【トレンド調査】オリンピック影響で「gorin.jp」のサイトユーザー数が急上昇|2021年7月急上昇サイト

【トレンド調査】オリンピック影響で「gorin.jp」のサイトユーザー数が急上昇|2021年7月急上昇サイト

2021年7月にユーザー数を伸ばしたWebサイトは? SaaS型のWeb行動ログ分析ツール「Dockpit(ドックピット)」を使うと、どんな人がどんなWebサイトを見ているのか、いろいろな切り口で簡単に調べることができます。今回はDockpitを使って訪問ユーザー数の前月比が急上昇したWebサイトを調査しました。


2021年7月の急上昇サイトは?

こんにちは、マナミナ編集部です。まず早速、2021年7月の急上昇サイトランキングを見てみましょう。

2021年7月の前月比急上昇サイトランキング(対象はPC&スマートフォン、「Dockpit」トレンド分析より)
※gorin.jpの表示名が「ソチオリンピック公式競技動画」となっておりますが、正しくは「民放オリンピック公式動画サイト」です。

こちらは、Web行動ログ分析ツール「Dockpit(ドックピット)」のトレンド分析機能を用いて、Webサイト訪問ユーザー数の前月比Top30をランキング表示したもの。この中から注目のサイトを紹介することで、市場のトレンドを紐解いていきます。

東京2020オリンピック関連のサイトが上位にランクイン

それでは、1位〜30位にランクインしたなかで、トレンドとして注目のサイトをいくつかご紹介します。

■1位:gorin.jp

1位にランクインしたのは民放テレビ局のオリンピック公式動画サイト「gorin.jp」でした。gorin.jpでは東京2020オリンピックの民放各局で放送する競技の全てのライブ配信が行われました。

ユーザー推移を確認すると、約2万人であったユーザー数が4月に約354万人に急増したことがわかります。

2021年2月~2021年7月の「gorin.jp」のユーザー数推移

新型コロナウイルスの影響で1年延期された東京オリンピックが7月23日に開幕。東京都の緊急事態宣言を受け、無観客で行われることになり、テレビやネットを通じて競技の模様が放送されました。gorin.jpはスマホやPCから観戦できるため、多くの人が利用したと考えられます。

■3位:暑中見舞い・残暑見舞い テンプレート

3位は「暑中見舞い・残暑見舞いテンプレート」がランクイン。こちらのサイトでは2021年の暑中見舞い・残暑見舞いテンプレートがダウンロードできます。

急上昇の原因を集客構造の推移から探っていきましょう。

2021年6月〜2021年7月の「暑中見舞い・残暑見舞いテンプレート」の集客構造推移(「Dockpit」競合分析より)

7月はメールやアフィリエイト広告からの流入が増加したことがわかります。

今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、人と会う機会が減りました。メールや広告をきっかけに、暑中見舞い・残暑見舞いを送ることで、なかなか会えない知人や友人に近況報告をする人も多かったのではないでしょうか。

大規模フェスの開催中止や甲子園もトレンドランキング入り

■10位:ユニバーサルデザインフード|日本介護食品協議会

10位は日本介護食品協議会が運営する「ユニバーサルデザインフード」でした。ユニバーサルデザインフードとは、日常の食事から介護食まで使える、食べやすさに配慮した食品です。こちらのサイトでは様々なユニバーサルデザインフードの商品を紹介しています。

急上昇の原因をコンテンツランキングから探っていきましょう。

「ユニバーサルデザインフード」のコンテンツランキング(「Dockpit」競合分析より)

UU数を集めた上位ページは、ユニバーサルデザインフードのプレゼントキャンペーンに関するページでした。

どのようにユーザーをサイトに流入したのか、集客構造から探っていきましょう。

2021年6月〜2021年7月の「ユニバーサルデザインフード」の集客構造推移(「Dockpit」競合分析より)

6月と比較して外部サイトからの流入が急増したことが分かります。さらに外部サイトの流入元内訳を確認すると、GMOインターネットグループが運営するポイントサイト「PointTown」からの流入が上位を占めていました。

2021年7月の「ユニバーサルデザインフード」の集客構造・外部サイトランキング (「Dockpit」画面より)

ユニバーサルデザインの日を記念して、日本介護食品協議会ではプレゼントキャンペーンを実施。集客力の高いポイントサイトで広告することで、キャンペーンに興味を持った訪問者を急増させたのではないでしょうか。

■16位:茨城県医師会

16位は「茨城県医師会」の公式ホームページでした。

急上昇の原因をコンテンツランキングで確認しましょう。

「茨城県医師会」のコンテンツランキング(「Dockpit」競合分析より)

UU数を集めた1位のページは、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」に関する要請についてのページでした。

日本最大級の野外音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」は7月7日に突然、今年の開催中止を発表。開催地の茨城県医師会の代表者にフェスに対する要望書を手渡され、フェスの開催中止または延期を求められたことが原因とされています。そのため、開催を心待ちにしていた多くのファンが茨城県医師会のHPに殺到したと考えられます。

■18位:暑中見舞い・残暑見舞いはがき印刷の挨拶状.com【2021年】

18位は暑中見舞い・残暑見舞い印刷専門サイト「挨拶状ドットコム暑中見舞い」でした。3位と同様に季節柄の影響が強いと考えられます。

ではどのようにユーザーをサイトに集客したのか、集客構造の推移から探っていきましょう。

2021年6月〜2021年7月の「挨拶状ドットコム暑中見舞い」の集客構造推移(「Dockpit」競合分析より)

アフィリエイト広告とメールからの流入が急増したことが分かります。これも3位の「暑中見舞い・残暑見舞い テンプレート」と同様の傾向です。

■21位:千葉県高校野球速報

21位は「千葉県高校野球速報」の公式ホームページでした。夏の甲子園(第103回全国高等学校野球選手権)の予選である千葉県大会が、7月4日から開催されました。千葉県は「戦国千葉」と称されることもあるほど学校数が多く、「銚子商」「木更津総合」「習志野」「市船橋」などの強豪校が毎年しのぎを削っています。

昨年の甲子園はコロナ禍で中止でした。2年ぶりの開催であったため、注目度が高かったのではないかと考えられます。

まとめ

最後に7月に急上昇したサイトと、その増加要因をまとめます。

1位にはオリンピック公式競技動画配信サイト「gorin.jp」がランクイン。プログラムは無観客で行われた中、ネット上で気軽に競技を観戦できるgorin.jpは利便性が高く、多くのユーザーを集めたと考えられます。

季節柄の影響も大きく現れました。3位の「暑中見舞い・残暑見舞い テンプレート」と18位の「挨拶状ドットコム暑中見舞い」はいずれも、アフィリエイト広告とメールからの流入によって訪問者が急増。コロナ禍でなかなか会えない知人や友人に、暑中見舞い・残暑見舞いを通して連絡を取りたいと考える人が多かったのではないでしょうか。

本記事のデータはWeb行動ログ調査ツールのDockpitを使用しています。詳細な機能を知りたい方はぜひ無料版を使ってみてください。

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