コロナ禍を経て世界的に旅行需要が回復する中、国内でも観光立国の復活および持続可能な地域づくりへの取り組みが重要となっています。より地域全体での活性化を実現するためには、各事業者や行政間での連携を強化し、新たな価値を創出していくことが求められています。
また、経済活動に付随する生活環境の変化やオーバーツーリズムなどの副次的な問題に対して、地域住民の理解を獲得していくなど、地域ごとの事情に寄り添ったアプローチを選択していくことも必要です。
このたびの協業により、全国各地域の自治体や地域の観光関連事業者を対象に、複数のステークホルダーが関係する各地域の事情に沿った適切な戦略を構築、実行するとのことです。
具体的には、①自地域の課題を客観的に把握したうえで(As Is)、②地域ごとに対応した最適なマーケティング戦略を構築し(To Be)、③そのマーケティング戦略を実現するためのサービスを提供するといった3つのステップで構成された伴走型コンサルティング支援サービスを提供するといいます。
① 観光マーケティング課題診断
● 現在の自組織/自地域の観光戦略についての30問の設問に回答することで、戦略・地域連携・人財・データ活用・商品・流通・情報発信・運用の8つの課題領域から、いまの状態を客観的に把握することができます。
② 個々の地域に最適なマーケティング戦略構築
● 持続可能な地域づくりの実現に向け、JTBの観光開発プロデューサー™※が現場で寄り添い伴走しながら①の診断結果を用いて、地域の事情を踏まえた最適なプロセスやゴールを設計します。
③ 総合コンサルティングサービスの提供
● ②で導き出したアプローチ策をもとに、電通デジタルとJTBが連携することによって、8つの課題領域の解決策として以下のサービスを提供します。
これら8サービスを各地域の課題に沿って、デジタル戦略と地域に根差したアプローチの両面からスピーディーかつ総合的に支援することで、新たな顧客体験価値の創出と地域内連携体制の確立を実現。また、地域の自走化につながるまで一気通貫で伴走支援を行うことで、持続可能な地域社会をともに目指していくとのことです。
出典元:株式会社電通デジタル
※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。
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