こんにちは。データマーケティングの会社「株式会社ヴァリューズ」のグローバルリサーチ推進グループです。
私たちは、事業会社のマーケティング部門や商品開発部門の皆様を支援しています。海外展開(特に中国)やインバウンドに関する課題をヒアリングし、調査・分析を通じて最適なソリューションをご提案しています。
より早いスピード感x深堀調査!Web調査ツール「ValueQIC」デプスインタビュー機能
最近のお客様とのお話では「コロナ前までは単純にSNSで話題になれば購買意欲が増すだろうと考えていたのに、最近はトレンドの変化が速すぎて、すぐに注目されなくなってしまう。」というお悩みをしばしば耳にします。
アンケートやインタビューが中心である従来の市場調査でも、一度に多くの内容を調べることが可能ですが、時間とコストがかかります。しかも、SNSをはじめ、あらゆる媒体でトレンドが生まれ、拡散されているため、市場の変化やトレンドが掴みにくくなっています。特に、中国人生活者にとってはSNSでの情報収集が当たり前(下記参照)なので、なおさら市場動向や現地のトレンドの把握が難しくなっているのではないでしょうか。
VALUES自主調査より:訪日外国人の旅行に関する情報の収集経路。訪日中国人は検索エンジンより、SNSを多く利用
そのような時にヴァリューズの独自サービスである、より早いスピード感で調査結果を確認でき、調査設計から分析まで完結する「ValueQIC」をご提案し、お客様の課題解決に応えています。
「ValueQIC」には6つの基本機能があります。今回は「デプスインタビュー」機能についてご紹介します。
デプスインタビュー機能は、テキストベースで中国人生活者と1対1で会話し、スピーディーに、手軽に実施可能な深堀調査機能です。直近のトレンドについて詳細を聞きたい、ニーズを深堀したい、という「スピード感xインサイト」重視の場面で多く利用されています。
調査スキルと言語の壁を感じることなく実施できる
「調査を行いたいが、何から手をつければよいか分からない」「自社に調査のノウハウがない」。調査をご検討中のご担当者様から、このようなお悩みをよく伺います。
ヴァリューズの「ValueQIC」は、調査目的が明確であれば、AIにより質問文の提案が可能です。調査スキルと関係なく、誰でも簡単に調査を始めることができます。
調査依頼の作成画面。調査テーマと調査目的を入力し、簡単にスタートできます。
また、海外調査を行う場合は、日本語を現地語に翻訳する作業が欠かせません。通常の市場調査であっても、トレンドをできるだけ早めに把握したいお客様から、翻訳時間を短縮してほしいというご要望も多く見られます。
ヴァリューズの「ValueQIC」は、AIによる自動翻訳機能を取り入れているため、日本語で調査設計をすると、現地語が画面上に表示されるので、言語の壁を感じることなく、すぐ海外調査を開始することが可能です。
調査依頼の作成画面。AI翻訳機能があるため、日本語での入力も可能
ValueQIC(デプスインタビュー機能)でどんな調査ができるのか?
ヴァリューズが実施した「中国人生活者の自炊に関する実態調査」を例に、ValueQICのデプスインタビュー機能を通じてどのようなことがわかるのかを見てみましょう。
自炊頻度が1日1回、1日2回、1日3回の中国人生活者をリクルートし、デプスインタビューで、普段作っている料理、自炊の重視点、冷凍食品やレトルト食品のニーズを聴取しています。
普段作っている料理を見ると、1日1回(夕食は自炊)しか作っていない方でも、自炊する際は、「野菜を切る」から始まり、肉料理、野菜料理、スープを準備することが分かります。また、「野菜を切る」ことに面倒を感じ、カット野菜やミールキットも試したい様子がうかがえます。
夜ごはんの料理の進め方についての質問の結果画面。ワードクラウドや出現割合などが確認できる
※発言録のローデータもValueQICからダウンロードいただけます
普段作っている料理についての質問の結果画面。野菜・肉などが特徴的
カット野菜、調理済み食材についての質問。適正価格と感じでいれば、カット野菜も試してみたい
しかし、自炊頻度を問わず、新鮮さを重視するため、冷凍食品やレトルト食品はあまり検討していないことが分かります。
冷凍食品を使うかについての質問。新鮮さを重視している
忙しい日の冷凍食品利用についての質問。冷凍食品はあまり食べない。やっぱり新鮮なものが好き。アヒルなど調理が難しい食材、信頼できるブランドだったら、検討する
こちらの中国人生活者の自炊の実態を見ることで、彼らがどんな食生活を送っているか、自社商品は彼らのニーズを満たすか、などの情報を得ることが可能です。
まとめ
従来のアンケート調査やインタビュー調査と比べると、よりスピーディーに、言語の壁なしで中国市場の最新動向を把握できるのが、ヴァリューズの「ValueQIC」の大きな特長です。
今回はValueQICのテキストベースのデプスインタビュー機能をご紹介しましたが、前回の記事でご紹介したQ&A機能のほかに、グループインタビュー、写真や動画を中心に回収する機能など従来の調査手法で対応しきれない機能もございますので、次回以降の記事で順にご紹介したいと思います。
IT技術の発展やSNSの浸透など環境の変化に伴い、今後も中国人生活者の行動は変化していくと予想されます。「最近、中国市場の変化が掴めない。言語の壁もあり、中国人生活者の考え方がよくわからない。」などのお悩みをお持ちでしたらぜひともヴァリューズにご相談ください。
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