6歳以下の子を持つユーザーの約3割が「育児中」にオーディオブック活用!見守り中や寝かしつけ中を読書時間に【オトバンク調査】

6歳以下の子を持つユーザーの約3割が「育児中」にオーディオブック活用!見守り中や寝かしつけ中を読書時間に【オトバンク調査】

株式会社オトバンクは、6歳以下のお子様を持つaudiobook.jpユーザーを対象に「育児中のオーディオブック利用調査」を実施し、結果を公開しました。


6歳以下の子を持つユーザーの4人に1人は「育児中」にオーディオブック活用

6歳以下のお子様を持つ方とそれ以外(6歳以下のお子様を持たない)の方とで、オーディオブックをよく利用するシーンを比較しました。

オーディオブックを「育児中」によく使うと回答した人は、6歳以下のお子様を持たない方では3.5%と少なく9位でしたが、6歳以下のお子様を持つ方では26.5%と「育児中」が5位に入りました。6歳以下のお子様を持つ方の4人に1人は、育児をしながらオーディオブックをよく使っているようです。

「見守り中」や「寝かしつけ中」など、目や手が離せないシーンでオーディオブックが活躍

6歳以下のお子様を持つ方に具体的に育児中のどのようなシーンでオーディオブックを使われている聞くと、1位は「遊ぶお子様の見守り中」(26.5%)、2位は「寝かしつけ中」(23.5%)、3位は「お子様の送迎時」(18.9%)という結果でした。

遊んでいるお子様の見守り中は、お子様の安全のために目が離せないという他、回答者のコメントを見ると、スマホを見ているとお子様から怒られるというお声もあり、目はお子様に向けつつ、耳だけで読書ができるオーディオブックが重宝されているようです。

また、寝かしつけ中は、「部屋を暗くしないといけない」というコメントが多数寄せられ、テレビもスマホ画面も見られない環境で、オーディオブックが役に立っているとのことです。

その他、「抱っこしたまま子どもが寝てしまい身動きが取れないときに聴く」といったお声もあり、目や手が離せないことが多い育児中の様々なシーンでオーディオブックが使われていることがわかりました。

回答者のコメント

・子どもの寝かしつけのとき、オーディオブックなら部屋を真っ暗にして聴けるので良いです。自分で本を読み聞かせる場合だと、部屋を暗くできないため、寝かしつけが仕切り直しになります。(40代女性)
・寝る前に読み聞かせをしたいのですが、電気も消しておきたいので、耳で聴けるオーディオブックを使っています。(40代女性)
・息子は現在0歳8ヶ月です。お昼寝は抱っこでしか寝ないため、寝た息子を抱っこしながら聴いています。(20代男性)
・抱っこしたまま子どもが寝てしまうなど、身動きが取れないときに利用しています。(40代男性)
・子どもが1人遊びをしているときやミルクを飲んでいるときに、片耳のみワイヤレスイヤホンをつけて聴いています。(40代女性)
・子どもが兄弟で家の前や公園で外遊びしているときの見守り中や、まだ話せない下の子と家の周りを散歩中に聴いています。(30代女性)
・遊びの見守り中、スマホを見ていると子どもから怒られたりするので耳から聴けるのは助かります。(40代女性)

育児中の「読書時間が取れない」悩みをオーディオブックが解消

さらに、育児をしながらオーディオブックを利用している方々が、オーディオブックのどこに魅力を感じているのかについても調査。

最も支持されたのは「『ながら聴き』などで時間が有効活用できる」(90.9%)、次いで「目や手が離せない場面でも読書ができる」(71.2%)に回答が多く集まりました。

回答者からのコメントに、育児でまとまった読書時間が取れなくなったことによるストレスをオーディオブックが解消してくれたという声がいくつかありました。「ながら聴き」や「目や手を使わずに読書可能」といったオーディオブックの特徴が、育児中の読書の悩みの解決に一役買っています。

回答者のコメント

・子育てで読書時間がまともに取れなくてストレスを抱えていました。オーディオブックを利用してからは通勤を読書時間に当てられ、読書量・運動量がともに増加したので満足しています。(30代男性)
・育児期間は読書のためのまとまった時間も取りにくく、また産後、なぜか集中して本が読めなくなった気がしていました。そういうときにオーディオブックはちょっとした空き時間に気軽に本に触れられるいい機会となりました。(30代女性)
・現在1年間の育休を取得しています。育休を取る前から「読みたいな!」と思っていた本をたくさん聴いて教養を深めています。育児中、基本的に「耳」は空いているので、育児にぴったりのツールだと思います。(20代男性)
・目を閉じてお話が楽しめて、温かみのある声が心地よく、寝る前に子どもと一緒に聴くのがお気に入りです。長い話の本を読み聞かせるのは難しく、1人で読破させるには興味が続かない私たちにはとても親しめるアプリです。子どもに本の良さを感じてもらえるきっかけを見つけられたらと期待しています。(40代女性)
・他のことをしながらインプットできるのが嬉しいです。なかなかじっくり勉強したり自分の時間は作れませんが、オーディオブック聴いているだけで、少し満たされます。(40代女性)

調査概要

調査期間: 2024年11月13日〜年11月17日
調査機関: 自社調査
調査対象: 「audiobook.jp」ユーザー
有効回答数: 417名(うち6歳以下のお子様を持つ方が132名)
調査方法(集計方法、算出方法): インターネットを利用したアンケート調査

出典元:株式会社オトバンク

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000473.000034798.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


コンテンツマーケティングでAI活用をしていると企業は約半数!AIとの付き合い方とは?【Coadex調査】

コンテンツマーケティングでAI活用をしていると企業は約半数!AIとの付き合い方とは?【Coadex調査】

株式会社Coadexは、コンテンツマーケティングを実践している企業の広報担当者及びコンテンツマーケティングを実践していないが、興味がある企業の広報担当者を対象に、「コンテンツマーケティングにおけるAI活用の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


ABEMA、番組の文脈に合ったシーンに広告を配信する 「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を商品化

ABEMA、番組の文脈に合ったシーンに広告を配信する 「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を商品化

株式会社サイバーエージェントは、「ABEMA(アベマ)」にて「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を正式な広告商品「ABEMA Contextual Sponsored(コンテクスチュアル スポンサード)」として商品化し、2025年4月29日より提供開始することを発表しました。


アイスタイル、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する「データドリブンソリューション」を提供開始

アイスタイル、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する「データドリブンソリューション」を提供開始

株式会社アイスタイルは、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する新事業「データドリブンソリューション」を提供開始したことを発表しました。


Z世代の約8割が「SNSのまとめコンテンツ」を活用!サーチエンジン検索は"買い物に失敗しないための下調べに利用【ファストマーケティング調査】

Z世代の約8割が「SNSのまとめコンテンツ」を活用!サーチエンジン検索は"買い物に失敗しないための下調べに利用【ファストマーケティング調査】

ファストマーケティング株式会社は、Z世代(15歳〜29歳)の男女を対象に「Z世代の消費行動に関するSNS利用の実態調査【2025年版】ファッション・コスメ編」を実施し、結果を公開しました。


生成AIの認知度は横ばいで推移も利用率は1年間で9.0ポイント上昇【GMOリサーチ&AI調査】

生成AIの認知度は横ばいで推移も利用率は1年間で9.0ポイント上昇【GMOリサーチ&AI調査】

GMOリサーチ&AI株式会社は、同社が保有する国内モニターパネル「JAPAN Cloud Panel(ジャパンクラウドパネル)」のモニターを対象に、「AIトレンドに関する自主調査」を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


コンテンツマーケティングでAI活用をしていると企業は約半数!AIとの付き合い方とは?【Coadex調査】

コンテンツマーケティングでAI活用をしていると企業は約半数!AIとの付き合い方とは?【Coadex調査】

株式会社Coadexは、コンテンツマーケティングを実践している企業の広報担当者及びコンテンツマーケティングを実践していないが、興味がある企業の広報担当者を対象に、「コンテンツマーケティングにおけるAI活用の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


ABEMA、番組の文脈に合ったシーンに広告を配信する 「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を商品化

ABEMA、番組の文脈に合ったシーンに広告を配信する 「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を商品化

株式会社サイバーエージェントは、「ABEMA(アベマ)」にて「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を正式な広告商品「ABEMA Contextual Sponsored(コンテクスチュアル スポンサード)」として商品化し、2025年4月29日より提供開始することを発表しました。


トランプ政権下のASEANと日本企業

トランプ政権下のASEANと日本企業

トランプ関税のニュースが、もはや日常となりつつあります。しかし、関税だけがトランプ政権の注目すべき政策ではなく、その他多くの課題にも隈なく注視していく必要があります。本稿では、前バイデン政権時からも話題となっていたグローバルサウスとの関係に、どのようにトランプ政権は対峙するのか、トランプ政権下のASEANを意識した場合、日本企業はどのようなことを考えておくべきか、国際政治学者としてだけでなく、地政学リスク分野で企業へ助言を行うコンサルティング会社の代表取締役でもある和田大樹氏が解説します。


アイスタイル、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する「データドリブンソリューション」を提供開始

アイスタイル、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する「データドリブンソリューション」を提供開始

株式会社アイスタイルは、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する新事業「データドリブンソリューション」を提供開始したことを発表しました。


Z世代の約8割が「SNSのまとめコンテンツ」を活用!サーチエンジン検索は"買い物に失敗しないための下調べに利用【ファストマーケティング調査】

Z世代の約8割が「SNSのまとめコンテンツ」を活用!サーチエンジン検索は"買い物に失敗しないための下調べに利用【ファストマーケティング調査】

ファストマーケティング株式会社は、Z世代(15歳〜29歳)の男女を対象に「Z世代の消費行動に関するSNS利用の実態調査【2025年版】ファッション・コスメ編」を実施し、結果を公開しました。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ