「ちいかわ」ファンを分析!大人がハマる理由は?企業コラボで推し活促進も

「ちいかわ」ファンを分析!大人がハマる理由は?企業コラボで推し活促進も

近年、キャラクター「ちいかわ」が大人たちの間で急速に人気を集めています。今回は、「ちいかわ」ファンの人物像を分析することで、彼らがこの可愛らしいキャラクターに魅了されてしまう理由を探ります。さらに、様々な企業とのコラボレーションが「ちいかわ」ファンの推し活にどのような影響を与えているのか、そのマーケティング戦略や推し活実態についても考察します。


「ちいかわ」とは?

「ちいかわ」とは、イラストレーター・ナガノによる漫画・アニメ作品です。【なんか小さくてかわいいやつ】通称「ちいかわ」たちによる、楽しくて、ちょっぴり切ない物語が展開されます。

上の画像中央の真っ白なキャラクターが、ちょっぴり泣き虫だけど優しい性格をした主人公「ちいかわ」です。作品内では、ちいかわの他に、ハチワレ(画像左)、うさぎ(画像右)などの個性豊かなキャラクターが登場します。

ちいかわ

https://www.anime-chiikawa.jp/

ちいかわ - オフィシャルサイト

下記のグラフは、直近2年間の「ちいかわ」の検索者数推移を示したものです。2022年4月より、フジテレビ系列「めざましテレビ」内で短尺アニメが放送されていることの影響もあってか、直近2年間で検索者数が急増しています。

「ちいかわ」の検索者数推移(Dockpit)
集計期間:2021年10月~2023年9月
デバイス:PC、スマートフォン

今回の記事では、ちいかわファンの属性や人物像、ちいかわファンになってしまう理由を分析・考察していきます。記事後半では、企業コラボに注目し、ちいかわファンの推し活実態も考察しています。

「ちいかわ」ファンの属性と人気の理由

まず、ヴァリューズのWeb行動ログ分析ツールである「Dockpit(ドックピット)」を用いて、検索データから「ちいかわ」に関心のある人たちの属性特徴を分析します。

なお、「ちいかわ」の特徴を見出すため、今回は他4種のゆるいキャラクター(「おぱんちゅうさぎ」「コウペンちゃん」「すみっコぐらし」「カナヘイ」)を比較対象として分析していきます。

ファンの男性比率が高いキャラクターは?

「ちいかわ」「おぱんちゅうさぎ」「コウペンちゃん」「すみっコぐらし」「カナヘイ」の検索者の男女比(Dockpit)
集計期間:2022年10月~2023年9月
デバイス:PC、スマートフォン

キャラクター名の検索者ということで、全体としてはかなり女性比率が高いです。

男性比率に注目すると、ちいかわ、おぱんちゅうさぎ、コウペンちゃん、すみっコぐらし、カナヘイの順で高くなっています。特に「ちいかわ」では男女比が1:3と、この5つのキャラクターの中では男性比率が高いです。

ここから考えられるのは、ちいかわのゆるいが可愛すぎない見た目と、「癒しだけではなく切なさや狂気さえも感じさせる感情表現豊かな性格である」という人間的な魅力が、性別を問わず人びとの心を掴んでいるという可能性です。

ちいかわに次いで男性比率が高い「おぱんちゅうさぎ」と「コウペンちゃん」にも、それぞれ人を惹きつける人間的な魅力があります。

「おぱんちゅうさぎ」は、ギャグ路線のビジュアルで、「なかなか恵まれない。今にも泣きそうだが、ひたむきに健気に生きていく。」という誰しも応援したくなる性格をしており、「不憫かわいい」と話題になっています。他方、「コウペンちゃん」は、ゆるふわな見た目の通り、「生きとし生ける人々を、肯定したり褒めたり労ったりちやほやしてくれる」という弱った時に近くにいてほしい聖母的な性格をしています。

ちいかわに癒しとあたたかな笑いを求めたり、おぱんちゅうさぎに自分の生活を投影したり、コウペンちゃんに自分を肯定してほしいと思ったり…。キャラクターのファンは、自分のなかに潜在的に存在するニーズに基づいてそのキャラクターを推しているのかもしれません。

「ちいかわ」「おぱんちゅうさぎ」「コウペンちゃん」「すみっコぐらし」「カナヘイ」の検索者の年代構成比(Dockpit)
集計期間:2022年10月~2023年9月
デバイス:PC、スマートフォン

「ちいかわ」は、20代・30代・40代の年代構成比が高いのが特徴的です。

他のキャラクターと比較すると、「ちいかわ」同様、30代を頂点とした山型であるのは、「コウペンちゃん」と「カナヘイ」となっています。また、「おぱんちゅうさぎ」はZ世代ど真ん中の20代とその親世代の40代の構成率が特に高く、「すみっコぐらし」は30代・40代の中年層で構成比が高くなっており、ファンの年齢層の違いが見えてきました。

一口にゆるいキャラクターと言っても、そのファンの年齢層はキャラクターの見た目や性格、あるいはその他の特徴によって変わってくると考えられます。

キャラクターファンには未婚者が多い?

「ちいかわ」「おぱんちゅうさぎ」「コウペンちゃん」「すみっコぐらし」「カナヘイ」の検索者の未婚・既婚割合(Dockpit)
集計期間:2022年10月~2023年9月
デバイス:PC、スマートフォン

「ちいかわ」の未婚・既婚割合は、「コウペンちゃん」「カナヘイ」ファンと類似しています。検索者の年代が影響してか、ネット利用者全体に対して、未婚者割合が20%ほど高いようです。

以上から、「ちいかわ」ファンには、「コウペンちゃん」「カナヘイ」と同じく、20〜40代の未婚者という属性の特徴があるとわかりました。

3キャラクターに共通するのは、ゆるふわで見るからに癒される見た目ですが、仕事でも私生活でも忙しい日々を送る20代〜40代の未婚者は、こういったキャラクターに癒しを求めているのかもしれません。

ちいかわとおぱんちゅうさぎには、胸がきゅっと苦しくなったり、可愛そうに感じられたりするお話の展開や、非常に人間味のある豊かな表情という特徴がありますが、これは20代に人気の理由のひとつだと考えられます。20代の若者は、自らの日常を、こうしたキャラクターの暮らす日々と重ね、その悲しみややりきれない思いを昇華させているのかもしれません。

「ちいかわ」ファンの生活スタイル・興味関心

続いて、ヴァリューズのターゲット分析ツールである「story bank(ストーリーバンク」)を用いて、「ちいかわ」検索者の生活スタイル・興味関心を見ていきましょう。

社会人にも愛される「ちいかわ」

下記の図は、「ちいかわ」検索者の職業を示したものです。
ネット利用者全体と比較すると、「ちいかわ」検索者は、会社勤務(一般社員)・学生の割合が高くなっています。

「ちいかわ」検索者の職業割合(story bank)
集計期間:2022年10月~2023年9月
デバイス:PC、スマートフォン

続いて、検索の曜日時間帯割合を見てみましょう。青が濃く表示されているセルほど、セッション数が多いことを表しています。

月曜日から金曜日の平日は19時〜23時、土曜日は昼過ぎおよび20時〜深夜にアクセスが集中しており、日曜日は活動時間帯全体に均等にアクセスされていることがわかります。この特徴的な分布は、「ちいかわ」検索者に会社員や学生が多いことに影響されていると考えられます。

「ちいかわ」検索者の曜日時間帯別割合(story bank)
集計期間:2022年10月~2023年9月
デバイス:PC、スマートフォン

以上から、学校や仕事のために平日昼間に活動し、平日夜や休日に癒しを求めて「ちいかわ」と検索している、という人物像が見えてきました。

興味関心・支出では「2次元推し活」要素が特徴的

ここまでは生活スタイルを見てきましたが、ここからは、ちいかわファンの興味関心と支出傾向を見ていきます。

下記の図は、縦軸をリーチ率(※1)、横軸を特徴値(※2)とした「ちいかわ」検索者の興味・関心の散布図です。
※1 リーチ率…対象者のうち、アンケートで当該項目に回答した人数の比率。
※2 対象者が、一般的なネット利用者と比べて特徴的に利用するサイト・起動するアプリ・検索するワードを可視化するための指標。(特徴値) =(対象者のリーチ率)ー(ネット人口全体のリーチ率)で算出される。

「マンガ」「アニメ」「ゲーム」「動画共有サイト(YouTube、ニコニコ動画など)」がリーチ率・特徴値ともに高くなっており、「ちいかわ」検索者の2次元作品への興味・関心の高さがうかがえます。

「ちいかわ」検索者の興味・関心マップ(story bank)
集計期間:2022年10月~2023年9月
デバイス:PC、スマートフォン

続いて平均支出を見てみましょう。
下記の表は、「ちいかわ」検索者の1人/1ヶ月あたりの平均支出と特徴値を示したものです。ネット利用者全体に対して傾向が強いものは赤・焦茶色で表示されています。

「イベント・グッズ購入」「マンガの購入」は特徴値が2.0pt以上と極めて高く、好きな作品そのものやグッズをよく購入するという推し活的な支出傾向がうかがえます。

また、「ゲームアプリへの課金」「動画サービスへの課金」「ライブ・コンサートの鑑賞」「映画の鑑賞」も特徴値が1.5ptを上回っており、おうち時間・外出ともにエンタメに多く支出する傾向もあるようです。

「ちいかわ」検索者の月平均支出(story bank)
集計期間:2022年10月~2023年9月
デバイス:PC、スマートフォン

以上から、ちいかわファンは、2次元キャラクターへの興味・関心が高く、推し活支出を惜しまない傾向にあるということがわかりました。実際にちいかわは数多くのグッズが発売されており、この傾向との親和性の高さが伺えます。

「なぜ人は推しに貢ぐのか」という問いは、昨今のマーケティングにおいて重要な論点となりそうです。

SNSではX(旧Twitter)・Instagramをよく利用

推し活では、SNSで情報をキャッチすることが重要です。そこで、「ちいかわ」検索者のSNS利用状況を見ていきましょう。

「ちいかわ」検索者は、X(旧Twitter)とInstagramの利用時間がネット利用者全体よりも長い傾向にあります。一方、LINEやFacebookの利用時間はネット利用者全体の利用時間と大きく差がありません。

「ちいかわ」検索者のLINE、X(旧Twitter)、Facebook、Instagram利用時間割合(story bank)
集計期間:2022年10月~2023年9月
デバイス:PC、スマートフォン

ちいかわのX(旧Twitter)の公式アカウントでは、1ページのショート漫画がポストされ、ちいかわのアニメ・グッズ公式アカウントのポストがリポストされており、ちいかわファンにとって貴重な情報源となっています。

そのフォロワー数は約260万人(2023年10月27日時点)にのぼり、ちいかわファンのX(旧Twitter)利用時間が一般に比べて長いのも納得です。

Instagramでは、グッズ公式アカウントと公式グッズショップである「ちいかわマーケット」公式アカウントが存在します。ちいかわファンは、これらのアカウントをフォローして、ちいかわグッズの最新情報を入手していると考えられます。

以上から、ちいかわファンは、日常的によく使うSNSからちいかわに関する情報探索をしていると考えられます。ちいかわのSNSマーケティング、今後も目が離せません。

企業コラボに殺到するちいかわファン

ちいかわ人気の理由のひとつに、業種を問わない様々な企業とのコラボによる推し活のしやすさが挙げられます。

食品、日用品、百貨店などコラボ先は様々

以下に挙げた通り、ちいかわは様々なジャンルの企業とコラボし、ポップアップイベントを開催し、コラボメニュー・コラボグッズを展開しています。2023年10月までにちいかわとコラボした企業一覧がこちらです。

ジャンル 具体例
飲食チェーン店 コメダ珈琲、くら寿司、マリオンクレープ
食品メーカー 明星食品、丸美屋、ロッテ、UHA味覚糖、神戸風月堂、SUNTORY
アパレル ファッションセンターしまむら、アベイル、UNIQRO、GU、靴下屋、zoff
百貨店 マルイ、PARCO
日用品 Can★Do、ドン・キホーテ、ヴィレッジヴァンガード、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、ココカラファイン、ファミリーマート、LAWSON
商業施設 サンシャイン水族館、東京スカイツリー、JR東海、阪急電鉄、フジテレビ(お台場冒険王)
アニメ・ゲーム サンリオ、アニメ『僕のヒーローアカデミア』『東京卍リベンジャーズ』、ゲーム『Shadowverse』

※筆者調べ

コラボでちいかわファンを獲得

ここでは、各企業のコラボ内容とちいかわファン取り込み戦略について考察します。

コメダ珈琲、くら寿司、明星食品、丸美屋、UHA味覚糖からは、原作漫画のエピソードに関連づけたコラボメニュー・商品が提供されています。ちいかわコラボに文脈があるからこそ、ファンはより魅力に感じるのかもしれません。

ここで注目したいのが、コメダ珈琲とくら寿司の戦略です。両社は、コラボ期間を複数に分け、期間毎に異なる商品・プレゼントを企画しています。これにより、ちいかわファン層をリピート客にすることが可能になると考えられます。

一方、ちいかわファン層よりも利用者の年代層が高い百貨店でポップアップストアを開催しているのも特徴的です。こういったポップアップストアは百貨店の催事場で開催されることが多いですが、若者が百貨店を訪れる機会を創出しているとも言えるでしょう。

マナミナでは過去に、百貨店利用者のペルソナ分析をしています。こちらも合わせてご覧ください。

百貨店利用者のペルソナは?アプリデータ×アンケートで分析

https://manamina.valuesccg.com/articles/2413

大都市圏に多く立地する百貨店に対して、ECの支配が強まり、地方では多くの大型ショッピングモールが展開しています。では、百貨店の利用者層とはどのような人物なのでしょうか。今回は、老舗百貨店3社(高島屋、三越伊勢丹、大丸・松坂屋)のアプリ利用者のデータを用いて、百貨店利用者のペルソナを分析していきます。

また、アニメ・ゲームコラボでは、サンリオなどのゆるくて可愛い同系コラボの他、少年マンガ作品やバトル系ゲームといった、別系統キャラクターとのコラボが見られます。先に見たように、ちいかわファンは2次元作品への関心も高いことから、「かわいくてゆるい」とは異なる系統の2次元作品とのコラボも効果的だと考えられます。

以上のように、ちいかわファンを自社ブランドの顧客として取り込むという効果のために、企業はちいかわとコラボしていると考えられます。

「日常で推しを感じる」推し活

アパレルや日用品では、ちいかわのファン層である20代から30代でも手が届くお手頃な価格帯のブランド企業とのコラボが目立ちます。

コラボ商品は、バッグや傘などの日用品の他、部屋着、コンビニスイーツなど様々ですが、これらは全て「日常で推しを感じる」という、毎日の小さな幸せを得るひとつの方法としての推し活を推進していると考えられます。

ちいかわにはLINEスタンプがありますが、これも日常で推しを感じる方法のひとつになっていると考えられます。

ちいかわスタンプの例。LINEスタンプの人気ランキングクリエイターズ部門では、1位から7位をちいかわシリーズが独占している(2023年10月22日時点)。

「身につけて訪れる」推し活

推しを日常で感じるとともに、推しのイベントに推しを身につけて訪れることもまた、推し活の方法です。

先に述べた通り、ちいかわは様々な商業施設ともコラボを行っていますが、こうしたコラボイベントには、ちいかわグッズを身につけたファンが殺到します。

2023年夏に開催された「ちいかわ@お台場冒険王」や、2023年秋冬に開催されている「ちいかわ⭐︎星ふるスカイツリー」はその例です。

ちいかわ@お台場冒険王 - フジテレビ

https://www.fujitv.co.jp/chiikawa_odaiba/

2023/7/22~8/27 フジテレビ1階広場 お台場冒険王 オリジナルのちいかわ賞品が当たるくじや、お台場冒険王オリジナルのちいかわ縁日イラストがデザインされた商品などを販売!

ちいかわ☆星ふるスカイツリー TOKYO SKYTREE®

https://www.tokyo-skytree.jp/event/special/chiikawa/

高さ634m、世界一高いタワー「東京スカイツリー®」公式サイトへようこそ。東京スカイツリー®では 2023年10月17日(火)~2024年1月16日(火)の期間、人気キャラクターちいかわとのコラボイベント「ちいかわ☆星ふるスカイツリー®」を開催します。

筆者が両イベントを訪れた際、ちいかわファンの方々が、カバンなどにちいかわストラップをつけるなど、ちいかわグッズを身につけ、それらと一緒にイベントの様子を写真に撮って記録する様子が見られました。また、こういったイベントでは、以下の写真のようにフォトスポットやグリーティングが用意されており、ちいかわファンが長蛇の列を成しています。

こうした写真をInstagramのストーリーにあげて「行ったよ報告」をするのもまた、推し活のひとつの形態です。イベント企画側も、フォトスポットをつくって来訪者のSNSを通じて間接的にイベント宣伝をしてもらうことを期待しているのではないでしょうか。

まとめ

今回は、ちいかわのファン層を分析して人気の理由を探り、企業コラボから見える目的と推し活形態について考察しました。

ちいかわファンは20〜30代の若者、学生だけでなく会社員も多く、多忙な日常のなかで、ちいかわなどのキャラクターに癒しを求めたり、自己投影をしていると考えられます。ちいかわは、ある種友人のひとりとして認識されているのかもしれません。

これからのキャラクター人気には、ただ可愛いだけではなく、「こんな人いるよね」という愛嬌や親近感を感じさせる人物的な魅力があり、考察しがいのあるストーリーでファン同士の交流を活発にするということが必要になってきそうです。

ちいかわの企業コラボに注目すると、ちいかわファンを潜在顧客として自社ファンへと取り込むという効果が見られます。対してちいかわファンは、企業コラボなどで獲得したグッズを身につけてイベントに訪れています。この流れはちいかわに限らず多くの二次元創作作品の推し活で行われているものであり、一定以上ファンがいる人気キャラクターのファンマーケティングとして一般的です。

マナミナでは過去に、推し活の定義や具体的な方法についてご紹介しています。ぜひこちらも合わせてご覧ください。

【無料ダウンロード】推し活実態2024!「沼落ち」プロセスとは?推し活のインサイトとマーケティング活用

https://manamina.valuesccg.com/articles/3304

日本の消費を活気づける「推し活」。実は10代の8~9割以上が「推し対象あり」と回答しているという結果も。本ホワイトペーパーでは、推し活市場の現状や、推し活にかける時間・金額などの行動実態、コラボ企画といったマーケティングとの接続について調査し、推し活への理解を深めていきます。

また、推し活の行動実態、心理、熱が冷めてしまう要素を調査し「推し」のジャンル、活動の程度別にユーザー像を分析したレポートも公開しています。ぜひ下記よりダウンロードください。

推し活マーケティングがどのように展開されていくのか、今後が楽しみです。

【無料ダウンロード】総ページ数150P以上のライフスタイル・消費トレンドレポート|デジタル・トレンド白書2024

https://manamina.valuesccg.com/articles/3792

ヴァリューズは、国内最大規模の消費者Web行動ログパネルを保有し、データマーケティング・メディア「マナミナ」にて消費トレンドの自主調査を発信してきました。その中から注目領域の調査・コラムをピックアップし、白書として収録。2021年の発行から4回目を迎える「デジタル・トレンド白書2024」は、Z世代トレンド・SNS動向編、ライフスタイル・消費トレンド編の2部構成になっています。(「ライフスタイル・消費トレンド編」ページ数|153P)

▼今回の分析にはWeb行動ログ調査ツール『Dockpit』を使用しています。『Dockpit』では毎月更新される行動データを用いて、手元のブラウザでキーワード分析やトレンド調査を行えます。無料版もありますので、興味のある方は下記よりぜひご登録ください。



dockpit 無料版の登録はこちら

▼Web行動データとアンケートデータを用いて、ターゲットユーザーにおける特定の Web 行動の前後の動きと属性を集計できる、ヴァリューズの分析ツール「story bank」についてはこちらから

※ 調査対象デバイスに「PC」の表記が抜けておりました。お詫び申し上げます。(2024/6/18 追記)

この記事のライター

2024年春にヴァリューズに入社しました。大学では歴史学と社会学を専攻していました。

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