ソフトバンク、生成AI向けデータ基盤「GaranAI」のベータ版を開始 著作物の保護と収益還元を支援

ソフトバンク、生成AI向けデータ基盤「GaranAI」のベータ版を開始 著作物の保護と収益還元を支援

ソフトバンク株式会社は、コンテンツホルダーが保有するデータを保護しながら、生成AIの開発に活用できるデータエコシステム基盤「GaranAI(ガランエーアイ)」のベータ版を提供開始しました。同日から、コンテンツホルダーとデータ利用事業者を対象に利用申し込みを受け付けています。


元データを復元しにくい形に加工してAI開発へ活用

GaranAIは、新聞社や出版社、ウェブサービス企業、エンターテインメント企業などが保有する記事やコンテンツを、生成AIの開発事業者などへ提供するための基盤です。

預けられた元データは、内容の大意や事実関係を保ちながら、表現や文章構造を変更した「派生データ」に変換されます。さらに、AIの学習や検索拡張生成(RAG)など、利用目的に適した「加工データ」へ再構築して提供する仕組みです。

元データをそのまま渡すのではなく、多段階の加工を行うことで、元の著作物が復元されたり、不正に利用されたりするリスクを抑えるとしています。

データの利用状況に応じて収益を分配

GaranAIでは、AI開発事業者などによるデータの利用状況に応じて、コンテンツホルダーへ利用料が分配されます。

コンテンツホルダーには、預けたデータの利用状況や需要を確認できる管理ツールも提供されます。著作物を保護しながら、これまで十分に活用されていなかった記事や各種データを、新たな収益源につなげる狙いがあります。

一方、データを利用する事業者は、出典や権利関係が明確な日本語データを利用できるほか、データの収集、精査、加工にかかる時間やコストの削減が期待されます。

共同通信や新聞社など8社がデータ提供へ

ベータ版には、共同通信社、産業経済新聞社、信濃毎日新聞、スポーツニッポン新聞社、デーリー東北新聞社、奈良新聞社、毎日新聞社、室蘭民報社の計8社が、データ提供者として参加する予定です。

ソフトバンクは2025年5月、共同通信社とAIモデル用データセットやAIサービスの開発に向けた業務提携契約を締結しており、今回の基盤開発にも共同通信社のコンテンツや知見を活用しています。

今後は新聞社や通信社だけでなく、出版社、テレビ局、ラジオ局、ウェブメディア、博物館、教育機関、地方自治体、製造・小売業など、幅広い分野のデータを取り扱う方針とのことです。

データエコシステム基盤「GaranAI(ガランエーアイ)」(β版)の取り組み|法人向け|ソフトバンク

https://www.softbank.jp/business/about/data-ecosystem-platform/

データエコシステム基盤は、コンテンツホルダーとデータ利用事業者双方の課題を解決し、新しい収益や利用の形を生み出すプラットフォームとして開発されています。

※「GaranAI」はベータ版のコードネームであり、正式提供時に名称が変更される可能性があります。

出典元:ソフトバンク株式会社

引用:https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2026/20260722_01/

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

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