2024年人気アニメを振り返る!ヒットを生む「勝ちパターン」とは?

2024年人気アニメを振り返る!ヒットを生む「勝ちパターン」とは?

コンテンツには事欠かない現代ですが、話題を呼ぶ人気作には、どのような「勝ちパターン」が存在するのでしょうか。2024年に放送された新規アニメ「薬屋のひとりごと」「逃げ上手の若君」「怪獣8号」「ダンジョン飯」に、11月に劇場版が公開された「進撃の巨人」を加えて、消費者の関心を調査しました。


2024年人気アニメの概要

「薬屋のひとりごと」アニメ放送:2023年10月~2024年3月

ミステリー時代劇作品。原作は小説投稿サイト「小説家になろう」にて、2011年に連載開始。中国風の宮廷を舞台に、毒に対する知識と洞察力に長けた薬師の主人公・猫猫(マオマオ)が、持ち前の知恵を駆使して次々と難事件を解決していきます。後宮で起こる謎や陰謀を中心に、猫猫と宮中の宦官・壬氏(ジンシ)との関係や、人間模様が丁寧に描かれています。美しいビジュアルとユーモア溢れるやりとりが魅力で、推理好きや歴史好きに人気の作品です。華やかな宮廷の裏側に潜む秘密を紐解くスリリングな展開が見どころです。

株式会社イーブックイニシアティブジャパンによる調査では、2023年の売上上位作品のうち、「薬屋のひとりごと」は「女性まんがランキング」で1位になっています。

ebookjapanで2023年に売れた上位100作品を発表!男性まんが1位は『キングダム』、女性まんが1位は『薬屋のひとりごと』

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001017.000001485.html

LINE Digital Frontier株式会社のプレスリリース(2023年12月15日 10時20分)ebookjapanで2023年に売れた上位100作品を発表!男性まんが1位は『キングダム』、女性まんが1位は『薬屋のひとりごと』

「逃げ上手の若君」アニメ放送:2024年7月~9月

「暗殺教室」を代表作に持つ作者による、戦国時代劇アクション。原作漫画は「週刊少年ジャンプ」にて、2021年に連載開始。主人公は鎌倉幕府の執権である北条家の嫡男・北条時行で、足利尊氏によって鎌倉幕府が滅ぼされた中、時行が天下奪還を目指すという物語です。「戦って死ぬ」ことを誇りとする武士が治める戦乱の世を、「逃げて生きる」時行の姿が描かれます。緊張感とユーモアの絶妙なバランスが見どころ。戦乱の裏で繰り広げられる人間模様と戦略戦が、視聴者を引き込む作品です。

「逃げ上手の若君」は2024年3月、「第69回小学館漫画賞」を受賞しています。

「第69回小学館漫画賞」の贈呈式が開催されました | close up | 小学館

https://www.shogakukan.co.jp/closeups/476251

<br /> ■4作品が受賞。部門をなくした新しい試み<br /> 3月1日帝国ホテルにて「第69回小学館漫画賞」の贈呈式が開かれました。受賞作・受賞者は、『数字であそぼ。』(絹田村子…

「怪獣8号」アニメ放送:2024年4月~6月

怪獣アクション。原作漫画は、ウェブコミック配信サイトおよびアプリである「少年ジャンプ+」にて、2020年に連載開始。舞台は怪獣が頻繁に出没する日本で、主人公の日比野カフカは、討伐された怪獣の死体を解体処理する平凡な業者です。ひょんなことから、主人公は怪獣に変貌する特殊な力を手に入れ、怪獣から人類を防衛する「防衛隊」と共に怪獣と戦うことになります。迫力ある戦闘シーンが魅力で、現代的なヒーロー像を描く作品です。

「少年ジャンプ+」編集長の細野氏によると、同媒体で「怪獣8号」は「SPY×FAMILY」に並ぶヒット作であり、2021年8月には「少年ジャンプ+」史上最速で1億5000万閲覧数を突破しました。

目標は鬼滅超え。大ヒットを生み出す「少年ジャンプ+」 SPY×FAMILY・怪獣8号

https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1311332.html

コミック単行本が6巻で累計800万部を突破、別の作品は第2巻の発売と同時に累計100万部を突破――これらはアニメ化された話題作の話ではなく、スマホアプリ「少年ジャンプ+」に連載されている“未アニメ化”作品で起きていることだ。これら人気オリジナル作品は、紙の単行本を待つまでもなく、各話が掲載されると瞬く間に閲覧数が100万PV(ページビュー)を超える人気ぶりで、Web媒体のオリジナル作品でも大ヒットが出せるということを示した。

怪獣8号:コミックス累計1500万部突破 作者・松本直也が感謝「物語は佳境に」 テレビアニメも話題 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

https://mantan-web.jp/article/20240703dog00m200062000c.html

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の松本直也さんの人気マンガ「怪獣8号」のコミックスの電子版を含む国内の累計発行部数が、1500万部を突破したことが分かった…

「ダンジョン飯」アニメ放送:2024年1月~6月

ファンタジー冒険物語。原作漫画は漫画誌『ハルタ』にて、2014年に連載開始。主人公ライオスと仲間たちが、妹を救うため、モンスターが潜む危険なダンジョンを探索していきます。モンスターをただ討伐するだけでなく、食糧不足を解決すべく「調理し食べる」という、今までにない展開が魅力的です。冒険とグルメ要素が絶妙に融合したユニークなファンタジー作品です。

「ダンジョン飯」は、「このマンガがすごい!2016 オトコ編1位」「Amazonランキング大賞2016 Kindle本総合1位」といった受賞歴があります。

【発売記念】『このマンガがすごい!2016』 第1位を特別発表!

https://konomanga.jp/special/50146-2

全国のマンガファンのみなさま、ついに……ついにこの日をむかえました! そう! 本日、12月10日(水)より全国…

「Amazonランキング大賞2016(年間ランキング)」を発表

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000636.000004612.html

アマゾンジャパン合同会社のプレスリリース(2016年12月1日 13時48分)「Amazonランキング大賞2016(年間ランキング)」を発表

「進撃の巨人」劇場版公開:2024年11月8日

ダークファンタジー・アクション作品。物語の舞台は、人類が「巨人」と呼ばれる謎の存在に脅かされ、高い壁に囲まれた都市で暮らす世界。主人公は巨人によって故郷を破壊される中、巨人に立ち向かうことを決意します。壁外や巨人の生態を調査する「調査兵団」に加入し、巨人との壮絶な戦いを繰り広げながら、物語は人類の起源や巨人の秘密を巡る壮大な陰謀へと発展。圧倒的なアクションシーン、緻密なストーリーテリング、深い心理描写が特徴で、仲間や敵との複雑な関係性も見どころです。

「漫画全巻ドットコム」の歴代発行部数ランキングでは、「進撃の巨人」は1億4,000万部で、「鬼滅の刃」に続く9位となっていました(2024年12月12日時点)。

歴代発行部数ランキング

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検索者数は「薬屋のひとりごと」がリード

まずは世の中の関心度を探るため、各作品名の検索者数の推移を見てみましょう。

作品名の検索者数の推移

作品名(※)の検索者数の推移
調査期間:2023年12月~2024年11月
デバイス:PC&スマートフォン
(※「薬屋のひとりごと」「薬屋の独り言」「逃げ上手の若君」「逃げ若」「怪獣8号」「ダンジョン飯」「進撃の巨人」)

期間中の検索者数のピークは「薬屋のひとりごと」が頭一つ分突き抜けており、放送終了の2024年3月まで、50万人前後という高い水準をキープしています。「逃げ上手の若君」「怪獣8号」「ダンジョン飯」のピークは、30万人前後となっています。「怪獣8号」「ダンジョン飯」については波がありつつも、放送開始~終了の期間を通して高い検索者数の水準を維持しているのに対し、「逃げ上手の若君」は、放送開始の2024年7月に大きな伸びを見せ、以降は落ち着いていることがわかります。

2024年11月8日に劇場版が公開の「進撃の巨人」は、7月以降じわじわと検索者を増やし、公開月の11月の検索者は18万人でした。映画公開のタイミングで、急激に検索者が増えることはなかったようです。

長期的な話題性はどう作る?

各作品の話題性の背景には、何があるのでしょうか。
検索ワードから、生活者の検索の意図を探ってみましょう。

作品名との掛け合わせ検索ワードランキング

作品名(※)との掛け合わせ検索ワードランキング
調査期間:2023年12月~2024年11月
デバイス:PC&スマートフォン
(※「薬屋のひとりごと」「薬屋の独り言」「逃げ上手の若君」「逃げ若」「怪獣8号」「ダンジョン飯」「進撃の巨人」)

思わず「ネタバレ」検索してしまう展開

各作品名と掛け合わせて検索されたワードを見ると、「逃げ上手の若君」以外の作品では「ネタバレ」が上位ランクインしていることがわかります。「進撃の巨人」については、「考察」「解説」といったワードもよく検索されています。「逃げ上手の若君」はアニメ公開初月のみ検索者数が跳ね上がっていたことも鑑みると、一時的なキャンペーンの効果なども考えられつつも、「続きが気になる」「これはどう解釈すべきか」と思わせ、考えさせるような作品が、長期的に話題になりやすいのかもしれません。

キャンペーン投下で話題を再燃

「怪獣8号」については「モンスト」が掛け合わせワード第2位となっています。テレビアニメ「怪獣8号」が公開されたのは2024年4月~6月であり、上の検索者数の推移を見ると5月に一度検索者数が落ちてしまったものの、モンストとのコラボイベントが開催されたのが6月で、そのタイミングで再び検索者数が増えています。テレビアニメが放送開始されて時間が経ち、話題性が落ち着いたところでキャンペーンを投下し再燃させる、という戦略が功を奏した結果と考えられます。

バージョン違いで興味喚起

「薬屋のひとりごと」との掛け合わせ検索としては、「小説」「なろう」の他、「漫画」も多くの人から検索されています。原作が小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていたことや、漫画が2種類、それぞれ別の出版社から発売されていることから、「小説版も読んでみたい」「どちらの漫画を買うべき?」といったモチベーションで検索する人が多く、結果として全体の検索者数も他の作品に比べ多くなったのではないでしょうか。漫画が2種類あるからこそ、原作の小説版も読んでみたい、という人が多いのかもしれません。

「薬屋のひとりごと」2種類の漫画

なお、「月刊サンデーGX」版はミステリー部分に重点が置かれ、「月刊ビッグガンガン」版は登場人物たちの恋愛模様・人間関係に重点が置かれているようです。

「作ってみた」企画が海外で大人気

もう一度、掛け合わせワードランキングを見てみましょう。

作品名との掛け合わせ検索ワードランキング

(再掲)作品名(※)との掛け合わせ検索ワードランキング
調査期間:2023年12月~2024年11月
デバイス:PC&スマートフォン
(※「薬屋のひとりごと」「薬屋の独り言」「逃げ上手の若君」「逃げ若」「怪獣8号」「ダンジョン飯」「進撃の巨人」)

「逃げ上手の若君」「ダンジョン飯」では、「海外の反応」というワードが上位に来ています。「逃げ上手の若君」は舞台が鎌倉幕府滅亡後の日本であり、海外からも注目を集めやすいテーマなのかもしれません。

「ダンジョン飯」については、作中に登場するメニュー(「大サソリと歩き茸の水炊き」「マンドレイクのかき揚げと大蝙蝠天」など)を現実に存在する食材で作ってみたり、食べてみるような企画がYouTubeで人気のようです。

「ダンジョン飯」に関する海外クリエイターの企画(YouTube)

「薬屋のひとりごと」は女性の集客が人気の要因?

では各作品で、関心者像に違いはあるのでしょうか。
検索者の性年代をそれぞれ調べていきます。

作品名の検索者:男女比

作品名(※)の検索者:男女比
調査期間:2023年12月~2024年11月
デバイス:PC&スマートフォン
(※「薬屋のひとりごと」「薬屋の独り言」「逃げ上手の若君」「逃げ若」「怪獣8号」「ダンジョン飯」「進撃の巨人」)

「薬屋のひとりごと」が最も女性割合が高く、62%を占めていることがわかりました。なお「アニメ」検索者は下のグラフのように、男女がおよそ55%:45%で、男性が10%高くなっています。これは「怪獣8号」「ダンジョン飯」検索者と近しい割合ですが、「薬屋のひとりごと」は女性関心者が多かったことが、全体の検索者数の伸びにも繋がったと考えられます。

「アニメ」検索者:男女比

「アニメ」検索者:男女比
調査期間:2023年12月~2024年11月
デバイス:PC&スマートフォン

続いて検索者の年代です。

作品名の検索者:年代割合

作品名(※)の検索者:年代割合
調査期間:2023年12月~2024年11月
デバイス:PC&スマートフォン
(※「薬屋のひとりごと」「薬屋の独り言」「逃げ上手の若君」「逃げ若」「怪獣8号」「ダンジョン飯」「進撃の巨人」)

「薬屋のひとりごと」「怪獣8号」は、40-50代が合わせて約50%とボリュームゾーンを占める、同様の波形となっています。国内人口が多いこの年代を取り込むことは、一定の読者や話題性を生み出すために必要なファクターの1つかもしれません。

「ダンジョン飯」は30-40代の割合が高く、他の4作品とは異なる層から関心を集めている様子がうかがえます。

「逃げ上手の若君」「進撃の巨人」は他作品と比べて20代の割合が高く、20%以上を占めています。「逃げ上手の若君」の作者は「暗殺教室」も手掛けており、「暗殺教室」の検索者も20代割合が高い(下グラフ参照)ことから、作者の次回作として「逃げ上手の若君」にも興味を持つ20代が多かったのかもしれません。

「暗殺教室」検索者:年代割合

「暗殺教室」検索者:年代割合
調査期間:2023年12月~2024年11月
デバイス:PC&スマートフォン

他にどんな作品が気になっている?

各作品の関心層は、他にどのような作品に注目しているのでしょうか。
検索者が他に検索していたキーワードのうち、特徴値の高いキーワードをランキング化しました。

作品名の検索者:関心ワード

作品名(※)の検索者:関心ワード
調査期間:2023年12月~2024年11月
デバイス:PC&スマートフォン
(※「薬屋のひとりごと」「薬屋の独り言」「逃げ上手の若君」「逃げ若」)

「薬屋のひとりごと」検索者に特徴的なのは、以下の作品でした。

・真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
・ブルバスター
・ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

「真の仲間じゃないと」「ループ7回目の」はともに小説投稿サイト「小説家になろう」で、「ブルバスター」はKADOKAWAの小説投稿サイト「カクヨム」で連載されています。「薬屋のひとりごと」も「小説家になろう」が原作であり、検索者はこうした小説投稿サイト内の作品への関心が高いことがわかります。また、「追い出された先で気ままに生きる」という筋書きが、「真の仲間じゃないと」「ループ7回目の」で共通しており、検索者が注目しているテーマであることもうかがえます。

「逃げ上手の若君」では、以下の作品が上位ランクインしました。

・真夜中ぱんチ
・魔法使いになれなかった女の子の話。
・鴨乃橋ロンの禁断推理

「真夜中ぱんチ」は、3人組動画配信者のグループから脱退させられた主人公が、ヴァンパイアとその仲間とともに、登録者数100万人チャンネルを目指していく物語。「魔法使いになれなかった女の子の話。」は、模試では優秀だったものの、魔法学校の入学試験で良い成績を修められず、一時は魔法使いになることを諦めかけた主人公が、ある教師の登場によって再起していくというもの。「鴨乃橋ロンの禁断推理」は、探偵としての将来を有望視されながらも探偵行為を禁止されていた主人公が、ある刑事と出会ったことで推理を再開するというストーリーです。

上位作品のいずれも、「ある一定の地位・実力があった地点から転落してしまうものの、協力者の登場によって再起を目指す」という流れです。「逃げ上手の若君」も、鎌倉幕府の後継者である主人公が、足利氏の謀反により故郷を追われるも、ある神官に保護されて天下奪還を目指すという物語であり、ストーリーに共通点が見られます。

その他の作品については、以下のようになりました。「ダンジョン飯」で、ダンジョンの管理を行う主人公を描く「ダンジョンの中のひと」が高い特徴値でランクインするなど、検索者の関心傾向が見て取れます。

作品名の検索者:関心ワード

作品名(※)の検索者:関心ワード
調査期間:2023年12月~2024年11月
デバイス:PC&スマートフォン
(※「怪獣8号」「ダンジョン飯」「進撃の巨人」)

まとめ

今回は2024年の新規テレビアニメを振り返り、世間の関心度を調査してきました。

検索者の伸びが一時的だった作品もある中で、長期的に話題性を持続させるための再現性の高い方法としては、「続きや解釈が気になるストーリー展開にする」「話題性が落ち着きかけたタイミングで大規模キャンペーンを投下する」などが考えられそうです。また、「身近にあるもので作中のメニューを再現してみた」といった、UGC(企業でなく一般消費者によって作られたコンテンツ)が生まれやすい要素があると、SNSでの拡散も起こりやすいと考えられます。

検索者が他によく検索していた作品を見ると、「追い出された先で気ままに生きる」「ある一定の地位・実力があった地点から転落してしまうものの、協力者の登場によって再起を目指す」というストーリーが多く見られました。これは「薬屋のひとりごと」「逃げ上手の若君」の検索者で特に特徴的でしたが、こうした筋書きは最近の流行りなのかもしれません。

誰でもコンテンツを作れる時代、2025年はどのような作品に注目が集まるのか、引き続きモニタリングしていきたいと思います。

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この記事のライター

1997年生まれ、大阪大学卒。データアナリストを経て、Webマーケティング・リサーチを軸に、コンテンツディレクション、SNS運用、デジタル広告運用などを担当。現在はフリーで活動しています。

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