リライトによって効果が出た記事は全体の75%!効果が見られた記事のうち50%は倍以上のセッション伸長がみられた例も【PLAN-B調査】

リライトによって効果が出た記事は全体の75%!効果が見られた記事のうち50%は倍以上のセッション伸長がみられた例も【PLAN-B調査】

株式会社PLAN-Bは、SEOにおいて欠かせない施策のひとつである「リライト」の影響や効果について調査を実施し、結果を公開しました。


リライトなしで伸長し続ける記事の割合は?

はじめに、リライトを実施しなかった記事のセッション数の推移について調査したところ、リライトをしない場合は69.8%の記事が6か月前後でセッションが横ばいになる、もしくは減少していくということが明らかになりました。

もちろん、ここでの記事は同社が提供するSEOツール「SEARCH WRITE」のキーワード設計に基づき、記事執筆のプランニングも行っています。セッションが伸び続ける記事はツールによるサポートがあってやっと30%なので、新規記事だけで流入を増やし続けることは非常に難しいということがわかります。

例えば、時間をかけて10本の記事を書き上げたとしても、作成後に伸長し続ける記事はそのうち3本程度しかないということになります。

また、下記のグラフは記事公開後のセッションがどのように推移していくのかを表したものになります。

およそ70%の記事は記事A、Bのように横ばいが続いたあと徐々に減少していくか、記事C、Dのように公開後3、4か月までは伸びていても、その後急激に減少していく傾向にあります。

リライトによって効果が出た記事の割合は?

次に、リライトを行った記事について調査したところ、リライトによってセッションが伸びた記事は全体の75.2%でした。

また、セッションが伸びた記事のうち50%の記事は、リライト前に比べて200%以上の伸長を見せました。

下記のグラフは、リライト後記事のセッションがどのように推移したのかを示した一例です。

この記事では、リライト前3か月のセッションが0だったのに対し、最大セッションが約400まで増加しています。リライト実施後から少しずつセッションが伸び続け、その後は波がありつつも基本的に300前後をキープできています。

調査概要

【2025年版】リライトの効果検証
調査期間:2025年1月1日~2025年1月31日
調査対象: SEOツール「SEARCH WRITE」内の施策実施データ 
有効回答数(サンプル数): 180記事
対象記事は、SEARCH WRITE内の記事で2025年1月時点で施策実施後1年以上が経過したものに限定し、それらのセッション数を分析しました。

出典元:株式会社PLAN-B

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000308.000068228.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連する投稿


約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

株式会社iTANは、小売店経営者・店舗責任者・マーケティング担当者を対象に、「小売業界における再来店促進と顧客接点の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

株式会社イードは、スマートフォンやデジタルライフについてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、1円スマホに関心のあるユーザーを対象に「1円スマホ」に関する関心・意向についてアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

株式会社電通デジタルは、生活者のリテールメディアへの接触が購買行動およびブランド認知に与える影響を明らかにするため、「2025年 リテールメディア調査」を実施し、結果を公開しました。


若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~24歳を対象に「直近1か月で、ふだんより多くお金を使った項目」についての2025年9月期の調査を実施し、結果を公開しました。


AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、MITスローン・マネジメント・レビュー誌(MIT SMR)と共同で、AIによるビジネスへの影響に関するレポート「The Emerging Agentic Enterprise: How Leaders Must Navigate a New Age of AI」を発表しました。


ページトップへ