検索ワード:お出かけは国内が人気!ネイル、ファッションの注目トレンドは?
ファッションやグルメ、旅行など、様々なジャンルの情報をInstagramで検索するZ世代。
年間を通した伸び率、検索された回数のどちらを見ても、ハロウィンやクリスマス、母の日などの季節イベント、ファッションやネイル、そして旅行・お出かけに関するキーワードが上位を占める結果になりました。
お出かけ関連は桜で有名な「目黒川」、紅葉が目当ての「イチョウ並木」など、四季を感じられる場所へ足を運んでいる様子。旅行関連でランクインしたのは「韓国旅行」のみで、コロナ禍が落ち着いて外出が増えてきたものの、国内や近場が人気。「ルーブル美術館展」や「ジブリ展」などのアート系もランクイン。
ネイルは季節イベントを取り入れた「秋ネイル」「クリスマスネイル」などで検索されることが多く、ファッションは「カーディガンコーデ」「トラックジャケット」などアイテム名のみ、もしくは + コーデを足して具体的な着こなし方を調べるZ世代が多い模様です。
ARカメラエフェクト:キーワードは顔隠し & シンプル。推し活にもエフェクトが必須
Z世代にとって、ストーリーズやリールを投稿する際に欠かせないARカメラエフェクト。年間を通して利用が伸びたARカメラエフェクトを見てみると、コロナ禍で長い間マスクの着用が当たり前だったことが影響しているのか、顔が盛れていないときでも気軽に使えるからか、①のようにマスクで口元を隠したり、顔全体を隠すようなデザインが複数ランクイン。一方で「マスクなしの生活に慣れて、顔を隠す系のエフェクトを使わなくなり、ナチュラルに映えるデザインで撮ることに抵抗がないという意見も。
利用回数が多いエフェクトは、②のようにシンプルなキラキラ系や、キラキラに可愛い猫やクマなどを組み合わせて顔が盛れるものが人気。BeRealのようなデザイン③も日常で汎用性が高いからか、多く利用されている様子。アイドルやキャラクター、アニメなどファンが作った非公式のデザインも多くランクインしており、推し活の一環としてエフェクトを楽しんでいるZ世代が多いことが窺えます。
リールで使われた人気楽曲:複数の曲がランクインした人気アーティストはあの人!
短尺動画・リールを投稿する際に大事なのが楽曲。年間を通した伸び率、使われた回数のデータで共通して上位だったのはConton Candyの「ファジーネーブル」、YOASOBIの「アイドル」、シャイトープの「ランデヴー」の3曲。
伸び率ではNitecoreの「Heartbeat」やCharlie Puthの「I Don’t Think That I Like Her」、使われた回数ではJung Kookの「Seven (feat. Latto)」やAKMUの「Love Lee」など韓国勢が上位にランクイン。
また、アーティスト別では「ユートピア」「Nagisa」「Analog Life」のimase、「ASAP」「Cool with You」「Get Up」のNew Jeans、「アイドル」「アドベンチャー」のYOASOBI、「セプテンバーさん」「花火大会」のRADWIMPSは複数曲がランクインしており、楽曲を出すたびに人気を集めている様子でした。
人気のハッシュタグ:季節イベントや旅行・お出かけに加えて、エンタメ関連が数多くラインクイン
Z世代がInstagramに投稿する際によく使ったハッシュタグを集計。ジャンル別に見ると季節イベントや旅行・お出かけに関するハッシュタグが多いのは検索キーワードと同じ傾向。
ただ、検索ワードと異なる傾向として、検索キーワードで人気のファッション関連は少ない一方、投稿に使ったハッシュタグではエンタメ関連が非常に多く使われており、乃木坂46の「#齋藤飛鳥卒業コンサート」、SnowManのドームツアー「#snowman1stdometour2023idome」など人気グループのコンサート名や、「#rockinjapan」「#summersonic」などのフェスが数多くランクインする結果に。
旅行・お出かけ系では「#桜スポット」「#GW旅行」などに加えて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィンイベント「#ホラーナイト」や、東京ディズニーランドの「#disneychristmas」なども人気。スポーツ関連として「#wbc2023」「#秋季キャンプ」など野球に関するハッシュタグもランクインしていました。
出典元:Meta
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