調査結果詳細
■アンケート対象者
アンケート対象者は約1,000名。各性年代の回答数を世代別人口構成比に合わせ、”日本の縮図”となるような形で調査をしています。
■お店を検索する際に最も使われるのはGoogle検索、次いでGoogleマップ
お店を検索する際に使うツールを聞いたところ、トップがGoogleなどの検索エンジン、次いでGoogleマップなどの地図サービスでした。検索エンジンでも地図サービスでもGoogleがシェア1位を獲得しており、Googleの影響力が高いことがわかります。
■Z世代ではSNSの割合が高いが、それでもGoogle検索のほうが使われている
10〜20代の若い世代に限ると、30代以上よりも「SNSでお店を探す人」の割合が多くなっています。ただし、Google検索がトップなのはZ世代でも共通であることがわかりました。このデータを円グラフにしたのが、以下です。
昨今よく言われる「Z世代はググらない」というのは必ずしも正しくなく、SNSと検索エンジンを併用してお店を探している、という検索行動が見えてきます。
■飲食店探しで「グルメサイト離れ」はまだ起きていない
飲食店を検索する際に使うツールを聞いたところ、トップはグルメサイト、次いでGoogleマップという結果になりました。「グルメサイトが使われなくなっている」という論調もありますが、まだまだ飲食店探しにおける影響力は絶大のようです。
■ただし、Z世代ではGoogleマップが優勢
一方、10代は「Googleマップ > SNS > グルメサイト」の順、20代は「Googleマップ > グルメサイト > SNS」の順となっており、若い世代はGoogleマップやSNSを活用している傾向にあります。マーケティング施策を行う際には、ターゲットの年代に合わせて情報発信先を調整する必要がありそうです。
■Z世代は、口コミを他の世代よりも参考にしている
微々たる差ではありますが、10〜20代の若い世代のほうが、口コミを参考にしていることがわかりました。口コミを読んだことで行動変化する(行くのを決める / やめる)という人は7割にのぼっており、今後もこの割合はデジタルリテラシーの高まりとともに増えていくことが予想されます。
■「口コミを普段からよく見る人」も、Z世代では半数を超える
10〜20代の若い世代では、「普段から口コミを見ている人」も半数を超えています。
■Z世代は、口コミを書く割合も高い
10〜20代の若い世代のほうが、口コミを書く割合も高くなっています。
結論として、Z世代(10〜20代)は、中高年層と比較して口コミを参考にする割合が高く、今後、現在は若い「デジタルネイティブ」なZ世代が“多数派”の世の中になることから、口コミは今まで以上に重要になるだろうと考えられます。
その他、「飲食店における口コミの影響力【金額別】」「小売業・サービス業の業種別口コミ影響度」など、より詳しいデータをレポートとして用意しています。
調査概要
・調査時期:2023年5月9日〜2023年5月10日
・回答者数:996名
・調査対象:
・[年齢]15歳以上 79歳以下の男女を、世代別人口構成比率に合わせてアンケート実施
・[居住地] 北海道,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,愛知県,大阪府,兵庫県,福岡県
・調査方法:アンケートツール(Freeasy)を使用したインターネット調査
出典元:株式会社mov
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000307.000024246.html
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