CCCMKHD、Vポイントの購買・行動データを活用した商業施設向けマーケティングサービスの提供を開始

CCCMKHD、Vポイントの購買・行動データを活用した商業施設向けマーケティングサービスの提供を開始

CCCMKホールディングス株式会社は、Vポイントの購買・行動データを活用した商業施設向けのマーケティングサービス「ミルート」の提供を開始したことを発表しました。


近年、都市の再開発が進み、商業施設は消費者のニーズやライフスタイルの変化に対応するため、従来の小売モデルから住宅やオフィス、エンターテインメント空間などの体験を融合させた複合施設への進化を続けています。

一方で、商業施設を取り巻く環境は、消費者のライフスタイルの多様化や消費意欲の低迷などにより厳しさを増しており、地域特性や消費者のニーズに合わせ、エビデンスに基づいた戦略の策定や実行がますます重要となってきています。

今回CCCMKホールディングスが提供を開始した「ミルート」は、「都市をみると、未来がわかる」をコンセプトに、同社が保有するVポイントの多種多様な購買・行動データをもとに顧客分析や市場調査を行い、ターゲット設計やコンセプト開発、コミュニケーションプラン制作やプロモーション実施まで一気通貫で提供するマーケティングサービスです。

実施後は、来訪者計測や定点での満足度調査を実施し、更なる商業施設の認知や集客力向上のための施策に活かすことが可能。企画設計から実行、効果検証までを一貫して行うこの商業施設向けのマーケティングサービスは、企業や団体が抱える商業分野でのさまざまなニーズや課題に対して、最適なアプローチを提供するとのことです。

商業施設向けマーケティングサービス「ミルート」の概要

「ミルート」は、「都市をみると、未来がわかる」をコンセプトに都市をかたちづくる企業や団体の商業施設分野にデータを提供し分析を行うマーケティングサービスです。

1. 商圏ユーザー分析

Vポイントの実購買・行動データを活用し、対象地域に居住・来訪する人物像を分析し、競合施設や集客目標エリアとの比較をすることで、商業施設へ訪れる人物像をペルソナ化し、ターゲット層を策定します。

2. 調査による実態把握

「Vアンケート※」やグループインタビューなどを活用し、顧客の声や顧客満足度、要望やアイデアを調査することで、施設周辺のターゲット層にはどのような需要があるかのインサイトが把握できます。

3. コンセプト開発

ペルソナ分析により導き出された人物像や消費者ニーズをもとに、対象地域の魅力がより効果的に伝わる、具体的な顧客像に基づいたコンセプト開発を行います。テナント誘致や商業施設リニューアルの指標、イベントや商品開発などに役立てることが可能です。

4. コミュニケーションプラン制作

ターゲット層へ効果的に情報を伝達するための戦略的なコミュニケーションプランを作成します。

プラン策定後は、CCCグループの各施設でのイベントや広告での実績を活かし、集客やブランドの浸透、満足度の向上など目的に合わせたプロモーションを行うことができます。

5. 効果検証CRM

対象地域の店舗利用データやリサーチなどから広告配信者層の来訪実績や満足度を計測し、効果検証を行い、レポーティングの結果をフィードバックします。

出典元:CCCMKホールディングス株式会社

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001088.000000983.html

※詳細については出典元の企業にお問い合わせください。

この記事のライター

マナミナは" まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン "。
市場の動向や消費者の気持ちをデータを調査して伝えます。

編集部は、メディア出身者やデータ分析プロジェクト経験者、マーケティングコンサルタント、広告代理店出身者まで、様々なバックグラウンドのメンバーが集まりました。イメージは「仲の良いパートナー会社の人」。難しいことも簡単に、「みんながまなべる」メディアをめざして、日々情報を発信しています。

関連するキーワード


マーケティング

関連する投稿


約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

約7割が再来店につながらず...単発購入で終わる顧客が増加傾向?小売業のリピーター獲得に立ちはだかる壁とは【iTAN調査】

株式会社iTANは、小売店経営者・店舗責任者・マーケティング担当者を対象に、「小売業界における再来店促進と顧客接点の実態」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

「1円スマホ」の購入経験者は約1割も、機会があれば利用したい人は約5割と利用に前向きな姿勢あり【イード調査】

株式会社イードは、スマートフォンやデジタルライフについてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、1円スマホに関心のあるユーザーを対象に「1円スマホ」に関する関心・意向についてアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

電通デジタル、リテールメディアが生活者にもたらす購買行動とブランド指標への影響についての調査結果を公開

株式会社電通デジタルは、生活者のリテールメディアへの接触が購買行動およびブランド認知に与える影響を明らかにするため、「2025年 リテールメディア調査」を実施し、結果を公開しました。


若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

若年層の消費行動、2025年8月に増えたのは「外食/カフェの飲食やテイクアウト」が最多【LINEリサーチ調査】

LINEリサーチは、全国の15~24歳を対象に「直近1か月で、ふだんより多くお金を使った項目」についての2025年9月期の調査を実施し、結果を公開しました。


AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

AIエージェントを導入している企業は35%!生成AIの導入スピードを上回る【BCG調査】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は、MITスローン・マネジメント・レビュー誌(MIT SMR)と共同で、AIによるビジネスへの影響に関するレポート「The Emerging Agentic Enterprise: How Leaders Must Navigate a New Age of AI」を発表しました。


ページトップへ