BtoB導入担当の約9割が「規模の合わない資料」で離脱、見送りにも直結【IDEATECH調査】

BtoB導入担当の約9割が「規模の合わない資料」で離脱、見送りにも直結【IDEATECH調査】

株式会社IDEATECHは、同社が運営する「リサピー®️」にて、自社で利用する製品・サービスの情報収集や導入検討に携わっており、過去1年間で各社の製品紹介資料や導入事例などを定期的に調べている方を対象に、BtoBコンテンツにおける"企業規模ミスマッチ"の実態調査を実施し、結果を公開しました。


目次

「企業規模が合わない」と感じ資料を離脱した経験、中小企業では92.7%に上り大企業(87.1%)を5.6ポイント上回る結果に

「Q1. 過去1年間で、業務で利用する製品やサービスに関する資料を読んでいて、「自社の企業規模には合っていない」と感じ、読むのを途中でやめたことはありますか。」と質問したところ、中小は「はい」が92.7%、「いいえ」が4.0%、大企業は「はい」が87.1%、「いいえ」が11.3%と回答しました。

ミスマッチを感じたポイント、中小企業は「導入に必要な人員や体制」が最多で58.3%、大企業は「事例の企業規模の違い」が最多で57.4%

「Q2 過去1年間で、業務で利用する製品やサービスに関する資料を読んでいて、「自社の企業規模には合っていない」と感じ、読むのを途中でやめたことはありますか。」と質問したところ、中小は「導入に必要な人員や体制が自社の規模に見合わなかった点」が58.3%で最多、大企業は「掲載されている事例の企業規模が自社と大きく異なっていた点」が57.4%で最多が最多の結果になりました。

「操作が複雑すぎて対応に時間がかかる」や「気軽なスモールスタートが許可されていなかった」との指摘も

「Q3. Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q2で回答した以外に、「自社の企業規模には合っていない」と感じたポイントがあれば、自由に教えてください。」と質問したところ、中小は「システムが想定する業務手順と、現場の実際の運用が乖離している。操作が複雑すぎて対応に時間がかかる。」、大企業は「今回は気軽なスモールスタートが許可されていなかったので、どれを見ても手を出しづらかった面はあります。」と回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
<中小>
・システムが想定する業務手順と、現場の実際の運用が乖離している。操作が複雑すぎて対応に時間がかかる。
・合理的な選択肢であっても、値段が高いと経営層に受け入れられない。
・良い商品であるとは思われるが、零細中小企業には向かず、商品のターゲットが明らかに異なると思われた。
・連携規模のスペックが大きすぎた。
・導入効果が自社の要件と合っていない。

<大企業>
・今回は気軽なスモールスタートが許可されていなかったので、どれを見ても手を出しづらかった面はあります。
・対象にしている企業規模と自社の規模がかなり違い、求める機能が得られないと判断
・監視カメラのシステム導入において、人物検索までを導入するか規模にあわないと思った
・自社の目標としている内容に見合っていないと感じた事や、知りたい情報の量が少ないと思う機会が多かったから。
・初期費用の高さや、ランニングコストのパフォーマンス

中小企業・大企業担当者の約9割が、企業規模を理由に施策・ツールの導入を見送ったと回答

「Q4. お勤め先の企業規模(リソース・人数・体制など)を理由に、検討していた施策やツールの導入を見送った経験はありますか。」と質問したところ、中小は「はい」が90.3%、「いいえ」が8.1%、大企業は「はい」が86.3%、「いいえ」が11.3%と回答しました。

導入を見送った理由の第1位「費用が高額」は中小・大企業ともに約6割、「事例が見つからない」は大企業57.9%が中小企業38.4%を19.5ポイント上回る

「Q5. Q4で「はい」と回答した方にお聞きします。導入を見送った理由を教えてください。」と質問したところ、中小は「自社の予算規模に対して費用が高額だったから」が58.0%で最多、大企業は「自社の予算規模に対して費用が高額だったから」が57.9%で最多が最多の結果になりました。

導入検討担当者が「参考になる」と感じた要素は、中小・大企業ともに「同じ業界・業種の企業事例」が約5割で第1位

「Q6. 製品やサービスの導入事例や関連資料を読んで、「これは自社にも参考になる」と感じた際、その判断に影響した要素を教えてください。」と質問したところ、中小は「同じ業界・業種の企業だったこと」が47.6%で最多、大企業は「同じ業界・業種の企業だったこと」が48.4%で最多が最多の結果になりました。

約9割が「企業規模別データが意思決定の参考になる」と回答し、有用性を実感

「Q7. 業務で参考にする調査レポートや資料に「企業規模別」のデータがあると、お勤め先での意思決定の参考になると思いますか。」と質問したところ、中小は「非常にそう思う」が50.0%、「ややそう思う」が42.7%、大企業(n=124)は「非常にそう思う」が57.3%、「ややそう思う」が36.3%と回答しました。

企業規模別データが参考になる理由、中小・大企業ともに「社内説明・稟議の説得力が増す」が約7割に上る

「Q8. Q7で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。企業規模別のデータがあると参考になると思う理由を教えてください。」と質問したところ、中小は「社内への説明・稟議資料として説得力が増すから」が69.6%で最多、大企業は「社内への説明・稟議資料として説得力が増すから」が69.8%で最多が最多の結果になりました。

納得感が高かった資料の特徴第1位、中小企業は「少人数でも導入できる方法の提示」で61.3%、大企業は「自社規模に合った価格感」で57.3%

「Q9. これまでに読んだ製品・サービス関連の資料の中で、「自社の規模に合っている」と感じ、納得感が高かったものの特徴を教えてください。」と質問したところ、中小は「少人数・限られたリソースでも導入できる方法が示されていたこと」が61.3%で最多、大企業は「自社規模に合った価格感や費用事例が記載されていたこと」が57.3%で最多が最多の結果になりました。

「少額・少人数でも確実に運用できる商品であると感じた」や「大規模ユーザーが十分に使いこなしていることが大前提」などの声も

「Q10. Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q9で回答した以外に、「自社の規模に合っている」と感じた資料の特徴があれば、自由に教えてください。」と質問したところ、少額の費用で、かつ、少人数でも確実に運用できそうな商品であると感じられた。」「大規模ユーザーが十分に使いこなしていることが大前提です」などの回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋:中小企業>
・同業の例があった時
・事業形態が同じ会社が導入している。
・費用と業種として具体的な例があればと思う。
・費用対効果がイメージしやすい。バージョンアップによりすぐに使えなくなる恐れがない。
・具体例が相談する内容に近いためイメージがしやすかった
・少額の費用で、かつ、少人数でも確実に運用できそうな商品であると感じられた。

<自由回答・一部抜粋:大企業>
・想定はスモールスタートで、効果を確認できてからの展開を考えていたから、アカウント数の伸張について記述があるものは参考になった。
・大規模ユーザーが十分に使いこなしていることが大前提です
・生成AIの活用事例が事業規模に合っていたこと
・知りたい情報の量が多かったことや、自社の希望とする業務の流れや進め方におけるサポートの具合が良いと感じたこと。
・導入事例で具体例に同等規模の企業事例があった

調査概要

調査名称:BtoBコンテンツにおける"企業規模ミスマッチ"の実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2026年2月17日〜2月25日
有効回答:自社で利用する製品・サービスの情報収集や導入検討に携わっており、過去1年間で各社の製品紹介資料や導入事例などを定期的に調べている方248名(中小企業:124名、大企業:124名)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

出典元:株式会社IDEATECH|リサピー®︎

リサーチデータマーケティング リサピー®︎|IDEATECH

https://ideatech.jp/service/research-pr

戦略PRコンサルティング100社以上を実施してきたIDEATECHが提供する調査PRサービス|2010年から戦略PRコンサルティングを提供してきた実績とノウハウ。 PR戦略から逆算した調査企画の立案からプレスリリース作成まで、ワンストップで提供します。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000623.000045863.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

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