2024年の大型連休は17.9%が10日休みと回答!次いで7日が17.1%で続く
2024年の大型連休は、4月27日(土)~4月29日(月)の3連休と5月3日(金)~5月6日(月)の4連休が隣接し、4月30日~5月2日の平日を休みにすれば最長10連休にすることができます。
この期間の休日日数を尋ねたところ「10日(17.9%)」が最も多く、「7日(17.1%)」「4日(8.8%)」と続きました。
大型連休をうれしいと思っている人は60.8%!2023年比で7.1Ptダウン
「今年の大型連休をどう感じていますか?」と尋ねたところ6割の人が「うれしい・ややうれしい」と回答しましたが、同社が実施した2023年の調査と比較すると7.1Pt減少しています。
2023年は新型コロナウイルス感染症の5類移行を目前に、ようやく行動制限のない連休を迎えられることへの期待感が高く、その反動で減少している可能性が考えられます。
うれしい理由は「ゆっくり身体を休めることができるから(48.1%)」が最も多く過半数に迫ります。2023年が祝日と土日で5連休だったのに対して、2023年は4連休で1日少ないことも影響してか「旅行やレジャーに十分な時間がとれるから(-4.1Pt)」も減少しています。
うれしい、うれしくないに関わらず、コロナに関連した理由は大きく数値を下げており、気にしている人が減っている様子が伺えます。
大型連休の過ごし方は「国内旅行」は減少し「何もせずゆっくり」や「家の片づけ・家事」が上位に
大型連休の過ごし方は、「何もせずゆっくり過ごす(47.0%)」が最も多く、次に「家の片づけ・家事(29.1%)」「食事を楽しむ(24.5%)」と続きました。
2023年に比べ「家の片づけ・家事(+8.4Pt)」が順位を上げており「食事を楽しむ(+3.2Pt)」「趣味を楽しむ(+7.5Pt)」「街やショッピングに出かける(+1.8Pt)」といった項目が上昇しています。
連休がうれしい人、うれしくない人では上位の過ごし方は大きく変わらず「何もせずゆっくり過ごす」が最多となりましたが、全体的にうれしい人の方が数値が高く、何かしらの予定を立てている人が多いことがわかります。
うれしくない人は「その他」の回答が多く、コメントでは「特に予定がなく何も考えていない」や「祝日関係なく仕事」「子どもの習い事」といった理由が挙げられました。
大型連休で使う想定予算は2023年に引き続き5,000円未満が最も多い結果に
大型連休の予算について尋ねたところ、2023年と比較して5万円以上の比率がわずかに増えているものの、2023年と同様に最も多い回答は5,000円未満(26.6%)となり、全体的に2023年と大きくは変わらない結果となりました。
連休がうれしいと人に限れば、10,000円以上~20,000円未満(17.7%)で最も多く、20,000円以上~30,000円未満(17.6%)もほぼ同じ比率となっています。
一方でうれしくない人は予算5,000円未満(44.0%)が最も比率が高く過半数に迫ります。
大型連休に向け購入予定の日用品は「UV・日焼け止め」「マスク」「虫よけ」などレジャー関連が増加
大型連休に向けて購入する予定の日用品を調査したところ「UV・日焼け止め(52.8%)」「マスク(22.6%)」「虫よけ関連(19.6%)」が上位に続きました。
2023年と比較すると「UV・日焼け止め(+10.2Pt)」「虫よけ関連(+7.9Pt)」をはじめとするレジャーや外出に関連する商品の購入予定が増加傾向にあります。
また、5月は花粉飛散にもまだ注意が必要なため「目・鼻・口・のどに関する医薬品類(+5.3Pt)」が伸長、「マスク」も花粉症対策のほか、引き続き感染症予防を必要とする声もあり2割が購入予定と回答しています。
調査概要
調査期間:
2024年3月29日~3月30日
調査対象:
mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®」の登録会員(POB会員)
POB会員(平均年齢50.2歳)
調査方法:
インターネットによる自社調査(有効回答数:3,015件)
出典:株式会社mitoriz
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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