「PR」で40.8%という結果となりました。

また、4位以降も回答率30%を超える回答が複数並ぶ形となり、この結果から、企業で新規顧客獲得のために行われている集客施策は多岐に渡ることが明らかになりました。

Web経由の新規顧客獲得比率は「10~29%」の企業が比較的多いものの、企業によりまちまち

続いて、現在何らかの新規顧客獲得施策に取り組んでいると回答された方に「新規顧客の獲得経路として、Web経由の比率はどれくらいか」を尋ねる設問への回答では、1位が「10~29%」で23.5%、2位が「10%未満」で21.8%、3位が同率で「30~49%」と「50~69%」で14.5%という結果になりました。

この結果から、Web経由の新規顧客獲得比率は「10~29%」の企業が比較的多いものの、企業によりまちまちであることが判明しました。

企業のマーケティング担当者の7割以上が、Web集客による新規顧客の獲得状況が理想に届いていないと感じている

また、Web経由の新規顧客獲得経路があると回答された方に「Web集客による新規顧客獲得状況について、理想と比べてどのように感じているか」を尋ねる設問の回答では、1位が「やや理想に届いていない」で44.7%、2位が「理想通りである」で23.5%、3位が「全く理想に届いていない」で22.4%、4位が「理想を大きく上回っている」で5.3%という結果になりました。

2位の「理想通り」と4位の「理想を大きく上回っている」という回答を合計しても回答率30%弱となり、この結果から企業のマーケティング担当者の7割以上が、Web集客による新規顧客の獲得状況が理想に届いていないと感じていることがわかりました。

Web集客による新規顧客獲得の課題のトップ3は、1位「認知度・ブランド力の不足」、2位「コンテンツ不足やWebサイトの質の低さ」、3位「リソースや知識・スキル不足」

次に、Web経由の新規顧客獲得経路があると回答された方に「Web集客による新規顧客獲得の課題」を問う設問の回答では、1位が「認知度・ブランド力の不足」で41.8%、2位が「コンテンツ不足やWebサイトの質の低さ」で41.2%、3位が「リソースや知識・スキル不足」で37.1%という結果になりました。

また、4位以降も回答率30%前後の回答が複数並ぶ形となり、企業のマーケティング担当者がWeb集客による新規顧客獲得に感じている課題は様々あることが明らかになりました。

今後、Web集客で新規顧客を獲得していくために、重要だと感じる取り組みのトップ3は、1位「SNSでの情報発信」、2位「広報・PR施策の推進」、3位「オウンドメディアの充実」

調査の最後、Web経由の新規顧客獲得経路があると回答された方に「今後、Web集客で新規顧客を獲得していくために、最も重要だと感じる取り組み」を尋ねる設問への回答で多かったのは、1位が「SNSでの情報発信」で44.1%、2位が「広報・PR施策の推進」で40.6%、3位が「オウンドメディアの充実」で32.4%という結果になりました。

また4位以降も回答率30%を超える回答が複数並ぶ形となり、この結果から、今後、Web集客で顧客を獲得するためにすべきと考えられている取り組みは様々あることがわかりました。

調査概要

調査期間:2025年4月8日~4月11日
調査方法:インターネット調査
調査対象:企業のマーケティング担当者(20代~50代の男女)
調査人数:217名
モニター提供元:RCリサーチデータ

出典元:株式会社レイクルー

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000125644.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連する投稿


【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

【December 2025 core update】Googleコアアルゴリズムアップデートをリリース(2025年12月)

Googleが2025年12月のコアアルゴリズムアップデート(December 2025 core update)をリリースしました。


オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

オンラインギフトを贈った経験がある人が約5割!10代では"体験型ギフト"が人気【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~69歳の男女を対象に「オンラインギフト(eギフト)」を贈った経験について調査し、結果を公開しました。


電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループ、「世界の広告費成長率予測(2024~2027)」を発表

電通グループは、世界56市場から収集したデータに基づき、「世界の広告費成長率予測」の最新値を発表しました。


ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

ファン育成施策を行った企業の84.1%が効果を実感!「関係値の可視化」「顧客との継続的なコミュニケーション」がファン育成の重要な要素に【kazeniwa調査】

株式会社kazeniwaは、ファン施策の実施率およびファン育成施策の効果に関する調査を実施し、結果を公開しました。


若年層の生成AI利用実態「ふと気になったことを調べる」が3割半ばで最多【LINEリサーチ調査】

若年層の生成AI利用実態「ふと気になったことを調べる」が3割半ばで最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、、全国の15~24歳の男女を対象にした「生成AIサービスの利用とその内容」の継続調査として2025年9月期の結果を公開しました。


ページトップへ