約6割の企業が法人向けデジタルギフト利用経験あり 利用シーンは「アンケート収集施策」が最多【DIGITALIO調査】

約6割の企業が法人向けデジタルギフト利用経験あり 利用シーンは「アンケート収集施策」が最多【DIGITALIO調査】

株式会株式会社DIGITALIOが運営するデジタルギフト「デジコ」は、勤務先の業務で福利厚生やプレゼントキャンペーンなどの販促を実施する際にデジタルギフトを購入したことのある方を対象に「法人向けデジタルギフトに関する調査」を実施し、結果を公開しました。


福利厚生としてデジタルギフトを活用している方は74.7%にのぼり、前回の74.0%から微増

あなたのお勤め先では、福利厚生としてデジタルギフトを活用していますか。

福利厚生としてデジタルギフトを「活用しており、自分で利用したことがある」、「活用しているが、自分で利用したことはない」の合計は74.7%にのぼり、前回の74.0%から少し増える結果になりました。

デジタルギフトは全てオンラインで完結するため利便性が高く、活用する企業が増えているようです。同社が実施した前回結果よりも増加していることもあり、今後も福利厚生としてデジタルギフトの活用が広がると考えられます。

福利厚生や販促キャンペーンのインセンティブとして、59.8%がデジタルギフトを利用した経験があると判明

お勤め先の業務で、福利厚生やプレゼントキャンペーンなどの販促を実施する際に利用したことがあるものをすべてお答えください。

福利厚生やプレゼントキャンペーンなどの販促を実施する際に利用したことがあるものを聞いた結果、59.8%が「デジタルギフト」を利用した経験があると判明しました。次いで「商品券・金券」が54.3%、「お菓子」が35.8%、「飲料」が24.8%でした。

送る側が予算に合わせて自由に金額を設定できて、受け取る側にとっても使い勝手がよいデジタルギフトや商品券・金券は、実際に多く利用されていることがわかりました。次いで、お菓子や飲料といった多くの方が利用しやすいものが多く利用されていました。それらに比べると人によってニーズの異なる「家電機器」や「健康・美容グッズ」などは、選ばれにくい傾向にあると考えられます。

反響のよかったギフトとして、「デジタルギフト」の回答が50.0%と最も多い結果に

お勤め先の業務で、福利厚生や販促キャンペーンなどで送ったギフトとして反響が良かったものをすべてお答えください。

福利厚生や販促キャンペーンなどで送って反響のよかったギフトとして、「デジタルギフト」は50.0%と半数が反響が良かったと回答しました。次いで「商品券・金券」が40.0%、「お菓子」が22.5%という結果になりました。

デジタルギフトの活用シーンは「アンケート収集施策」が最も多く33.3%、次いで「サービス利用促進」、「社内インセンティブ」

お勤め先の業務で、デジタルギフトを利用したシーンをお答えください。

業務でのデジタルギフトの活用シーンは、「アンケート収集施策」が最も多く33.3%でした。次いで「サービス利用促進」26.3%、「社内インセンティブ」22.8%、「会員・顧客獲得施策」22.8%という結果に。

社外向けの施策だけでなく、社内向けのギフトとしても多く活用されていることがわかります。その他でも「来店施策」、「SNSキャンペーン」、「購買促進」などデジタルギフトはさまざまなニーズに対応できていることがわかります。

法人向けデジタルギフトサービスについて、20代の認知率は7割以上

プレゼントキャンペーンや福利厚生などで使える法人向けのデジタルギフトサービスがあることをご存知ですか。【単一回答(n=400)】

法人向けデジタルギフトサービスの認知率は、全体で50.3%でした。世代別で比較すると、20代は73.8%が「知っている」と回答。

日常で目に触れる企業のキャンペーンなどでもデジタルギフトが活用されているケースが増えていることもあり、法人向けデジタルギフトの認知率が高くなっていることがわかります。

デジタルギフトサービスのデメリットとして29.0%が「シニア層に訴求しづらい」と回答、前回の33.9%よりも改善

お勤め先の業務で福利厚生やプレゼントキャンペーンなどの販促を実施する際に、直近で利用したデジタルギフトサービスについてデメリットをお答えください。

デジタルギフトサービスのデメリットとして、最も多く挙がったのは「シニア層に訴求しづらい」という回答で前回調査と同じ結果に。

ただし、今回の調査では29.0%と前回の33.9%よりも5ポイントほど減少していました。スマートフォンがあれば複雑な操作などなく利用できるサービスのため、徐々にシニア層も順応しつつあるという認識が伺えます。

また、次に多く挙がったのは「特にデメリットはない」で25.8%でした。4人に1人以上は、特にデメリットがないと感じており、デジタルギフトサービスの利便性の高さが反映されています。

利用した96.0%がデジタルギフトに満足

お勤め先の業務で福利厚生やプレゼントキャンペーンなどの販促を実施する際に、直近で利用したデジタルギフトサービスについて満足度をお答えください。

実際に業務でデジタルギフトサービスを利用した方に対して満足度を調査すると、96.0%が「満足」「どちらかといえば満足」と回答しました。

「デジタルギフト(無形)」と「リアルギフト(有形)」を比較すると、64.3%がデジタルギフトの方が「運用が楽」だと感じている

お勤め先の業務で福利厚生やプレゼントキャンペーンなどの販促を実施する際に、「運用が楽」という項目は「デジタルギフト(無形)」と「リアルギフト(有形)」どちらにあてはまると思うかお答えください。

業務でギフトを扱う際の運用負担について、「デジタルギフト(無形)」と「リアルギフト(有形)」を比較しました。どちらがより運用が楽かと聞いたところ、「デジタルギフト」が30.8%、「ややデジタルギフト」が33.5%で、計64.3%が「デジタルギフト(無形)」寄りという結果に。担当者の多くがデジタルギフトの方が運用面でより優れていると感じていることが判明しました。

調査概要

調査の方法:WEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国のデジタルギフトを利用したことがある販促&マーケティング担当者20歳~65歳 男女
有効回答数:400名
調査実施日:2024年1月10日(水)~1月12日(金)

出典元:株式会社DIGITALIO

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000087754.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


ABEMA、番組の文脈に合ったシーンに広告を配信する 「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を商品化

ABEMA、番組の文脈に合ったシーンに広告を配信する 「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を商品化

株式会社サイバーエージェントは、「ABEMA(アベマ)」にて「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を正式な広告商品「ABEMA Contextual Sponsored(コンテクスチュアル スポンサード)」として商品化し、2025年4月29日より提供開始することを発表しました。


アイスタイル、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する「データドリブンソリューション」を提供開始

アイスタイル、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する「データドリブンソリューション」を提供開始

株式会社アイスタイルは、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する新事業「データドリブンソリューション」を提供開始したことを発表しました。


Z世代の約8割が「SNSのまとめコンテンツ」を活用!サーチエンジン検索は"買い物に失敗しないための下調べに利用【ファストマーケティング調査】

Z世代の約8割が「SNSのまとめコンテンツ」を活用!サーチエンジン検索は"買い物に失敗しないための下調べに利用【ファストマーケティング調査】

ファストマーケティング株式会社は、Z世代(15歳〜29歳)の男女を対象に「Z世代の消費行動に関するSNS利用の実態調査【2025年版】ファッション・コスメ編」を実施し、結果を公開しました。


生成AIの認知度は横ばいで推移も利用率は1年間で9.0ポイント上昇【GMOリサーチ&AI調査】

生成AIの認知度は横ばいで推移も利用率は1年間で9.0ポイント上昇【GMOリサーチ&AI調査】

GMOリサーチ&AI株式会社は、同社が保有する国内モニターパネル「JAPAN Cloud Panel(ジャパンクラウドパネル)」のモニターを対象に、「AIトレンドに関する自主調査」を実施し、結果を公開しました。


WEBマーケティング施策でAIを活用している企業は約8割!活用領域としてDM・プレスリリースの文案作成や広告クリエイティブ生成が上位に【PRIZMA調査】

WEBマーケティング施策でAIを活用している企業は約8割!活用領域としてDM・プレスリリースの文案作成や広告クリエイティブ生成が上位に【PRIZMA調査】

株式会社PRIZMAは、マーケティング担当者、広告代理店、デジタルエージェンシーを対象に「WEBマーケティングにおけるAI活用に関する調査」を実施し、結果を公開しました。


最新の投稿


ABEMA、番組の文脈に合ったシーンに広告を配信する 「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を商品化

ABEMA、番組の文脈に合ったシーンに広告を配信する 「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を商品化

株式会社サイバーエージェントは、「ABEMA(アベマ)」にて「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」を正式な広告商品「ABEMA Contextual Sponsored(コンテクスチュアル スポンサード)」として商品化し、2025年4月29日より提供開始することを発表しました。


トランプ政権下のASEANと日本企業

トランプ政権下のASEANと日本企業

トランプ関税のニュースが、もはや日常となりつつあります。しかし、関税だけがトランプ政権の注目すべき政策ではなく、その他多くの課題にも隈なく注視していく必要があります。本稿では、前バイデン政権時からも話題となっていたグローバルサウスとの関係に、どのようにトランプ政権は対峙するのか、トランプ政権下のASEANを意識した場合、日本企業はどのようなことを考えておくべきか、国際政治学者としてだけでなく、地政学リスク分野で企業へ助言を行うコンサルティング会社の代表取締役でもある和田大樹氏が解説します。


アイスタイル、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する「データドリブンソリューション」を提供開始

アイスタイル、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する「データドリブンソリューション」を提供開始

株式会社アイスタイルは、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する新事業「データドリブンソリューション」を提供開始したことを発表しました。


Z世代の約8割が「SNSのまとめコンテンツ」を活用!サーチエンジン検索は"買い物に失敗しないための下調べに利用【ファストマーケティング調査】

Z世代の約8割が「SNSのまとめコンテンツ」を活用!サーチエンジン検索は"買い物に失敗しないための下調べに利用【ファストマーケティング調査】

ファストマーケティング株式会社は、Z世代(15歳〜29歳)の男女を対象に「Z世代の消費行動に関するSNS利用の実態調査【2025年版】ファッション・コスメ編」を実施し、結果を公開しました。


Oisixとnoshの動向を調査!新生活の忙しい若者には宅配食+αがおすすめ

Oisixとnoshの動向を調査!新生活の忙しい若者には宅配食+αがおすすめ

最近、外食やテイクアウト、簡単に調理できる食品など、新しい食事スタイルを提供するサービスが人気を集めています。本記事では多くの人に利用されているOisixとnoshに焦点をあてながら、デリバリーサービスや自炊との比較を交え、現代の人々の食生活のトレンドを分析します。


競合も、業界も、トレンドもわかる、マーケターのためのリサーチエンジン Dockpit 無料登録はこちら

アクセスランキング


>>総合人気ランキング

ページトップへ