Dockpit(ドックピット)とは
マナミナを運営している株式会社ヴァリューズが開発した『Dockpit(ドックピット)』は、「Data×Cockpit」のコンセプトから誕生しました。
パイロットが正しい方向へ飛ぶために必要不可欠な操縦席=コックピット(Cockpit)のように、マーケターというパイロットに様々な情報(Data)をダッシュボードで提供し、マーケターの活動が飛躍的に進み続けるために大切なツール、という意味を込めています。
例えば、
「競合や市場・ユーザーの動きがわからない…」
「データはたくさんあるが、どれを見ればいいかわからない…」
「ツールが色々あって、どれを使えばいいかわからない…」
そんなマーケティングによくあるお悩みも、Dockpitなら解決できます。
Dockpitで実現できること
・ヴァリューズ独自の膨大なWeb行動ログデータから、3C(自社・競合・市場)を手軽に分析できる
・サマリーで概観を把握した後、深堀り分析できるのでリサーチの時間とコストを大幅に削減
・1つのツールで様々なリサーチができる。保存機能・データ共有機能など実務で役立つ機能も充実
Dockpitは、限られた時間でたくさんの情報を必要とするマーケターのために開発されたマーケティングツールです。3C(自社・競合・市場)を俯瞰し、マーケティングを継続的に成功させるPDCAにおいて、必要不可欠な“マーケターのためのリサーチエンジン”として活用いただけることを目指しています。
Dockpitの特徴
DockpitはWeb行動ログを中心とした分析ツールです。ヴァリューズが保有する国内250万人規模の消費者パネルのWeb行動データから、自社だけでなく他社も含む様々なWebサイトのアクセスログ、検索キーワードと属性情報の掛け合わせでターゲットユーザーの関心ごとを確認したり、複数サイト間のユーザー比較やユーザー属性、人気コンテンツを把握することができます。
データの分析と聞くと難しそうな印象を持たれる方も多いかと思いますが、Dockpitはデータ分析初心者の方にもおすすめのツールです。分析結果がサマリーとして、視覚的にわかりやすい形で表示されるため、どのデータに注目すれば良いのか一目瞭然。また、気になるデータはクリック1つで詳細分析可能なため、欲しい情報に素早くアクセスすることができます。
キーワード分析のダッシュボード例
ユーザー数やセッション数の推移だけでなく、検索ユーザーの性年代などもわかる
そんなDockpitには、大きく4つの機能が備わっています。
①キーワード分析
気になるキーワードを入力し、対象キーワード検索者の推移や属性情報、掛け合わせワードや流入サイトなどを分析できます。また、期間ごとの検索ワードの特徴を可視化し、季節トレンドを見つけ出すことも可能です。
②競合分析
各サイトを比較分析することで、ベンチマークサイトを見つけたり、サイト間の併用状況などを確認することができます。
③業界分析
ユーザー数などから市場規模を確認したり、各社の業界シェア率や集客構造の分析から市場環境を網羅的に把握できます。
④トレンド分析
急上昇しているサイトやキーワードを業界ごとに分析し、色々な軸からトレンドを把握できます。
これらの機能が1つに集約されたDockpitは、マーケターのみなさんの様々なニーズに応え、多方面にわたるデータ分析にご活用いただけます。
どんなことに役立つツール?
それでは、Dockpitは実際にどのような場面で活用できるのでしょうか。
それぞれの活用事例を交えながら、“リサーチ”と“マーケティング”の2つの側面からご紹介します。
■リサーチ
市場環境や競合状況、トレンドなどをスピーディーに把握
①市場環境
市場規模/業界シェア/ユーザー属性/集客構造などの市場環境を、網羅的に把握することができます。
②競合状況
ベンチマークサイトの発見、サイト間併用状況などから各サイトの現状を細かく分析できます。
③トレンド
Web上のトレンドを、サイト、キーワード、季節など様々な軸から把握可能です。
【調査事例】ビール業界
コロナ影響で家飲みが増加し、家庭での消費量が増えていると言われているビール。
ビール市場の現状や競合状況、トレンドを分析してみましょう。
まず、検索キーワードに「ビール」と入力し、サマリーを出力します。
2020年4月以降ユーザー数が大幅に増え、消費者ニーズが拡大していることがわかります。
さらにユーザー属性をクリックし、属性情報を詳しく分析してみましょう。
男性の割合が高く、20代~40代がコア層であることがわかります。
続いて、季節比較から3カ月ごとの検索キーワードの特徴を可視化し、季節トレンドを調べてみます。
2020年6月以降は「税金」や「値段」など価格に関するワードが増えており、2020年10月の酒税変更への関心が高まっていることがわかります。
他にも自社と他社のユーザー属性を比較したり、流入ページを確認したりと、Dockpitでは様々な角度から分析が可能です。
■マーケティング
メディアプランニングやコンテンツ製作に加え、検索集客の強化や施策の効果測定も可能
①メディアプランニング
Webメディアとのタイアップの検討材料として活用できます。
②コンテンツ制作
ターゲットユーザーの分析やユーザーニーズの理解により、コンテンツの戦略~戦術の策定まで一気通貫で活用いただけます。
③検索集客の強化
キーワードを網羅し、効果的なキーワードリストを作成することができます。
④施策の効果測定
広告接触者の把握やブランド名検索量の把握により、施策の効果を測定することもできます。
ターゲットユーザーの絞り込みからニーズを活かしたコンテンツ制作まで、Dockpitでは幅広い業務をカバーすることが可能です。
アンケートによる定量調査やインタビューなどの定性調査には、多くの時間と費用がかかります。そのため、なかなかデータ分析にまで手が回らず、後回しになっているという方も多いかと思います。
Dockpitを使えば「手軽に」そして「スピーディーに」データ分析が可能です。
Dockpitには一部無料で使える機能もありますので、ぜひお試しください。
Dockpit 無料版の登録方法
Dockpitの無料版は、以下ボタンよりDockpitサービスサイトに進み、TOPページの「無料登録」ボタンからお手続きください。
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