スキルアップ研究所、「企業研修によるリスキリングの実態調査」の結果を発表

スキルアップ研究所、「企業研修によるリスキリングの実態調査」の結果を発表

株式会社 学研ホールディングスのグループ会社、株式会社ベンドは、運営する「スキルアップ研究所」にて、「企業研修によるリスキリングの実態調査」を実施し、結果を公開しました。


企業研修で実施されたリスキング内容、ITリテラシー・DXとコミュニケーションスキルが多数

企業研修でメインで実施されたリスキリングの中身については、「ITリテラシー・DX」(31票)が最多となり、次いでコミュニケーションスキル(30票)となりました。

従来の企業研修のメインであった「コミュニケーションスキル」に加えて、DX社会に適応するためのITリテラシー・DXが企業研修として浸透していることがわかります。

その他にも「ChatGPT」などの登場により、急激に身近になった生成AIを用いた「汎用的なAIスキル」(9票)も企業研修に取り入れられ始めていることがわかりました。

企業研修でのリスキング期間は3ヶ月未満が過半数

企業研修でのリスキリングの期間を尋ねたところ、「1ヶ月以上3ヶ月未満」の回答が24人(26.1%)と最も多く、次いで「1ヶ月未満」の回答が23人(25.0%)となりました。

「1ヶ月未満」と「1ヶ月以上3ヶ月未満」を合わせた3ヶ月未満の回答が過半数に。また、1年未満との回答が全体の9割近くを占めました。これらのことから、企業研修におけるリスキリングは比較的短い期間で行われていることがわかります。

7割以上がリスキリング研修に満足

リスキリング研修に対する満足度を尋ねたところ、「非常に満足」との回答が14人(15.2%)で「ある程度満足」との回答が51人(55.4%)となった。「非常に満足」と「ある程度満足」を足し合わせた割合は7割を超えました。

また、「少し不満がある」と「非常に不満」を足し合わせた割合が1割以下となっており、リスキリング研修の満足度は決して低くないことがわかりました。

環境づくりのためには評価との連動・費用の支援が必要

「リスキリングに意欲的に取り組むための環境づくりのために必要だと考えたこと」を尋ねたところ、「スキル習得と連動した評価制度」が36票、「スキル習得にかかる費用面の支援」が30票と多くの票を集めました。

また、環境づくりのための1番目に必要な施策として「仕事量の調節によりスキル習得を優先できる制度の整備」の声が多く挙げられました。

これらの結果から、「経営トップによるリスキリングの重要性の発信」や「職場の同僚や上司のリスキリングへの理解や励まし」といった職場内での企業研修・リスキリングに対する理解の促進などではなく、具体的な費用の支援やスキル習得と連動したインセンティブの構築が企業側に求められていることがうかがえます。

調査概要

調査名:企業研修によるリスキリングの実態調査
対象者:20代以上の社会人の方で、企業内でリスキリングを目的とした研修を受けたことのある方
対象地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年4月28日〜5月5日
回答数:92

出典元:株式会社 学研ホールディングス/株式会社ベンド

企業研修によるリスキリングの実態調査 | スキルアップ研究所

https://reskill.gakken.jp/3530

リスキリングの必要性が叫ばれる中、リスキリングを目的とした研修を行う企業も出てきている。そのような企業研修によるリスキリングの実態を捉え、社員の声や実際の効果、今後の改善点を調査を通じて検証した。

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

\Googleでマナミナをフォロー!/

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


スマートニュース、来店実績で広告効果を検証できる「来店計測機能」を提供開始

スマートニュース、来店実績で広告効果を検証できる「来店計測機能」を提供開始

スマートニュース株式会社は、広告事業「SmartNews Ads」において、同社の運用型広告が実店舗への来店にどの程度寄与しているかを広告主が把握できる新機能「来店計測機能」の提供を開始しました。


一時的なブームを超えて「定着」へ。継続意向72%が示すTikTok Shopの構造変化【ripples調査】

一時的なブームを超えて「定着」へ。継続意向72%が示すTikTok Shopの構造変化【ripples調査】

株式会社ripplesは、TikTok Shop購入者を対象に、購入頻度・継続意向・満足度に関する調査を実施し、『リピート型消費行動』に焦点を当てた結果を公開しました。


AI検索の出典を毎回確認する人は15.3%、「まったく確認しない」層の不信感は44.8%【ナレッジホールディングス調査】

AI検索の出典を毎回確認する人は15.3%、「まったく確認しない」層の不信感は44.8%【ナレッジホールディングス調査】

株式会社ナレッジホールディングスは、ChatGPTやGeminiなどのAI検索の回答に表示される「出典(引用元)」の確認実態を明らかにするため、全国20〜59歳の男女を対象にアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


スマホの買い替えで最も重視するのは「価格」、61.7%で最多【イード調査】

スマホの買い替えで最も重視するのは「価格」、61.7%で最多【イード調査】

株式会社イードは、同社が運営する「LiPro(インターネット)」において、iPhone端末の購入経験者を対象に「スマホを安く買う方法」についてのアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


生成AIで時間・予算が浮いた大企業マーケターの60.2%が「デジタル広告・Webコンテンツのさらなる量産」へ再投資意向【IDEATECH調査】

生成AIで時間・予算が浮いた大企業マーケターの60.2%が「デジタル広告・Webコンテンツのさらなる量産」へ再投資意向【IDEATECH調査】

株式会社IDEATECHは、年商1,000億円もしくは従業員数1,000名以上の大企業に勤務し、自社のマーケティングに責任者として携わっている責任者・管理職を対象に、大企業マーケティング担当者の生成AI活用と成果に関する実態調査 2026を実施し、結果を公開しました。


ページトップへ