オースタンス、シニアのネット消費、美容、医療、健康領域の意識・動向調査結果を公開

オースタンス、シニアのネット消費、美容、医療、健康領域の意識・動向調査結果を公開

国内最大級のシニア向けコミュニティサービス『趣味人倶楽部』(しゅみーとくらぶ)を運営する株式会社オースタンスは、45歳以上のシニアを対象にネット消費、美容、医療、健康領域における意識・動向調査を行った調査結果「シニアトレンド白書2023」を公開しました。


40歳以上の70.6%の女性が、 現在、肌に悩みがあると回答。

40歳以上の女性、3人に2人が、 現在肌に悩みがあると回答しました。

悩みとしては「シワ・たるみができる(71.1%)」「シミが目立つ(66.4%)」「肌の弾力性が低下(39.6%)」「肌がくすむ(26.2%)」などが挙げられました。

スキンケア商品を選ぶ際の決め手は「肌との相性」「価格」「成分の安全性」

回答は男女で差が出ており、女性は「自分の肌に合うか」「価格」「成分の安全性」が重要視される結果に。

対して男性は、「価格」が最も重要であり、次いで「自分の肌に合うか」の回答が多く見られました。また、商品の香りも重視されることが分かりました。

現在サプリを飲んでいるシニアは48.1%、約半数が健康サプリを飲んでいる。

60歳以上のシニアのサプリの使用について、「毎日飲んでいる(38.9%)」「週に数回飲んでいる(6.2%)」「月に数回飲んでいる(3.0%)」「摂取したことはあるが、現在は飲んでいない(22.9%)」と回答。男女ともに健康維持のためという理由が最も多く、次いで女性は美容のため、男性は疲労回復のためという理由が多く見られました。

50%が健康食品やサプリメントなどでの失敗経験あり。「効果実感できなかった」が最多

健康食品やサプリメントなどを購入する際に、失敗した経験はありますか?という問いに対して、50%が経験ありと回答。理由は「効果実感できなかった(77.6%)」「広告に惑わされてしまった(26.1%)」などが挙げられました。

ネットショッピングの利用率は96.2%、利用したことのあるシニアの48%が月に1万円以上消費

ネットショッピングを利用したことのあるシニアは96.2%、使用デバイスはパソコンが最多の82.3%。

利用したことのあるシニアの48%が月に1万円以上消費と、シニアがネットショッピングでの購買に対して、抵抗がなくなってきているとも見てとれます。

61%のシニアが認知症予防の必要性を感じているものの、実践している人はわずか37%。

認知症予防の必要性を感じながらも実践していないシニアからは、「何をしていいかわからない(69.4%)」「効果のある対策方法がない(27.9%)」「まだ対策するほどではない(27.5%)」などの意見が多く見られました。

調査概要

日常生活・消費行動に関するアンケート
調査方法:Webアンケート
調査対象:「趣味人倶楽部」60歳以上の会員
有効回答数:645人
(60代42.0%、70代以上58.0%) 女性32.7% 男性67.3%
調査日:2023年9月12日~9月14日

ネットショッピングに関するアンケート
調査方法:Webアンケート
調査対象:「趣味人倶楽部」45歳以上の会員
有効回答数:1220人
(40代9% 50代11% 60代35.8%、70代以上51.0%)男性67.1% 女性32.9%
調査日:2023年7月12日~7月21日

健康意識・認知症に関するアンケート
調査方法:Webアンケート
調査対象:「趣味人倶楽部」65歳以上の会員
(60代58.1%、70代以上41.9%)男性46.8% 女性53.2%
有効回答数:1451人
調査日:2023年6月15~6月16日

新型コロナウイルス「5類感染症」移行についての調査
調査方法:Webアンケート
調査対象:「趣味人倶楽部」会員
(50代以下5.7%、60代37.6%、70代49.4%)男性69.1%、女性30.9%
有効回答数:1384人
調査日:2023年4月21日~4月25日

出典元:株式会社オースタンス

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000018508.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

株式会社iTANは、小売店経営者・店舗責任者・マーケティング担当者を対象に、「小売業界における再来店促進と顧客接点の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

株式会社イードは、スマートフォンやデジタルライフについてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、1円スマホに関心のあるユーザーを対象に「1円スマホ」に関する関心・意向についてアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

株式会社電通デジタルは、生活者のリテールメディアへの接触が購買行動およびブランド認知に与える影響を明らかにするため、「2025年 リテールメディア調査」を実施し、結果を公開しました。


若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~24歳を対象に「直近1か月で、ふだんより多くお金を使った項目」についての2025年9月期の調査を実施し、結果を公開しました。


AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、MITスローン・マネジメント・レビュー誌(MIT SMR)と共同で、AIによるビジネスへの影響に関するレポート「The Emerging Agentic Enterprise: How Leaders Must Navigate a New Age of AI」を発表しました。


ページトップへ