リライトなしで伸長し続ける記事の割合は?
はじめに、リライトを実施しなかった記事のセッション数の推移について調査したところ、リライトをしない場合は69.8%の記事が6か月前後でセッションが横ばいになる、もしくは減少していくということが明らかになりました。
もちろん、ここでの記事は同社が提供するSEOツール「SEARCH WRITE」のキーワード設計に基づき、記事執筆のプランニングも行っています。セッションが伸び続ける記事はツールによるサポートがあってやっと30%なので、新規記事だけで流入を増やし続けることは非常に難しいということがわかります。
例えば、時間をかけて10本の記事を書き上げたとしても、作成後に伸長し続ける記事はそのうち3本程度しかないということになります。
また、下記のグラフは記事公開後のセッションがどのように推移していくのかを表したものになります。
およそ70%の記事は記事A、Bのように横ばいが続いたあと徐々に減少していくか、記事C、Dのように公開後3、4か月までは伸びていても、その後急激に減少していく傾向にあります。
リライトによって効果が出た記事の割合は?
次に、リライトを行った記事について調査したところ、リライトによってセッションが伸びた記事は全体の75.2%でした。
また、セッションが伸びた記事のうち50%の記事は、リライト前に比べて200%以上の伸長を見せました。
下記のグラフは、リライト後記事のセッションがどのように推移したのかを示した一例です。
この記事では、リライト前3か月のセッションが0だったのに対し、最大セッションが約400まで増加しています。リライト実施後から少しずつセッションが伸び続け、その後は波がありつつも基本的に300前後をキープできています。
調査概要
【2025年版】リライトの効果検証
調査期間:2025年1月1日~2025年1月31日
調査対象: SEOツール「SEARCH WRITE」内の施策実施データ
有効回答数(サンプル数): 180記事
対象記事は、SEARCH WRITE内の記事で2025年1月時点で施策実施後1年以上が経過したものに限定し、それらのセッション数を分析しました。
出典元:株式会社PLAN-B
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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